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超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

みなみけ 7巻/桜場コハル

2010-07-06 15:55:48 | 漫画(新作)


待ちに待った「みなみけ」の新刊の発売日。7巻。
表紙は久々にカナのソロ!テンション上がりました。



内容は、もう鉄板レベルですね。
隙間なく面白いというか、こりゃ上手いなあって思うような話ばっかり。
一応単行本化される前からこの作品は読んでたんですけど
最近のネタの精度は素晴らしいものがありますね。
キャラの魅力をよく理解した上で描いているというか。
微妙に関係だとか、キャラ設定がズレる瞬間がいくつかあって、それを見てるのも堪らなく面白いです。
個人的には、一切何の不満もなく今回も楽しめました。
んー、やっぱ「みなみけ」はクオリティ高いですね。
正直いつまでも出来そう、とか思ってしまいます。どの話も楽しい楽しい。

で、個人的に思った事なんですが
絵が大分良くなってきてるというか、こういう言い方はちょっと御幣があると思うんですけど
まあ、元々絵に関しては水準以上でしたからね。
でも、ここでいう良くなってきた、ってのは上手い下手とかそういう事ではなくて
結構読者の望む絵柄になってきたのかな、というか
作者の描きたい絵柄と読者が見たい絵柄が微妙に一致しかけてる、そんな感じがしました。
 つまりは、それまでのリアル感のあったテイストと、初期の可愛さ重視のテイストが混じりあっている、と。
そう感じた訳です。
あくまで私個人のフィーリングなのですが・・・
でも、見返してみても皆可愛さがUPしてるな、とは思いますよね。
それでいてクールな感じも失われてないし。
まだまだ絵に関してはどんどん進化していきそうな感じです。


ネタに関してはね、色々書きたい事あるんですけど、、、
取り敢えずはリコの出番がめっちゃ少なかったのはやや不満かな(笑)。5巻、6巻とおいしいネタ続いてたんで。
その分8巻で活躍してくれる事を願ってますけど。
後は、一応それなりにみんな出番はあるかな。今回向こうの南家の出番がいつもより多めで
それの割をくらった感が他のサブキャラにはありますが
ケイコや藤岡、内田とかはそれなりに出番があって良かったんじゃないかと思う。
そういえば熊田先生は1コマもなかったな。今や遠い記憶となっているプレーンヨーグルトも。
 って思わず出番の話になってしまった。
まずはカナの美少女ネタは完全にやられましたよね。って事と
手を握った例の部分でもやられたって事。
私はカナが一番好きなので色々とおいしかったなあ。表紙も良い感じやね。
 それと今回ハルカが隙を見せるネタが多めで、これもいつも以上にハルカが親しみ易い存在になってて
良い効果を生んでたんじゃないかと。
というか最後のページの表情、何気に面白い(笑)。
 チアキに関しては、珍しく失敗するネタが多いですね。アイスのネタは流石に上手いな、って思っちゃった。
弱気なのもそれはそれで。
 それ以外にもトウマが女の子らしい服を着たり、ヒトミが恋の花を咲かせたり(?)、
藤岡が相変わらず頑張ってたりとキャラの活躍に関しては本当よりどりみどりな感じです。
というかアキラが憎まれ役から微妙に相談役みたいな感じになっているのがなんとも。
ナツキと保坂の関係性を思わず彷彿とさせるなー。
という訳で、一つ一つ書いていったらキリがなくなるくらい盛りだくさんだった印象ですね。
今までずっと読んできた人なら絶対に楽しめる内容になってるんじゃないか、と思います。
なんか読んでてやたら至福でした。ページめくるのが楽しい、というか。
何気にみんな基本はいい子たちなんだよね。
カナのライターの件も何気に偉いと思うなあ。うん。




真っ当に面白かったもんで、逆にどう語るのかが難しい感じですけど
真っ当に面白い、って事が伝わればいいかな、と。
あまりにもこの世界観が好きすぎて困ります。
これで終わるのもあれなんで、機会があればまたなんか記事制作したい。暇を見つけて。




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