先日、都内のある商店の軒下で子育てに励む親ツバメの姿が報道されていた。この商店にはもう20年も毎年ツバメがやって来て、巣を造り、卵を産んで、子を育て、そして旅立っていくそうだ。
餌をゲットして巣に帰った親ツバメが大きな口を開けている子ツバメに餌を与える姿は何とも微笑ましいので、私もそのようなツバメを撮りたいと思った。
だが私が住むこのあたりでは、スズメもカラスの数も減ったが、ツバメの姿を見ることが無くなってしまった。私が園芸農家で働いていた頃には農道に溜まった水を目がけてたくさんのツバメが飛来したこともあった。
自然環境の変化でツバメも多いに迷惑していることだろうが、私がツバメを撮るチャンスはまず無いと諦めていた。
だが私にはまだまだ良い運がありそうだ。
今日、妻と空堀川沿いを歩いていたら、大沼田橋を過ぎた右岸で水枯れして白く露呈した川底を見ていたら、突然川沿いでは見たこともない鳥が二羽やってきた。水枯れしているが、一部の川底には残り水があるのでその場所に来たらしい。
鳥の名は判らないがその姿格好から 「もしかしたらツバメでは?」 と思い、慌ててカメラをズームアップして撮ったがすぐに飛び去ってしまった。
家に帰ってからウィキペディアで 「ツバメ」 を調べると、形態として 『全長は約17cm、翼開長は約32cm。背は光沢のある藍黒色で、喉と額が赤い。腹は白く、胸に黒い横帯がある。尾は長く切れ込みの深い二股形』 と説明されているのでツバメに間違いないようだ。
三枚撮るのがやっとだったが、もう少しズームアップして撮りたかったが、あまりアップすると手ぶれを起こすカメラなのでやや控えめにして撮ったつもりだ。
私は生まれて始めてツバメを撮った。 「へえ~ ツバメってこのような姿をしているんだ」 と、パソコンで拡大された画像を暫し眺めていた。
さらに説明では 『日本で繁殖するツバメの主な越冬地は台湾、フィリピン、ボルネオ島北部、マレー半島、ジャワ島などである』 とのことなので、あのような小型の翼でよくも長距離が飛べるものです。
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写真説明: ツバメを撮った 撮影場所: 空堀川沿い右岸にて 撮影日: H300526
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