中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

新書版「随園食単」と云う本に付いて

2018年04月28日 | 中国事情
先日保山市の新知書店で買って来た新書「随園食単」は、清の時代に袁牧(1716年ー1797年)によって書かれた飲食文化についての随筆との事です。その内容は、「茶酒単」「海鮮単」「飯粥単」等に分かれています。「茶酒単」の項は、文字通り中国の酒やお茶について書かれた項目で、お茶では、武夷茶、龍井茶、常州楊羨茶、洞庭君山茶の四種類について述べられています。 私は、龍井茶や洞庭君山茶の産地である杭州西湖や . . . 本文を読む

中国で出版された新書

2018年04月27日 | 日本と中国
先日雲南省の保山市に行った際に、保山市内にある新知書店を覗いて来たのですが、中華書局と云う出版社から出された新書が並んでいるのを見つけました。日本とは違い中国には文庫本や新書は無い様で、それで不便を感じていたのですが中国にも新書があるのかと驚いたのですが、それでも中国では、まだまだ新書版の本は少ない様に思います。 実は、私が中国で初めて新書版の本を見たのは、去年の春節の時雲南省臨滄市内の新華書店 . . . 本文を読む

埼玉県川口市芝園団地の交流活動

2018年04月17日 | 中国メディアの中の日本
4月14日付の中国僑網に拠れば、埼玉県川口市の芝園団地に住む住民約5000人の内、約半数は中国人を含む外国人との事で、以前はここに住む人々の習慣が違う事もあり住民同士の間で摩擦が起きた事も多々あったそうですが、自治会と大学生のボランティア達の努力により、住民同士の交流も盛んになり、相互の理解が進んで来たとの事です。 自治会の話では、1990年代の後半からIT関連に務める中国人が住む様になり、ここ . . . 本文を読む

雲南省の最低賃金は、月額1670元に引き上げ

2018年04月08日 | 雲南省
3月30日付の雲南信息報に拠ると、2018年5月1日から雲南省1類地区の最低賃金は月額1670元、(現在は、1570元)、2類地区は月額1500元(現在は、1400元)、3類地区は月額1350元(現在は、1180元)にそれぞれ引き上げられる事になったそうです。 雲南省の場合、1類地区とは、省都昆明市内の官度区、五華区、西山区等を指し、2類地区とは、1類地区以外の昆明市に属する区、県、及び昆明市以 . . . 本文を読む

中米貿易戦争に対する中国側の方針は「中方将奉陪到底」

2018年04月06日 | 中国事情
新京報・澎湃新聞・中国中央TV等に拠れば、トランプ政権が、新たに1000億ドルの追加の関税をかける方針を示した事に対して、中国の商務部及び外交部のスポークスマンは、次の様に中国側の態度を、再度表明した様です。 「我々の態度は、明確である。我々は、アメリカとの貿易戦争は望まない。しかし、貿易戦争を戦う事は恐れない。我々には、とことん戦う用意がある、いかなる代償もいとわない。必ずや断固として反撃し、 . . . 本文を読む