超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

marble~空中迷路vol.16「ゆるmarble、今年も忘年会♪」~@新宿SACT! 11.12.28

2011-12-29 02:36:48 | ライブレポ





marbleのワンマンライブに行って来ました~。今年最後のライブです!



何気にこの新宿SACT!でやってるシリーズについてレポートするのは初めてですね。
中々行く機会がなかったんですが、
これがめちゃめちゃ良い、っていうかかなりの小ハコの上にステージとの距離がゼロに近い、
その上に音響も相応にベターという相当に贅沢なライブだった気がしますね。
これ本当に観れて幸せでした。
もう楽しくて楽しくて仕方なかったです。絶品料理のフルコースを堪能しきった感じ。一曲一曲が清廉で。

気が付けば今年1月以来のライブ参加だったんですね。marble好きの方々も是非読んでくれると嬉しいです。





新宿SACT!は新宿red clothの近くですね。
すなわち駅から遠く、15分以上は余裕で掛かるので足が疲れる。
おまけに自分相変わらず新宿駅が苦手でねー。半分迷路ですよあそこ。
でも今回は割と普通に行けた方なのか・・・?
一応チケット引き換えの時間には間に合いましたね。良かった良かった。

中に入ると、非常にちまちましててアットホームなハコの雰囲気にまず癒される。
ああこれは絶対に演ってて気持ち良いはずだよなあ、と。
自分デビュー当時直後から聴いてる割には
その頃はライブ行く習慣が無かったので、惜しい機会をずっと逃してたんだなと後悔。
とはいえ、そんな素敵空間の始まりにワクワクしつつ。


一曲目は「ブルーウォーター」でしっとりとスタート、う~んこの声の抑揚が堪らん・・・!
一曲目から髪の毛のボサボサ具合を突っ込まれる菊池さん、それがライブをやる格好なのか?と。
miccoさん遠慮ないなー(笑)、と思いつつ確かに寝起きみたいな頭でしたね。
とはいえギターの音色は一級品
久々の「アネモネ」を挟んでの「芽生えドライブ」の張り詰めた緊張感の演出は流石でした。
来年はデビュー5周年なんで、始まりの曲をという紹介で。

いつもはセトリの紙を用意するmiccoさん、でもこの日は忘れたらしく
自分の分しか用意してなかった、と。
なので、いじわるそうに次の曲なにかな~?と菊池さんに投げかけたりしてたんですが
「そもそも俺が弾かないと始まらないから!」と反論する菊池さんも面白かった。
新曲「nora」も披露、
これもまた絶品だったなあ。
まだ音源では聴いてないんだけど、
それでも抜群の安定感、雄大なエッセンスに舌鼓美味。

その次のカバー曲、「さよなら 君の声」がもうほんっとうに素晴らしくて!
正直marbleの新曲でも構わないくらいのクオリティ
このバージョンをましろ色最終回で流して欲しかったくらい。っていうのは失礼かな。
でもそれぐらい気持ちがこもってて素晴らしかったんですよ!
恍惚レベルでグッと来ました。


ここからはトークコーナー。
全部書くと長くなるので一部抜き出すと、
(*正確ではなくニュアンスです)
菊池「最近物忘れが激しいから、10周年の時には同じ曲何回もやるようになると思う」
菊池「カバーアルバムは敢えて聴き込まずに好き勝手やった。あとで怒られないか心配だった」
micco「原曲のイメージをどう変えていくかが難しかった」
micco「キャラソンをカバーするのは難しいけど、その分エッセンスを吸収できる」
micco「それが水彩キャンディーにも繋がった感覚」
micco「水彩キャンディーは台本を全部読んでから書き下ろした曲」
micco「ほつれた糸、っていうのは失恋の象徴」
micco「叶わない恋も大事 そこからつながっていくこともある」
micco「noraは昔からあった曲がそのまんま使われた」
micco「同じ経緯だった「幸せは365日」は私が学生の時に作詞作曲した曲だった」
菊池「その曲をmiccoが忘れてたから、あれいいんじゃないの?って」
菊池「流星レコードは何回も一発録りを繰り返して、最終的にもういいんじゃないですかと一言」
菊池「あれはウチらにしか分からないようなこだわりだった」
micco「そのレコーディング終了時にちょうどうめ先生との対談があったのでRECに強制参加させました 笑」
菊池「来年はライブたくさんやりたい」
菊池「クリスマスはイベントライブから帰って仕事してたらいつの間にか終わってた」
micco「私は帰宅してホットカーペットの上で寝転んでたらいつの間にか・・・」
菊池「要は二人とも無駄に過ごした訳だ」
菊池「幼い頃のあだ名は「達っちゃん」だった」
micco「私はずっとmiccoですね」
micco「最近フラメンコを習ってて・・・達也フラメンコギター覚えて情熱的なライブでもしない?」
菊池「いや、それ絶対笑いを誘うだけだと思うけど」
菊池「ネタにしかならない」
菊池「人生は思い込みが大事」
菊池「俺もずっと勘違いしたままここまで来てる」
菊池「勘違いしながら、真面目にやることが重要」
菊池「ギリギリここまで這い上がってきたからね」
micco「私も北海道から上京する時、絶対に歌手になるっていう根拠の無い自信があった」
菊池「来年以降も勘違いしながら頑張ります」

大体こんな感じだったと思います。質問に答える形も途中で挟みつつ
この日は割と真面目に、
でも時折グダグダに(笑)。タメになりつつ、でもきっちりボケるセンスは流石でしたね。
忘年会イベントって事でくじ引きも開催、どうせ当たらないだろうって思ってたら、
これが当たっちゃったんですよ!!(驚)。
正直ウソだろ?って思いましたが
これはめちゃめちゃ嬉しい収穫でした。菊池さんが手渡しでくれて本当に感無量、マジで来て良かった。
なんて思いつつ、ここから演奏再開!更に研ぎ澄まされた雰囲気を演出。


久々に聴く「新しい世界」、ちょうど演らないかな?って思ってたので不意打ちで嬉しかった。
普段は元気な曲だけど、この日は歌詞が沁みて沁みて仕方がなかった。
そこからオルタナポップを展開した「水玉の空」、
ダンサブルなアレンジが新鮮で抜けの良さが尋常じゃなかった「幸せは365日」、
キーボードと元シュノーケルのドラマーを招いてのバンドグルーヴは至近距離ってこともあって
好調で絶品で最高のひとときでした。

ましろ色のラジオに出た時に大宙さんとコラボしよう、って事で生まれたクリスマスソング
「枕元でトナカイが言ったよ」をなんと菊池さんボーカルで特別披露。
この日しか演奏はしないとの事で
貴重な菊池さんの美声を聴けて感激・・・!二人とも作詞作曲して歌もこなせるって凄いと思うよ。
ノリがいいけど、歌詞はクリスマスだけど一人だよ、っていうペーソスものでした(笑)。

少年の心をまだ持っているだろうか?っていうテーマで作ったらしい「残像キセキ」、
カップリング曲なのにも関わらず磐石の盛り上がりで流石だな、と。
歌の臨場感も素晴らしく、ハイライトのようなカタルシスを刻んだ後にラストは恒例になりつつある
客席に飛びこんでの「Lingering Fizz」!
この曲はmiccoさんが作曲した曲なんですけど、本当にライブ向けの楽曲って印象で
よっぽどライブでハマる曲を作りたかったんだなあ、と
今や本当にライブバンドにもなってきてて。
今回も運良くマイク向けられてちょっと歌いました(笑)。目の前で振られると結構ドキドキしますね。
しかし全員漏れずに参加している感覚、一体感は本当に素晴らしかった!
不意に遠征した月世界でのライブを思い出した。
感動も2倍3倍でしたが
小ハコでこういうのをやるのも熱気が吹き出て普通のロックバンドっぽくて気持ちが良いですね(笑)。
久々にこの曲も聴いたので、完全に熱中して聴く事が出来ました。これで本編終了
予想以上に気持ちの良いもてなしに感銘を受けつつ、ありがとうございますと。

アンコールではたまゆらのキャラソンとして提供した「希望の形 夢の形」を
セフルカバー、これもじっくりと聴けるような
でもメロディは際立っていて素敵な楽曲で満足しつつ、
最後は今年の代表曲って事で「水彩キャンディー」を熱演して終了、この曲も若干踊れる仕様に。
2時間30分オーバーのこれまた長丁場のライブ、
トークに楽曲にここでしか聴けない楽曲の数々、くじ引き当選と
本当に良い印象しかないライブで、
これが今年最後で、締めなのは幸運だなあ、と思いつつ。来年もライブに行って色々楽しみたいな、と。
お疲れさまでした。実は閉店時間過ぎてたらしいですが(笑)。




セトリ
1.ブルーウォーター
2.アネモネ
3.芽生えドライブ
4.nora
5.さよなら 君の声
6.新しい世界
7.水玉の空
8.幸せは365日
9.枕元で、トナカイが言ったよ。(新曲)
10.残像キセキ
11.Lingering Fizz
encore
12.希望のカタチ
13.水彩キャンディー




今年のmarbleはアルバムやツアーこそなかったですけど
要所要所で名曲を聴かせてくれて
1月にはワンマン2デイズ、年末には恒例のSACTライブと個人的にはかなり満足
楽しませてもらった印象ですね。
来年は5周年!って事で個人的にはますます目が離せませんね。久々にツアーも期待です。
この日は昔の定番曲中心って感じで色々と思い出す事が出来て良かった
セトリの組み方も相変わらず面白いなあ。
素敵な夜に、感謝でした。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