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超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

咲-Saki- 8巻/小林立

2011-06-25 19:40:16 | 漫画(新作)






小林立「咲-Saki-」8巻読了。





前の巻から1年2ヶ月か・・・今やすっかりスローペースになりましたねえ。
それでも作品の出来がすこぶる良いので文句はないんですが。
コンスタントに書いてた時期が懐かしいなあ。

で、いよいよ合宿も終わってインターハイです。
インターハイ直前の描写はページ数を割いてじっくりと描かれる訳ですが・・・
これが非常に良いんですよね。
何が良いってお互いの関係性というか
支えあってる感じというか。
まあ正直戦ってる最中は勿論敵で殺伐としてる部分もありますけど
結局の所みんな麻雀バカな訳ですから
向かう所は一つ、的な
そんな心地の良い団結感がありました。これは多分ここまでに7巻使った効果も大きいと思います。
少年漫画よろしく死闘を繰り広げてきた彼女らだからこそ
分かち合える苦しみだったり歓びだったり・・・
よくこの作品はアニメの影響で百合ネタに使われ、っていうか妄想?が多いと思うんですけど
そうじゃなくて
根本にあるのは純粋な友情というか、絆と形容できるくらいしっかりしていて。
特に竹井部長関連はいちいちグッと来てしまってた自分がいました。
珍しくカチコチになるとか、それもまた人間らしくて良いですね。

さて、肝心のインターハイですが
初っ端から濃い面子が集まってますよね・・・
正直佐々野いちごちゃんは単なる雑魚キャラには勿体ない、っていうか
出し惜しみないなあ、って思いました。
泣き顔がヤバいですね。
それはともかく永水女子の面々もまた色んな意味で保養になるような・・・目のね。
なんでこう、グラマーばっかり?って思うんですけど
桃子もいつのまにか相当増量されてたりして
その意味でも侮れないな、って思うんですが、まあこれは冗談として(笑)
さっそくタコスの情熱が炸裂
何も考えてない、と思いきや意外と強い想いもあったんですねえ。
そういう意外性に付いては相変わらずのものです。

と、思ったら対局中に寝る(しかも目を開けながら)キャラがいたりで
この時点で相当の波乱の予感・・・!
序章って事で
派手な演出や展開こそ控えめでしたが、じっくりと描かれる前置きで既にワクワク感は十分。
気が早いですが、9巻を読むのが非常に楽しみです。
筆も逞しくなってきた感が。




巻末にはアナウンス二人のエピソードまで収録と非常に気が効いてますね。
それもとっても爽やかな仕上がりで。
青春の演出もこれまた上手いですなあ。またアニメもやるみたいで初期からの原作ファンとしては嬉しいですね。




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