For Crying Out Loud By ギタリスト竹田和夫

ロスアンジェルス在住のギタリスト 竹田和夫
何でも書いちゃいます。For Crying Out Loud !

プランマー ジャン

2008年05月29日 | ロスアンジェルスから
家のキッチンの水道の修理にやってきたいつものプランマー ジャン、、
今回は大修理、、というか改造になってしまって 4,5時間かかった、、。

その間 ポツリポツリと色々なことを話すわけだが、、このジャンは金髪の白い肌、、どこから見てもアメリカ人ではない、、白系ロシアかゲルマン民族、、あるいはスカンジナビアン、、正解はチェコリパブリックからアメリカにやってきて住み着いたという大変珍しいタイプだ、、。  

本業のプラミングの技術もたいしたものだけど、、驚いたことに4ヶ国語をあやつるという、、英語は大変上手い、、良く聞いているとところどころにほんの少しアクセントが残るけど、それ以外はネイテイヴのアメリカ英語だ。

ほとんどの外国人が第二言語として英語をマスターするとどんなに流暢になっても、いや、流暢ならば流暢なほどもともとのお国なまりが加わるものだけど、このジャンはそれがない、、、

いろいろ聞いてみた、、、”アメリカにはどうして来たの?大学かなんか?”
ジャン< いや、プラハでドイツ語を勉強している時に交換留学生のプログラムでアメリカにきて月250ドルで働いて そのまま居付いたんだ、、>

”じゃ、ドイツ語はぺらぺら?” <うん 英語より上手いよ、イッヒ スプリッチェ ドイッチェ > ’ ”ほおー”と私、、 でもちょっと突っ込んでみたくなった、、

”でもチェコは60年代まで学校の教育言語はロシア語だったんじゃない?”

<うん、、小学校3年まではロシア語はなしてた、でも、キリル文字は難しいよ、、、>とのことだった、、、

つまり彼は本当に4ヶ国語を流暢にしゃべるのだ、、、凄いものだ、、話には聞いていたがある地域のヨーロッパの人たちは本当にこうしてたくさんの言語をあやつるわけだ。 日本人には考えられない話でもある。

 日本でもせめて英語だけでも幼稚園くらいから教えると良いのだけど、以前の香港ではそうだったしその時アングロの名前も半ば強制的に付けられたらしい、これは余計だけどね。。

、そういえば今度小学校3年くらいから日本でも英語の授業が始まるとか、、、そうなると画期的なこと何だけど。

フォードのF150に乗っていた、、アメリカ人の若い男達にもっとも人気のある車で彼らのスポーツカーのようなものかもしれない、、何度も前に書いたが、アメリカ人の男はミニヴァン(日本でいうワンボックス)には乗らない、、というか忌み嫌う、、これは良いとか悪いと書いているのじゃなくて、、カルチャーの違いなので、、それ以外の意味は無いと強く断っておきたい、、。女性用の車、、というわけだ、、。日本ではその逆でミニバンがヒップな車の代表のように感じた、、。
確かに便利だ、、、

話を戻そう、このフォードF150、、アメリカの男の憧れのピックアップは満タンでなんと$120ドル、、週に300ドル忙しいとかかるそうだ、、月$1500ドル弱、、つまりこのチェク共和国からのクアトロリンガルはガソリン代だけでつきに15万円、、医療保険は奥さんと2人で10万、アパート代が同じくつき15万円、、、合計40万円というお金が煙と消えているそうだ、、、

アメリカの経済は駄目だ、、という、、チェコならもっとも高いプラハの中心でもUS$500ドルでワンベッドのアパートが借りれる、、郊外ならそれで2ベッドだ、、、

ちなみに ワンベッドアパートというのは6-8畳くらいのベッドルームに8から10畳くらいのリヴィングルーム、それに4-6畳くらいのキッチン、バスルームは2-5畳くらいか、、プラス押入れのようなクロゼットがつく、、

大体こんな感じがこちらの典型的なアパートの間取りだから、けっこう安い、、いまどきLAでは最低12万円くらい払わないとこんなアパートは無い、、場所によっては勿論もっと高い、、、チェコの医療保険は丁度日本の国保のようなものがあって便利だという、、共産主義にされていた(彼はそう言った)時代にこうした精度は出来ていったのでこれに関してはとても良かったという。

最後にこういった、、アメリカに住んでいるとたとえばチェコの現状なんて知っている人はほとんど居ない、、いかに情報が場所場所でコントロールされているかわかる、、 全く同じ話を今度は私がしてあげたわけだが、、とても興味深い時間だった、、、

そんなかんな話をしているうちにキッチン水周り大改造は無事終わった、、、385ドルの手間賃をもってニコニコ帰っていった、、、はたしてこの値段は高いのか、安いのかすら私には皆目見当も付かない、、、 
Hava Nice Day.








