For Crying Out Loud By ギタリスト竹田和夫

ロスアンジェルス在住のギタリスト 竹田和夫
何でも書いちゃいます。For Crying Out Loud !

ライブで使ってみた。

2012年01月27日 | ギター&音楽 

ギターの話が続きます、 昨日ライブに持っていって使ってみました。

予定になかったライブで、いわいるこちらで言うところの ラストミニッツサブ (Last Minute Sub(Substitution) )

といって 誰かが突然キャンセルをしたり、もろもろの事情でライブに来れなかったりするときに、あわててその日を埋めようと友人に電話しまくる、、というようなことを言います。

昼間友人のベースROB君から電話、、例によって電話嫌いの私は、でるのよそうかとも思ったけど着信メロデイにしてあるコルトレーンのImpressionsがこの日はやけに”出ろヴァイブ”を出していた。

ウエストハリウッドにある The Jointといういかにも、という名前のクラブで夜の9時から、2セットでしかじか、、ブルーズバンドのGIG、だそうだ。

ギターためしには絶好のシチュエイションだ、、なんていっても気楽だし、Blues Gigだし、、 と、予備も含め小型コンボアンプを2個車に積み込み ペダルは’59ベースマンをひとつ持っていった。 チューブアンプは万が一ステージで壊れても、、

<ああ、ごめんねアンプ壊れちゃった 俺先に帰るわ、、>  というわけにはいかず、、

面倒でも予備にソリッドの小型を入れていく。 日本のように店にアンプが無いので。

PAの若者もカルフォルニアではめずらしく働き者で、いろいろとギターにたてるマイクを選んだりしてくれていた。 

ギターの写真を一枚撮って さあ、それ以外のクラブの様子やプレイヤー達や色々取ろうとしたら 電池が無いのサインがでた、、(笑) ドラマーの友人が高そうなカメラ持って撮っていて送るといっていたので、そのうちステージ写真も載せられます、まあ、その彼が忘れてなければだけどね。

追加で失敗談、、

この日はなぜかいつも使っている愛用のピックをもっていかず、お試しなんて軽い考えで違う物もっていた、、これが大失敗、、実際のライブでのフィーリングはやはり現場出ないとわかりにくいもので、失敗したと思っても後の祭り、、普通、何があっても財布の中に一個だけは愛用のピックを入れておくんだけど、(皆さんもそうしているかな、、)この日に限って、、何の因果か、、無い、、、

持っていったのがちょっと大き目のFender EX Heavyのセルロイド物、、甘くて良いんだけど、、速いラインが弾きにくい、、まあ、そんなに速いフレーズが必要な音楽ではないにせよ、気持ち悪いんだよね、、。

また、勉強、、でも以前にも同じような失敗何回かしているんだけど、、しょうが無いですね。

 

 

 

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テレキャスターが届いた!

2012年01月26日 | ギター&音楽 

待ちに待ったテレキャスターが届いた。 トラッキングナンバーを調べて午後届くとわかっていたので、今か今かと待っていた。USPのドライバーでちょっとウイリアムCメイシーに似ているなかなか味わい深い顔をした親父が持ってきた。

開けてみた。 アメリカの匂いはしなかった、、というかここがアメリカなので当たり前か、、(笑) 思ったとおりのナイスなギターが出てきた。

まずは大掃除&総点検、、、弦をはずして ボデイ、ネック、フレットボード、スイッチ類、マシーンヘッド、、ピックアップ、、、ねじ、、、綺麗に磨いた。 43年分の手垢が付いているフレットボードは特に念入りにクリーンアップ、、ギターワックス、レモンオイル、などなどを組み合わせ、つけすぎず、、後は人力&根性で(笑)

一通り綺麗になり、弦を張ってみた。 ゆっくり5弦のAをあわす。 普通弦を変える時のチューニングはメーターなど使わずに、長年の勘でだいたいほぼ間違いなくチューニングがあう。

よく巷でいう絶対音感などというものが私にあるとは思えない、これは自信を持ってそう思う(笑)この手の絶対音感とかって、だいたい結構大げさな話しになっていくように思うんだけど、、長年 不思議におもう。 チューニングは今回もぴったり合っていた。

さっそくアンプにつないでみる、、Crateの15WクラスAのチューブアンプで鳴らしてみた、、まずは音が出るかどうかの確認もしなきゃね。

結論から先にいうと、、しびれた! 甘く輪郭のあるフロントPU、ダイナミックスも激しくあって 抑揚が表現しやすいというか、これで弾くバラードの気持ちよさよ。 リヤにしてみた、、さっき掃除中にリアPUを固めてあった蝋ワックスがすこし溶け出したのであせったが、、これはブギーさんに聞いていたので、すぐわかりそれ以上ごしごしやらずに事なきを得た、、

そのリアPUだ、、、カシャ、ビシ、 ♪ ♪ ♪ おお、トワンギーな低音弦の響きが流石だ。ぐわんぐわんとまるで憎っくきグラマンヘルキャットのエンジン音のようにはじける。

ちょっとチキンピッキングのフレーズを少々、、、良い感じにミドルレンジがまるで飛び魚のような元気のよさだ。言うこと無い、それでいてすこしもギラギラしていない、真夏の太陽♪していないのだ、って、 知っている人いるかな(笑)

ちょっと割ってみた、、フロント、リアー、そしてセンター、、意外とセンターのちょっとオーバードライブしかかるあたりの音も捨てがたい。 

気がつくとえらく長い間 弾いていた、肩が凝って 首が痛くなったのでちょっと休憩。 

あ、そうそう、、このギターとても軽かった。 手元にある51年のNocaster Relicと同じ位かもしれない。 これも素晴らしいのギターです。

さあ、コーヒーでも入れて ピカン タルトでも用意して続きをやろうかな、、

楽しいね!

 

 

 

 

 

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69年のテレキャスター

2012年01月17日 | ギター&音楽 

昨日 なにげなく ウエブサーフィン中 見つけた一本のギター、、、

テイーンエイジャーの頃、青春時代の真っ只中、はじめて買ったアメリカ製のギターだったフェンダーのテレキャスター、、まあ、そのとき買ったのは正確にはエスクワイヤーといってピックアップ(当時はマイクといった、笑)がリアしか付いていないものだったけど、、 まあ、テレキャスと自分では言っている。

そのギターが某所にて売っていた。 走馬灯のように若かりし頃のフィーリングが心によみがえってきて 淡い恋心に似た切ない衝動が胸を突き上げた、、 ”♪ 街のあかりちらちら、、だ。

思い出せばあの頃、ギターが家に届いて感動、、ケースの上からダンボールで丁寧に包んであって、また感動、、そこにFender Santa Anna Californiaと書いてあって感動、   胸がときめいた、、、

少年だった僕は(いいねえ、ここからしばらく僕でかいてみよう、、) そうか、遠いカリフォルニアからわざわざ僕のところまでやってきてくれたんだ、、ジーン(感動、、) ケースを開けると、アメリカの匂いがした。

新品のギターの匂いだけだったのかもしれないが、若かった僕はこれまで体験したことの無い、えもいわれぬフィーリングに酔いしれた。

Sentimental Value,, その人だけにとって特別な物というものがあると思う。 このギターが私にとって(私にもどった、、)そうだった。 

どうしようか? 買っちゃおうか? まてよ、このギターが本当に69年のテレキャストだという保障は無いぞ、、実際 巧妙に手製レリックしてあるようなまがい物もないわけではない。

そこでヴィンテージギターなら日本の第一人者であるVintage Gitarsのブギー高野さんに電話した。

” RuRuRuRu,, Hello?”

”あ、高野さん?”

”おやおや どうしました?”

”実はかくかくしかじか、、”

”そうでっか? じゃ、ちょっと見てみましょう”

コンピューターエイジだ、、便利だ、、同じ画面を吉祥寺とカリフォルニアでみながら あーでもない こーでもないと語れるのだ。

結論として どうやら本物という嬉しい鑑定結果がでた。

 

そうか、これで俺の(俺になった、僕や、私や、俺やいそがしいね、、)長年の想いがかなうんだ、、丁重にお礼を述べ、受話器をハングアップした数秒後、、

まるで夢遊病者のように BUY IT NOWをクリックしている俺がいた。どういう音がするのか?これは現時点では一切不明、、弾きやすいのか? どうなんだ?すべては遠い昔の忘れかけた記憶の彼方にある、、水面に落ちて積もることの無い、

” まるで海雪♪ ” のようなものかもしれない。

 

前のその前のつまり3代前の所有者がリトルフイートというグループのローウエル ジョージという事らしいが、正直そんなことは、まったくどうでも良いのです。 なにせ センティメンタル ヴァリュー、、これが全てなのです。 思いいれ、、このギターに関してはこれにまさる条件など私には無いのかもしれない。

ちなみに私の住む西海岸と正反対の東部も思いっきり東部のメリーランド州 ボルテイモアからそのギターはUPSのおっちゃんが運んでくれるというわけだ。

”♪ ボルテイモアにはカーペットもない♪ 噛みタバコをかむおばちゃんが多いぜ、、♪” と Felixが歌っていたけど、、何もかもがハートにズキンとくるようなセンチなテレキャスとなった、、。

ネックだけ今日は見せちゃおう。 勿論、ハートにきゅんがそうだったようにこれもローズウッドだ。

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久しぶりに会ったラストソウルマンは、老けていた、頭はあいかわらずでかかったが。

