Un Altro Paese:伊(異)国にて、、、

 イタリア:訪れたお気に入りの場所、映画、小説、音楽なによりも大好きな写真を添えて,独断と偏見による日記帳です。

写真はレンズで決まる 2.

2009-04-27 00:29:51 | カメラ

Epson R-D1 Voigtlander Nokton 35mm F1,2 Iso 400 Firenze

 コシナの光学設計技術の集大成とも言えるこのレンズ、絶大な信頼を寄せています。解像感が素晴らしい。R-D1M8との相性も抜群です。このレンズはカラーで撮った時により一層真価が発揮されます。凛とした空気感を写しこんでくれ、開放からバンバン使えますのでノクトンの名前のとおり、光の少ないところでも威力を発揮してくれます。絞ってもいい感じ、開放のピンの薄さとコントラスト、色乗り、どれをとっても言うところがありません。開放からシャープな現代的レンズですが35mm焦点域、カラーで撮るなら私が使った中ではこれが最高峰だと思います。


今、ヨーロッパで一番人気がある日本人:Noriyuki Haga

2009-04-24 14:13:16 | 日記

Olympus E-1 Zuiko 50-200mm F2,8-3,5 Iso100 Brno (Czech Rep)

 ヨーロッパで今一番人気のある日本人アスリートは?間違いなくこの人、、、Noriyuki Haga、アグレッシブで爆発的、あきらめない走りからNitro Noriと呼ばれヨーロッパで絶大な人気を誇る、長年のパートナーでありシンボルでもあったヤマハを離れ、今年からスーパーバイクのチャンピョンチーム、ドゥカティゼロックスエースライダーに抜擢、悲願のチャンピョンに向けて走る。

 彼のオーストラリア、フィリップアイランド直後の日本帰国で行われたロングインタビュー翻訳記事をイタリアの雑誌今月号のモンドドカティ(3.90ユーロ、興味深い記事なのでイタリア在の人達はエディコラで買ってください^^)に掲載しています。スーパーバイクはいわゆる生産車からデリバリーされたカテゴリーでモトGPが最新のテクノロジーの集結だとするともっと生産車に近い(あくまで形ですが、、)言い換えれば、成績の良し悪しは販売、生産車のイメージに直結、各社とも力を要れ今年からは新たにBMW、アプリリアの2社が参戦している。ドゥカティゼロックスチームはチャンピョン要請チーム、チャンピョンを獲得し引退したオーストラリアのトロイベイリーズの後を引き継ぎ、イタリアのマックスビアッジを差し置いて芳賀選手は抜擢された。人気、実力ともにずばぬけています、、余談ですが我々バイクファンの間ではモトGPよりスーパーバイク選手権の方がバトル、熱い走りが見られて断然面白い、、、と考えられています。

 芳賀選手(N.41)の熱い走りは

http://www.youtube.com/watch?v=XWRd3wBmkz8

http://www.youtube.com/watch?v=TjMMYwHhKs4&feature=related

予選13番手からロケットスタートで2週目には2番手!2009の開幕戦

http://www.youtube.com/watch?v=WKw9Eo9o2eQ&feature=fvsr

 皆さん応援しましょう。Forza Nori!!


FIAT500とイタリア人

2009-04-22 14:34:37 | 日記

Contax RTSⅢ Vario Sonnar 28-85mm F3,3-4,0 Ilford Delta 400 Martina Franca

 旧ブログにも書いたことがあるけれど、フィアット500のある情景が好きです、、イタリア人が、日常的に酷使しているともっといい、、イタリアの良き時代をしのばせてくれます。1960年代、7月最後の金曜日、トリノのフィアット工場前には、ヴァカンスの荷物でバンバンに膨れ上がったフィアット500が何十台も並んでいたようです、、、そのままヴァカンスに向けて出発、、海に山に、、若いカップルの、家族の夢を一緒に運んでいったイタリア復活の象徴、、新しい500が街に馴染むようになって路上から消え去ろうとしています。機会はどんどん減っていくけれど、500と人のかかわる情景を撮れたらな、、と思っています。


ピアノのこと 2

2009-04-19 18:56:38 | 日記

Sony α900 Vario Sonnar 24-70mm F2,8 Iso 200 Dozza

 ピアノを習っていて良かったな、、、と思ったのは他でもない、、、ボスニア滞在時だ。銃痕の後が目立つ学校で調律されていないピアノを何度か子供たちの前で弾いた。もちろん時を経て腕前は落ちる一方だったが、音楽というのは国境、言語をはるかに越えるコミュニュケーションであることを実感した。

 時間がなくてなかなか弾けないが電子ピアノを時折弾いている、、、鍵盤を叩くと早い時期から一人で日曜日、ピアノの先生のところに通っていたあの頃を思い出す。ローカル線でタンポポの花畑を通り抜け通ったこの春の時期を、、、ピアノの先生は亡くなり、レッスンのためのアパートも今はもうない、、長い時間が過ぎてしまったが、ピアノを一生の趣味にしたいと思っている。


ピアノのこと

2009-04-18 02:18:50 | 日記

Sony α900 Vario Sonnar 24-70mm F2,8 Iso100 Sangalgano

 

 幼い頃、ピアノを習っていた、、、7年と少し続けて、ソナタの2までいったからまあ悪くはなかったと思う。特にサッカーを習い始める小学校4年生までの3年と少し、、、我ながら伸びが速かったと思っている。

 悲しいかな日本の田舎小学校、男性でピアノを弾くのは多分すべての学年を含めて自分ひとりだったと思います。追っかけみたいな熱烈なファン?(笑)もついて実は楽しかったけれど、、、ピアノは女性のもの(まったく馬鹿な偏見です、、ヨーロッパだとほぼ逆ですよね)そんな雰囲気やクラスの友達の意見を気にして少しずつ、練習が疎かに、、、期待していた先生もがっくりだったと思う。中学生になりいわゆる思春期、反抗期に入り、ピアノ離れが決定的に、、、

 そんなピアノを久しぶりに弾きたいと思ったのはいつのことだったろうか、、、本格的に社会人になってから?ピアノの有名な曲、ショパンやジョージウインストン、坂本龍一など気に入った曲をまあ好き勝手に実家に帰った時、弾いていた(つづく)