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Back In LA Safe,,,

2008年05月25日 | ロスアンジェルスから
東京を出発する時は真夏びより、、Tシャツ一枚でも車の中は暑かった、、
LAXに降り立って驚いた、、小雨まじりでとても寒い、、Tシャツ1枚の世界なんてものではなかった、、、たしかにこれは地球の天気がちょっと変かもしれない、、
ここ10年以上 LAで5月の半ばにこんな寒くなったことはなかったように記憶している。

ストーヴをたいている、、床から温風、ぐあああああっと噴出している、、普段なら日焼けで真っ黒、、短パンにタンクトップなのに、、

LAX空港内はここ最近、大改造の真っ最中、、、実に不便だ、、そのせいか空港のスタッフ達もなんかいらいらしているようだ、、イミグレを通り、荷物を取って、、表に出て、、すでに顔なじみになっているスナックカフェのようなところでメキシカンのおばちゃんからアイスコーヒーを買う、、

<オラー、ケパーソ!ヨキエーロ ウノ カフェ コンレッチェ ポルファボール>というと、普段から愛想の良いこのおばちゃんの態度がもっとよくなる、、

<シーシー、、クアントクエスタ?> つたない西語を駆使してのコミュニケイション、、、 LAに戻ってきたと思う瞬間でもある。

しかし、、時差ぼけが凄い、、昼の3時に寝て夜の9時とかに起きている、これを2回、、、一日を2回に分けているような、、まあ、いつものことだ、数日で元に戻るけど、、

というわけで今回のジャパンツアーの出来事、、2週間弱という短い間なのに色々なことがあったようにも思う。

まず一番驚いたこと、、、
TVのニュースを見ていると、第二次世界大戦時の米軍の空爆での不発弾が東京の調布で発見されて撤去作業が行われていた、、、

<え、調布?> 実は米国に移住する直前まで私は5年間調布に住んでいた、、当然興味はわく、、<あれ、? え、えっ?>
なんとTV画面には私が5年住んだ懐かしい町並みがそのまま写されていた、、それもものすごく近い、、<あれ、丸木屋さん? あれ、ヴィデオ屋の親父、うっそー、、がーん!> なんと近所も近所、、凄く近い場所にそれはあった。

昭和20年の3月10日以降 激しくなった東京空襲、、この調布は旧陸軍航空隊の基地があったところだと思う、後の関東村&調布飛行場、、、

日本への空爆は通常は焼夷弾が主だったので爆弾それも1トン爆弾は珍しかったと思う、 アメリカ空軍のスーパーフォートレスB29が落とした一トン(1,000Kg)爆弾のほぼ上というか半径300mくらいのところで5年間寝起きしていたのだ、、これを驚かなくて何を驚くというのだ、、であった、、。

だいたい1000キロ爆弾の威力についてちょっと書くなら、黒門町に落ちた500kg爆弾の直撃を受けた人間の首が浅草雷門まで飛んでいったそう、、500kg爆弾でこれなんだから1,000kg爆弾の威力は想像を絶するわけだ。 その上に5年、、、ファイヴ ロング イヤーズ、、ジョンリーだって驚くぜ、、。

これが今回の日本滞在で一番驚いたことだった、、。
その他まだまだあります、の、一番美味しかった食べ物、一番嬉しかった出来事、一番感動した言葉、音、音楽、などなどその他は今後にまた書くことにしましょう。

何はともあれ、おかげさまにて楽しい思い出と、素敵な時を過ごせました。
さあ、あとは時差ぼけ解消だ、、

どちら様もHava Nice Week End!

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アフターマス

2008年05月21日 | ギター&音楽 
いつも日本に戻ってきて、ツアーやライヴが終わったあと、1,2日オフがあってこの間もパックアップややり残した事などに時間が過ぎていくのだが、、この一仕事終わった区切りの時間もまた好きだ、、、。 先月はものすごくタイトなスケジュールにて慌ただしい事この上もなく、、あわわ、、、と言っているうちに飛行機に乗っちゃった訳だけど、今回はそれよりはちょっと楽、、

街に買い物にいったり出来る訳だ。 日本でしか手に入らないものも多く、荷物も増えていく。
今回の滞在では日本のTVを随分見た、、千秋楽を見届けられない大相撲が残念至極、
ファンの人には恐縮なんだけど、バラエテイと呼ばれているタイプの番組だけは苦手。
それ以外のTVはとても面白い、、、

