諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

ブラックバスは殺せない。

2017年11月15日 08時46分00秒 | 動物
震災以来、釣りしていないです。故郷である福島県いわき市の禊旅でも大雨で釣りはしていません。松川浦に到着した時は快晴でしたけど、誰も釣れていなかったから釣りをしようとも思わなかった。まだ私には許されていないのだと思います。

それよりも前からブラックバスを釣りたいと思っているのですが、これは酷いなぁーと思って躊躇しています。私、犯罪者にはなりたくないので。

例えば宮城県の河川や沼、湖に出かけてブラックバスを釣った。また楽しませてくれとリリース(再放流)した。これで私は犯罪者となります。

どうですか。何故、私が犯罪者になるのかお分かりでしょうか。

釣ったブラックバスをリリースすると宮城県の法律では罪になるのです。これはいくらなんでもあんまりでしょ。

ブラックバスを釣り上げた。次に私がするべき事は釣ったブラックバスを殺す事です。そうしないと有罪です。そんな事、私には出来ません。だから私は宮城県でブラックバス釣りをしなくなったのです。

わざわざ私の分割式ボートをカートップトップして、友人のパジェロで福島県の檜原湖までスモールマウスバスを釣りに行ってたのもその為です。釣った魚を殺したくなかったのです。

海の魚や渓流魚を釣って持ち帰り、焼いて食べた事はあります。命を頂いたのです。でもただ単に殺すのは嫌。この気持ち、分っていただけますでしょうか。

関東ではブラックバスを姫鱸の名で食べさせる店があるそうですが、沼にいるブラックバスは臭みがあって食べれたものじゃないらしいです。

私の憧れの野田知佑氏はブラックバスの腹の中にクレソン等の香草を入れてホイル焼きにして食べている様ですが、私にはそこまでの意欲はない。食べたいとは思わない。だからリリースする。それが犯罪。困りました。

ブラックバスは外来魚で生態系を崩すのは分かっています。私はヘラブナ釣りもする。ヘラブナを食べるブラックバスを嫌っていた時代があります。でもブラックバスには罪はない。釣ったら殺さないと罪になるなんて法律、いくら何でも酷過ぎる。本当に宮城県はおかしいわ。

ヘラブナのルーツ、源五郎鮒が生まれた琵琶湖でもブラックバス等の外来魚の被害が多かった。行政は1匹400円で琵琶湖のブラックバスを買い取る方針を固めた。それを聞いて全国のホームレスが集まり、釣りまくってブラックバスが激減したと言う嘘のような話を聞いていますが、ただ単に殺す為に釣るのは辛いです。滋賀県では買い取ったブラックバスを肥料にしたらしいので、せめてもの救いではありますが。

宮城県でもせめて外来魚ボックスをブラックバス・ブルーギルが釣れる湖沼に設置し、外来魚を回収。ねんごろに供養して肥料として地に還すのが、せめてもの外来魚たちの命を繋ぐ方法だと思います。

その位の事はして欲しい。そんなところから変えていかないと本当に良い県にはならないと思う。対応を考えて欲しいと思います。


ではでは。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする