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マダムnihaoのフレッシュ搾りたてブログ。お気軽にお立ち寄りください。

開け チューリップ!

2010-05-12 11:35:00 | Weblog
 野山も里も花盛りの美しい五月。 
あっと言う間にGWも終わり、中国のお嬢様テンテンも去り......

 テンテンには「またいつでも泊まりにいらっしゃい」と声をかけて送り出したが
はたしてやって来るだろうか?
新人類と旧人類の世代を超えた国際交流。実りがなかった訳ではないが
ホストもゲストも、知らず知らず澱のように疲労がたまるホームスティ。
私はもちろんのこと彼女も、別れた後はホッと安堵の表情を浮かべていたに違いない。

 
 さて世の中は大型連休だったが、デパートや遊園地や救命病棟24時で稼いでいる訳でもない我が夫は、なぜか2日から6日までずっと働き詰めだった。
Mrs.およよ】は、GWを「ごろごろウィーク」と名付けていたが、定めし夫のGWは「がちんこワーク」
失意にうなだれ肩を落としてバス停に向かう男の姿を見送る妻の気分は.....う、嬉し......い、いや、とても気の毒だった!
この間私は、テンテンとお喋りしたり、美容院に出かけたり、携帯電話の機種変更をしたり、ガーデニングに精を出したり、古着のリフォームのグッドアイディアが突如浮かんだりと大忙しだった。

 夫がやっと休みを取れた7日
「お馬見よりは絶対お花見よ!」
妻主導で無理矢理、県北・軽米町の【フォリストパーク】にチューリップを見に出かけた。


                   


 広々とした庭園に30種類15万株のチューリップが咲き誇っている筈だったが、ちょっと時期尚早で五分咲きぐらいだった。
自然にあの歌が口をついて出てくる......「♪ 開け開け チューリップ ♪」
色とりどりのチューリップを眺めていると気分がとても明るく楽しくなる。


                



 野生のかたくりの花が散歩コースに群生していた。
ひっそりと可憐な佇まいの姿のかたくりは昔はたくさん見られたが、近年は乱獲や盗掘などで極端に減少している。
子どもの頃野山で遊んでいてかたくりを見つけたら、夢中になって摘んで母へのお土産にしたものだ。
夕食にはかたくりのお浸しが必ず並んだ。
しばらく食べていないので味を忘れてしまったが...


         



 減少傾向にあるかたくりを保護しようという運動があると聞いていたが、道の駅でひと束100円で販売していた。
これは珍しい!実に50年ぶりに口にした。
頼りなく儚く全く癖のない味で、花から受ける印象通りの味だった。