For Crying Out Loud By ギタリスト竹田和夫

ロスアンジェルス在住のギタリスト 竹田和夫
何でも書いちゃいます。For Crying Out Loud !

秋のフライヤーが出来ました!

2022年09月29日 | ライブ 
皆さん
会場でお待ちしています。 
I'm looking forward to seeing you soon ♫


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エリザベス女王陛下ご崩御

2022年09月10日 | ロスアンジェルスから
エリザベス女王が崩御しました。


喋りが苦手だったのをコーチについて克服する英国王のジョージ六世の名作映画がとても良かった、(https://www.cinemacafe.net/movies/23273/)

このジョージ六世国王の長女として若くして女王になって70年 イギリス人だけでなく世界中の多くの人たちに慕われた女王でした。 


イギリスの王室がなかったらもう世界中から王室という制度が消えていたかもしれなかった現代の潮流のなかで多くの国々の伝統を守るということに関しても間接的にパワーを与えたのでは無いかと思います。 

民主主義と正義の名のもとなら何をしても許されるような時代、言論の自由というお墨付きがあれば何を言ってもOKというような時代の流れ、古いものはいらない、王室など断頭台の露と消えてもOKだという様な殺伐とした時代、

塩味と書いて、シオアジ、と言わないでTVでは皆で エンミとか言い出す時代、日本語が断末魔を今日もあげた、、くまの発音もくまになった、、ってこれはわからないよね、(笑)また一つまた一つ、末の世だ、、あ、これは違う話か、、 脱線失礼(笑)

時代は変わるし、人々の考えもかわります。 多彩な主義主張が世の中にあらわれて人々の思いが分断していく、どんどん人の心が砂漠の様になって来ているのか?そうではないと信じたい。

そういう現代に人々の心の拠り所として皆の思いが集まりまとまる場所としてあり続けた、 そういう存在の女王だったのだと思います。
英国王室のすごいところはここですね。日本人の僕でも羨ましいし惹かれます。


僕の一番記憶に残る女王様のかっこよかった事件はもう10年くらい前だったか、世界中の首脳が集まってなにかの集合写真を取る場面でイタリアのその時の首相がすこしおちゃらけていて、まあ、見た感じヘラヘラしていたわけです、言動が、

そこでセンターに座っていた女王陛下、開口一番 
”あなた 落ち着きなさい、行儀よくしなさい!”
と、叱りつけました。

マナーが残念な人だったわけですが 仮にも一国の首相です。その首相に対してしっかり締めたわけです。 最高でしたね。品の無い言動を女王陛下の前でするのは駄目ですね。 人間としての品性が大事ということです。 ときにはそれが何より優先するという瞬間でした。 Dignity 尊厳 という言葉は僕も大好きです。 

世界中が国旗を半分に下げて哀悼の意を表しています。 国葬のあとは7日間喪に服すそうです。 当たり前ですが、素晴らしいですね。 そして新しい英国国王にはチャールズ3世がなりました。 これで英国国歌が母から教わったGod Save The Kingに戻りました。
エリザベス女王陛下 長い間お疲れ様でした。

 



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