マグニフィセント・セブン 監督/アントワーン・フークア

【出演】
　デンゼル・ワシントン
　クリス・プラット
　イーサン・ホーク
　イ・ビョンホン
　ヘイリー・ベネット
　ピーター・サースガード

【ストーリー】
悪漢バーソロミュー・ボーグによって牛耳られ、絶望を感じながら生きているローズ・クリークの町の人々。住民の一人であるエマ・カレンは、賞金稼ぎのサム、ギャンブラーのジョシュ、流れ者、拳銃の達人といった7人の男を雇って、バーソロミューの手から町を救い出すように頼む。金のためと割り切って戦いに身を投じるサムやジョシュだったが…

【西京極の評価】
黒澤映画『七人の侍』やそのリメイクであるユル・ブリンナー主演の名作『荒野の七人』を今そのままリメイクはさすがに出来ないだろうと思いましたが、その雰囲気はある程度再現されています。主役のサム・チザムが黒人設定で、その行動動機が純粋な“義”ではなく私怨が絡んでいるあたりが現代的と言えば現代的ですが、そのせいで勧善懲悪の爽快感に欠ける嫌いはアリます。それにしてもイーサン・ホークは相変わらずキャラに合ったイイ役をせしめてるよなぁｗ

P.S.
『荒野の七人』のテーマ（というかあの♪タッタッタタ、タッタタタタ♪ってリズム）が随所に使われていてちょっと懐かしくて嬉しかった。

【総合評価】　☆☆☆★★（満点は☆５つ）
　ストーリー　☆☆☆★★
　演出/演技　☆☆☆★★
　映像　　　　☆☆☆☆★
　音楽/音響　☆☆☆☆★