マレーシア マイセカンドホーム  -シニア世代の海外ロングステイ-

マレーシアにロングステイする”マレーシアマイセカンドホームプログラム”の情報と解説のブログ。最新更新 2017年4月

観光省への行き方とマレーシアマイセカンドホームセンターの案内-2014年版

2014年04月23日 | MM2Hセンター及びその他

マレーシアマイセカンドホームプログラムに直接申請するには、申請者本人がプトゥラジャヤの観光省本庁内にあるマレーシアマイセカンドホームセンターで申請書類を提出する必要がある。これは以前にも書きましたね。

参考:直接申請に関する、プログラム当局からのお知らせ -2013年5月
直接申請は、申請者本人が提出しなければなりません。マレーシアマイセカンドホームセンターは、申請者の代理人、例えば弁護士、親族など、による申請書類の提出は受け付けません。

なお半島部に在住するのではなく、サバ州またはサラワク州に在住されたい方はそれぞれの州の担当官庁へ行くことになるので、マレーシアマイセカンドホームサイトには次の住所が掲げてある(一部省略):
サバ州:Department of Immigration, Sabah, Kompleks Pentadbiran Kerajaan Persekutuan Sabah,
88300 Kota Kinabalu, Sabah.

サラワク州:ICT Unit and Sarawak / Malaysia My Second Home Programme "One Stop Agency", Ministry of Urban Development & Tourism
93050 Kuching, Sarawak

一方いわゆる代理業者を使って申請する人は、当然代理業者がマレーシアマイセカンドホームセンターまで連れて行ってくれることでしょう。

当ブログは以前から記事内で次のように時々強調しています:
”ロングステイ地ではその地のスタイルにできるだけまたはある程度は馴染もうとされる方、日本人コミュニティーと付かず離れずに暮らしたい方”、 ”マスコミや業者が創り出している海外ロングステイのイメイージにこだわらない人” を応援します。
”日本人コミュニティー内だけで暮らすつもり、暮らしたい”場合のことは扱いません。
21世紀の現代は携帯電話、スマートフォン、ネット接続パソコンを使えば、(隣近所ではない)離れている在マレーシアの日本人とも容易につながりは持てますよね。
以上

ですから、読者の中には直接申請したい方または直接申請も考慮の範囲内の方が少なからずいらっしゃることだと思っています。
また代理業者を使う意向の方でも、プトゥラジャヤ見学のつもりで自力でプトゥラジャヤを訪れてみることをお勧めします。

プトゥラジャヤ訪問は取り立てて難しいことではありませんので、ある程度の忍耐心と好奇心をもって試みてください。バスに乗って移動することは、上記で掲げたような、当ブログが念頭に置いている読者層の方なら、やってみる価値あることであり、おいおいにして必要なことです。

そんな方たちのために以前の記事『マレーシア観光省への行き方』-2011年8月26日付け-で説明しました。
その後2013年中頃、マレーシアマイセカンドホームセンターが観光省内の別階に移転しました。さらに去年または今年のいつ頃かはわかりませんが、プトゥラジャヤ内を走行する乗り合いバスNadi Putra バスが、運行ルートとスケジュールなどを再編成したことがわかりました。

そこで当ブログでは現状況に合わせた、マレーシア観光省への行き方記事の改定及びマレーシアマイセカンドホームセンター案内として、新たな記事を今回掲載します。

【クアラルンプールからプトゥラジャヤへの行き方】
 (この部分は以前掲載の説明と大体同じです)

方法はいくつかありますが、最も無難で早く到着できる交通手段を2つあげます:
・KL Sentral駅またはBandar Tasik Selata駅から空港電車ERLの普通便であるTransit に乗り、Putrajaya 駅で下車する。

・クアラルンプール Puduraya ロータリー至近にある Sinar Kota ビル横の Mydin ディスカウントセンター裏のバス乗り場からRapid KLバスのPutrajaya 直行バス" E1" に乗る。 運賃はRM 3.80、所要時間は 1時間前後かかる。 現在 Mydin前にバスハブを建設中なので、近い将来このバス乗り場がそこへ移ることでしょう (2014年9月追記)

この電車駅と各種バスが発着するバス発着場は Putrajaya Sentral と呼ばれる総合ターミナルを構成している。バス発着場ではプトゥラジャヤ市内運行バス及びクアラルンプールやBandar Utama、KTM Serdan駅などとを結ぶバスが発着する。バス発着場の隣にタクシー乗り場がある。下写真のバス乗り場は2014年9月下旬撮影です。

 

クアラルンプールとプトゥラジャヤを結ぶバスには、他にもMetroバス、Sri Indah Jayaバスが運行しているが、Rapid KLバスの番号"E1"が直行便であり且つわかりやすい。

