5日 担当の療法士は連休で休み。代わりに来たのは若いイケメンのＮ療法士だ。これまでも代替で4人の男性が来たが、みんな若いイケメンで好感度抜群。若いイケメンと話をしながらのリハビリは楽しい。だってどんなに歳をとっても、どうせなら若いイケメンがいいに決まってるもんネ。 午後のリハビリは左足の筋トレが中心で、太ももの重りが3㎏になった。次に斜めになった小さな2つの台に乗って3分間静止。安定感を鍛えるそ . . . 本文を読む
31日 杖なし歩行もだいぶ慣れて来たが、まだ左足がしゃんとしないので、体が横に傾いてひょこたんひょこたんしているのが分かる。 午後、筋トレが終わると杖なし歩行だ。日に日に距離が伸びてゆくのはうれしい。明日から連休があけていつものＮ療法士になるが、杖なしで歩けるようになったのを知ったら驚くだろうなあ。 明日ははや4月、新元号が「令和」と決まった。5月1日から新元号になるが、平成の内に退院できるだろ . . . 本文を読む
27日 今日は朝から気温が高く、本格的な春の訪れを感じさせる穏やかな一日だった。午後のリハビリは外へ出て、約200メートルあるという病棟を一周した。杖をついて階段を下りて1階の出口へ、55日ぶりの外の世界だ。今までは天井ばかり見ていたが、青空の下、新鮮な空気を吸いながら歩く気持ち良さ、生き返ったような気持ちだった。 明日からは歩行器を返上して杖だけで歩くように言われた。毎朝新聞と水を買いに行くの . . . 本文を読む
22日、そろそろ4月になるが、退院できるのは4月半ばか、いや末ごろか。ここで何度衣更えをすればいいのかなあ。 今日のリハビリは、いつもの電気治療のあと膝の角度を測る。135度、右足の140度にあと少しだ。 段差の低い階段の上り下りもだいぶ慣れてきた。痛みも徐々に薄らいできたので、意識して左足に重心をかけて歩くようにしている。 23日、明け方、杖なしでひょこひょこ歩いている夢を見た。朝方見る夢は正 . . . 本文を読む
19日 姪に入院費の支払いに行ってもらったら、2月の28日分で私の生活費2ヶ月分がぶっ飛んだ。このあとどれだけ要るか、金欠病にならないうちに早く退院しなきゃあなあ。 1回目のリハビリは9時から1時間。片手で平行棒のバーを持って歩く練習だ。利き手の右手では大丈夫だが、左手だと体がふらついてうまく歩けない。 2回目は1時20分から1時間。杖をついて床に張ってある色テープに沿って真っ直ぐ歩き、その歩く . . . 本文を読む
今年初めて、いや令和になって初めて、我が家の前の景色である。 午前５時３４分 今朝は霧が深い。 午前５時３６分 お日様が顔をだした。晴れるかな？ 午前５時３８分 晴れるかと思ったが、ますますひどくなってゆく。 午前６時２０分 日が照っているのにすごい霧だ。 午前7時、もう橋も何もまったく見えない。おかしなお天気だなあ。
先日、県北から親友たち3人がやってき . . . 本文を読む
16日、鬼軍曹が行うリハビリは今日が最後だ。リハビリ室の段差の低い階段の上り下りを20回。片手は手すりを持っているとはいえ、杖をついて階段を上るのは怖かったが、何とかクリアできた。 終わって「さあ帰りましょうか」と言いながら、手提げ袋みたいものを差し出す。中に2㎏のおもりが入っているそうで、それを持って杖をついて帰れというのである。 「転んだらどうします？」「転びませんよ」と涼しい顔。私が「杖で . . . 本文を読む
9日 鬼軍曹の代わりは若いイケメン、22歳で理学療法士になって2年目だとか。だが職業柄、若くても今どきの若者と違って落ち着いて見える。言葉遣いも丁寧で優しい。若いっていいなあ、自分も若返ったような気分になった。ウフッ！ 電気治療のあと左膝の曲がり具合を測ったら95度。だが太ももの外側の筋肉がすごく硬い。これが柔らかくなったらもっとスムーズに曲がるだろうになあ。 鬼軍曹に言われた通り、昼間は一人で . . . 本文を読む
5日、リハビリのとき、鬼軍曹に「杖だけなんて怖くて無理です。お願いだから歩行器を取り上げないで」ど直談判。マジで悩んで眠れなかったと話すと「大丈夫、一気にそんなことしませんよ。夜のトイレや新聞を買いにいくときは歩行器で、時と場合によって使い分けましょう。ちゃんと考えてますよ」と言われて安心した。もう彼に任せて余計なことは考えないでいよう。 6日、入院して34日目。まな板の上の鯉たから、じたばたし . . . 本文を読む
1日、今日から3月。午後のリハビリでまた泣かされた。膝が曲がらなかったらどうにもならない、と分かってはいても痛いのだけはイヤだ。 でも膝が曲がらないだけで、ほとんどのことは一人でできるようになった。今までは蒸しタオルをくれていたが、明日の朝からは自分で顔を洗うように…だって。甘えるなってことだね。 2日、今日のリハビリはきつかった。いつものように膝を曲げる練習がすむと「歩きましょう . . . 本文を読む
