神幸記 ~西野神社神職のみこしブログ~

◆◆◆神輿渡御奉仕記録&神輿関連情報◆◆◆
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豊足神社 神輿渡御

2015年06月28日 | 平成27年 他社・他会の神輿渡御
今日は、札幌の隣町・小樽市の銭函に鎮座する、豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)様・藤原三吉命(ふじわらのみよしのみこと)様・大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)様の三柱を御祭神としてお祀りする豊足(とよたり)神社で、午後2半から5時にかけて、同神社例祭に伴う神輿渡御が行われました。
今回、西野神社からは、神力會の会員さん達5人と、私を含む神職2人の計7人が、御神輿の担ぎ手として助成に行ってまいりました。
ちなみに、私にとって、豊足神社の御神輿を担ぐのは、平成24年の渡御以来、3年ぶりでした。

午後1時半に車で西野神社を出発した私達一行は、2時頃には、今回の御神輿の宮出しの場所となる「小樽市銭函市民センター」に到着しました。
そして豊足神社の2基の御神輿は、定刻より少し遅れて2時半過ぎ頃から、同神社の神輿会「豊心會」の会員さん達や道内各地(他会)から集まった大勢の担ぎ手の皆さん方によって威勢良く担がれ、銭函市民センターから神社へ向かって発輿しました。

銭函市民センターと豊足神社との距離は、普通に歩けば7~8分程の短距離なのですが、御神輿はゆっくりと進み、一旦神社の前を素通りしてJR函館本線の踏切を渡り、銭函駅前まで行き、そこからまた神社に戻るという順路をとり、更に、途中で何回か休憩するなどし、賑々しくもゆるゆると2時間半程かけて神幸しました。
そして午後5時に宮入り(還御)し、本年の渡御は無事に終了致しました。

以下の写真は、発輿の直前・直後に銭函市民センターにて撮影したものです。
この場所から神社まで、2基の御神輿は2時間以上かけて神幸しました。












以下の写真は、銭函市民センターを発輿してから銭函駅に着くまでの間に撮影した、神輿渡御の風景です。御覧のように、日曜日という事もあって担ぎ手の人数は多かったです。














以下の写真は、銭函駅前での渡御の様子です。
ちなみに銭函(ぜにばこ)駅は、同じく北海道にある千歳市内の長都(おさつ)駅と共に、大変縁起の良い(金運を授かりそうな)駅名として、全国的にも知られています。














以下の写真と動画は、いずれも豊足神社の鳥居前や境内で撮影した、今日の宮入りの様子です。
宮出しは定刻よりも少し遅れましたが、宮入りは定刻通り午後5時に無事行われました。境内には多くの参拝者がおり、今回の渡御の中でも、特に宮入りは大変な盛り上がりでした!
































今日の小樽の天気は曇りでしたが、幸いにも渡御の最中は雨に見舞われる事なく、無事に神輿渡御を終える事が出来ました。今回もまた、私達は楽しく御神輿を担がせて頂きました!

小樽稲荷神社 神輿渡御

2015年06月13日 | 平成27年 他社・他会の神輿渡御
今日は、札幌の隣街・小樽市の末広町に鎮座し、保食神(うけもちのかみ)様・大物主大神(おおものぬしのおおかみ)様・菅原道真公(すがわらのみちざねこう)の三柱を御祭神としてお祀りする小樽稲荷神社で、神輿会「小樽北海睦」の主管により、2基の御神輿の渡御が行われました。
当社からは、神力會の会員さん2人と神職2人(私と私の妻)の計4人が、御神輿の担ぎ手として奉仕に行かせて頂きました。私にとって、同神社の御神輿を担ぎに行くのは、平成24年6月以来、丸3年ぶりでした。

私が3年前に同神社の御神輿を担いだ時は、「手宮稲凰」という神輿会が主管だったのですが、今回の渡御は主管が「小樽北海睦」という全く別の神輿会に変わっていた事から、3年前の渡御とは時間も経路も全て異なっており、それに加え、私にとっては今日が今シーズン(今年度)初めての神輿渡御奉仕、妻にとっては今日が正真正銘初めての神輿渡御奉仕という事もあって、今回は私も改めて初心に帰って、新鮮な気持ちで御神輿を担がせて頂きました。
今までとは違い、今回の渡御は、神社ではない場所から発輿(宮出し)し神社ではない場所に還御(宮入り)する、というルートだったので、それも新鮮でした。

























宮入りの後は、神社からは少し離れた場所にある手宮の会館で直会が行われ、私達はそちらにも出席してきました。

今回の神輿渡御もまた、楽しく御神輿を担ぐ事が出来ました。
そして私にとっては、今日の渡御を以て、今年度の神輿シーズンがスタートしました。これ以降は9月下旬頃まで、例年通り札幌近郊の各地で御神輿を担がせて頂きます!