2012年01月12日 | ロスアンジェルスから

数年前によく一緒にライブもやっていた黒人シンガーで リトル ケニー ホワイトという人がいた。

今日 、ふらっと地元のなじみのクラブに顔をだしたらそのケニーがいた、、何故か昔一緒にやっていた頃からこの親父は俺のことを身内のように思っていて、俺を黒人と勘違いしているようだった。大の白人嫌いで、年は今年で73になると言っていた。

 60年代中ごろにはちょっとしたローカルヒットも放ったこともあるとか、、ジェイムスブラウンをこよなく尊敬していて、メンズメンズワールドとかが十八番、、ボビーブランドにちょっとにている風貌で、最初見たとき ちょっとあまりの迫力に引いた、、、

怒らせたくない親父のリストのトップにいつも来る様な感じといったらわかりやすいか、、なにせ頭が大きい、、全体の3頭身はオバーだけど、、全身これ頭、、のような、、(笑)

そのケニーがいろいろ病気をしたと噂には聞いていたが、、やはり結構老けていた、、ダイアビーテイスが結構悪いらしいので 今夜のプレイでも時々 むすっとしていた。

恐怖のヴォーカル気質といおうか、とにかくエンターテイメントの世界に人生の最後まで生きようと思っているような人なので、会うとすぐ、どこそこのカジノで2週間の旅があるけど、行こうぜ?とか始まる、、。

写真のギターはこれも古い友人でKCという、アイルランド系で親父はあのリーマンブラザースかなんかだったか、、エンシノの豪邸に住んでいて Prince Of Encinoというニックネームを俺がつけてあげたらめっちゃくちゃ喜んでいたっけ、、彼もずいぶん頭が薄くなってその分おなかが大きくなってきた。 

 

今日はPRS MacCartyのフルアコを持っていって何曲か一緒にプレイした♪

リアのピックアップがものすごく太く存在感のある音がするので 大勢のメンバーが一緒にプレイするようなアンサンブルの時などは鬼に金棒のごとく前に出て行く♪

明日電話するとか言っていた、、野太い声にたたき起こされるのだろうか、、

私は大の電話嫌いなので、居留守でもつかおう。(笑)

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ようやく時差ぼけがなおりつつあります。

2012年01月05日 | ロスアンジェルスから

寒い日本から天気だけは世界中でもっともよいところのひとつ、LAにもどり一週間近く経ちました。

こっちに戻った当初は時差ぼけがひどく、、ここはどこ?いま何時?何日? 状態がずっと続いていました。 今回の時差ぼけは本当にひどく、どういった状態かというと、まず眠ると2,3時間でおきてしまいそれ以上眠れなくなります。

数時間たつとものすごい眠気が襲ってくる、そこでまた眠る、、思いっきりながく眠ってやろうと思ってもまた2、3時間でおきてしまう。 これがずーーーーっと 延々続くわけです。

昨日あたりからやっとすこし長めに眠れて、昼と夜が形成されつつあります。(笑) 

 

写真は家の近所から初日の出を激写しようと待ちかねて、ようやく空が開け始める頃から日の出までの間のスナップです。静かに2012年が明けていきました。 夜明けのすがすがしい空気の中に、2012年は楽しい年になる予感が漂っていました、、、。

 

昨日ネットでふと見つけた、某日本のギターメーカーが特別に作ったギターでそのギターを買うと代金が震災にドーネイションされると言う物がありました。 事の真意を云々することは簡単だし、そういう方もいるかもしれませんが、考えたら切りがありません。

気がついたら Buy It Now,,ボタンをクリックしていた自分がいました、せめて程度の小さいことですし、果たしてそのギターが一体どんな音がするもの物かも想像さえできませんが、なんか特別な一本になったような気がします。

そのうちお披露目します(笑)

今年の正月料理としては、お餅も食べれたし、おせちは今年は年末に日本人村まであわてて足を伸ばしすこし日本食を買ってきたので形だけだけど、雰囲気は堪能できました。

 

 日本から持ち帰ったDVDも結構見ました。 旅の間にLAでは終わっていた日本のドラマ<仁>の結末も堪能できたし、、(泣きましたね、、、咲と仁を一緒にしたかった、、笑)  そして以前より友人に薦められていた <任侠ヘルパー> 全巻一気に11話見ちゃいました、、最高おもしろかったなあ、、(笑)

そんな感じでそろそろお日様に当たらなければいけません、、。

どちら様も今年はじめての週末、Hava Nice Weekend! 

 

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A Happy New Year 2012!

2012年01月01日 | ロスアンジェルスから

新しい年の始まりです、素晴らしい2012年になりそうな予感が新年の朝の空気の中に漂っていました。

皆様にとって最高の2012年でありますように、 おめでとうございます!

コメント (14)
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