【プトゥラジャヤ内を運行するNadiPutraバス】

Putrajaya 市内を運行するバスはNadi Putra バスが一手に運行している。今回その路線番号や路線編成がかなり増変更されたことがわかりました。こういう情報はマレーシアマイセカンドホーム公式サイトでは更新されていないし、ごく簡単に載っているだけです。
なお運賃はこれまでと同様、どの路線でも乗車距離に関係なく均一運賃の RM 0.50 (50セント)です。お釣りは出ません。

下写真はPutrajaya Sentral で L04バスに乗り込んでいる様子(2014年9月下旬撮影)

例外はあるが、乗り合いバスに時刻表はないのが普通ですから、Nadi Putraバスにもありません。目的のバスが出発するのを気長に待つだけです。

Putrajaya Sentral発着で観光省本庁前を通るバス番号: L04
Lとは Laluan の略でルートの意味です。いろんな場所を経由していくので観光省前バス停まで30分ほどかかる。

他にもS02番のバスが観光省のあるP5街区へ直行するようです。しかしこのバスは運行本数が少ない。
マレーシアの乗り合いバスですから、当然ながら、停留所に名称は一切表示されていないし、停留所に関するバス車内放送はありません。

下写真のビルが観光省本庁であり、遠くからでもよく目立つ立派なビルだ。写真の手前部分に写っている屋根付の一画がバス停です。こんな立派なバス停はマレーシア中を探しても他にはない、プトゥラジャヤだけにある。



住所を書いておきましょう。
Ministry of Tourism and Culture
Tower 1, Jalan P5/6, Presint 5, 62200 W.P. Putrajaya,

なお観光省を訪れた後、このバス停で待っていると、L10番のバスも停車する。ただしこのバスはPutrajaya Sentralへは行きません。なおバス停に人がいてもそれだけでバスは停まりません、手を上げるなどして必ず乗る意思を示す必要があります。

L04バスは、人造池にかかる橋を2本渡り、さらに見晴らしのたいへんよいPutrajaya 会議場前を経由するので、時間があれば、観光省訪問後に途中下車して景色を楽しむのもいいのではないでしょうか。
プトゥラジャヤの地図 をクリックするとPDF の地図が別ページで開きます。地図内では黄色い囲みにカーソルを合わせると注書きが現れますよ。


【マレーシアマイセカンドホームセンター案内】

マレーシアマイセカンドホームセンターが観光省本庁ビル内で階を移ったとのお知らせが2013年後半にマレーシアマイセカンドホームの公式サイトに掲載された。そこで移転後のマレーシアマイセカンドホームセンターの案内を載せます。

2013年6月中旬以降は:
・マレーシアマイセカンドホームセンターは1階になる。
・Imigresen の観光省内出張所は従来通り10階にある。

観光省ビルの玄関口を入るとそこは地上階です。 館内受付で入館許可証を受け取った後、エレベーターに乗り1階で降りると下写真のような入り口が目に入ります。(英国式なので、1階は地上階ではない)。
オープン時間: 平日 0730 - 1700,



入口から部屋内へ進むと、手前区画と奥区画の2区画に分かれている。読者の皆さんに関係のある、マレーシアマイセカンドホームプログラム用の窓口は奥の方です。下写真に示した窓口全てがマレーシアマイセカンドホームプログラム用です。
なおこの部屋に入った所に番号札発行機があるので、該当部分を押して番号札を受け取ること。こういう方式は現在のマレーシアでは普通にあることなので、こうして一つづつマレーシアの慣行を覚えていくことにつながります。



下写真はこの部屋の待合用椅子が並ぶ一画です。実際にこの部屋を訪れると、プログラム申請者のためにゆったりと快適に用意されていることを実感されるはずです。



省内の一画に1階のマレーシアマイセカンドホームセンター(MM2H)と10階のImigresen イミグレセンの管轄分担を表示した案内が掲げてある、下はその写真です。前にも書きましたように、センターで行うのが1次申請であり、イミグレセンで行うのが2次申請です。決して仮申請と本申請ということではありません。



Imigresen イミグレセンは内務省翼下の官庁です。従って10階にあるのは、マレーシアマイセカンドホームプログラム参加者用の出張所です。
オープン時間:平日 800-1300, 1400 - 1700,

参加者及び配偶者と扶養者のパスポート、滞在許可証(パス)、ビザなどに関することは全てイミグレセンの管轄です。そのため1階で申請一次手続きが成功裏に終わった後で、10階へ行くことになる。
具体的には、参加者の下で扶養扱いとなる被扶養者を増やす、子供が学校に入学するための許可、住み込みメイドを雇うための許可、パートタイムとして働くための許可、といった件は全てImigresen イミグレセンの管轄です。

マレーシアマイセカンドホームセンター(MM2H)の管轄内容
プログラムへの新規申請、不承認に関する不服申し立て、銀行に預けた定期預金を引き出す際、プログラムへの参加を止めるなどのことを取り扱う。及びその他一般的な問い合わせに対応する。

 注:ここで掲載した写真はいずれも2014年4月撮影です。



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