以前 何かのインタビューで日本のTVを随分批判したりした記憶があるけど、どうやらかなり質の高いものになってきたみたいだ。 世代交代がこういった現場でも行われているのだろうか、、、

唯一 食べ物の大食い競争や ギャルXXさんなどを見ていると世界では餓えで死んで行っている人達も居るのに、、などと思ってしまう、、まあ、ライフ イズ アンフェア なのだろうか、、。

それと驚いた事はTVでミネラルウオーターなどの水のコマーシャルを未だやっている事だった。 これは米国だとすでにタバコのコマーシャルと同じようにもう見かけない。 無駄になるプラステイックボトルの数が凄いから。

それはそうと中国の地震、ミャンマーの災害と大変な事になっている。 私も早速、ほんの少しだけどドーネイションさせてもらった。 香港の友人ダニーサマーからメールが来て 香港ATVでチャリテイ番組に出演早速救援活動を始めたと言っていた。
これがそのもよう、、

http://www.youtube.com/watch?v=9Sln9Q7Uo5A

バックに流れるギターは友人のジョーイタングだろうか、、ドラムは、、鍵盤は、、、とすぐ判るサウンドだ、、、こうして世界中の音楽仲間たちもがんばっているのだ、、

Hava Nice Day!
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夕焼けの彼方に、、

2008年05月19日 | ギター&音楽 
Day2,3,4と続けて書いていこうとは思っていたのだけど、
なかなか忙しく、、東京のような大都会は時間が早く過ぎていく、、、
結局 野音は昨日 無事大成功にて終了、、、

自分たちの演奏時間の中ごろに丁度日が落ちて行く、、、
実は個人的に野音でギターを弾くのがとても好きだった、、
それが夕方だったら特に好きだった、、空にギターの音が吸い込まれていくような
気持ちにさせられる、、ロングトーンだったら特にそうだ、、いきおい音数が少なくなる。
(そうはいっても結構な音数だったかも知れないけど、、笑。)

インド哲学的に言うと体内のアートマンが大空のブラーマンと合体してチャクラが開く、、
こんな感じなのだろうか? ええい 面倒だ ヴォックスのワウがわうわういうのだ、、。

最初の4曲は新しいVOXのセミアコ、、素晴らしいギターだ、、オー、ハラショーだ。
その後PRSに持ち替えた、、こちらも鳴いてくれた、、、。特に自分の弾くモデルは
リアでクリーミーにクライングするには、現在最強のアックスか、、。

殆どの曲はリアピックアップで弾いた、、スローの自分の唄曲だけフロントで弾いた。
夜空に吸い込まれますように、、と気持ちを込めて、、

ロスコー大沢も流石の流石だった、、、カナダに移住して十数年、
<最近はゴルフシューズ以外履いていなかったから、トニーラマが滑りそうだこれだけが気掛かりだぜ、>
と、出番前に余裕をかましていただけあったステージングだった。

プレーした我々も盛り上がり、ハッピーエンド、、。
 そうそうこんな感じだったね、、
と、マサユキも珍しくライヴ後にエキサイトしていた。

見た目一番変わっていなかった佐伯のマーボーはAlways Stay Cool,,ロケットベースは出なかったけど。

バックステージでは懐かしい顔、顔、顔、、 元気でなにより、、

こんなに楽しくエモーショナルでメランコリックな時を過ごせるチャンスを与えてくれたTV朝日さんとアイドルジャパンレコードさんにもう一度感謝したい。 Many Thanx from The Blues Creation

明日はお疲れ様の鶴ケ島カントリークラブ、、太陽を浴びて3バーデイ 、、の予定だったが、、
何と台風?、、、早々とキャンセルの電話を入れたのであった、、こっちの方はNext Time,,. 

Hope We Could See You Soon,, Who Knows When,, と、慣用ラインでとりあえず締めくくる、、。
最後に会場に足を運んでくれた皆さんにThanx A Lot! 


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Day 1

2008年05月16日 | ギター&音楽 
リハーサル初日。 最後にこのオリジナルメンバーで一緒に音を出したのはいつだったか、、
メンバー全員でその話になったが、、結構皆記憶があやふや、、皆 違う、、

いずれにせよ、、1971年の秋には間違いない、、ロスコーは渋谷ビッグだという、、
マサユキは学園祭、、マーボーは本人いわくそのころ毎日ハイで何も覚えていないとの事、、
まあ、37年前のことなので全て時効だろう。
あの3億円事件だって68年におこって75年には時効になったらしいし、、って、何の話だ。

リハーサルは大成功、、セッションドラマーとして大活躍中のマサユキは勧進帳のような譜面を用意してきてあった。
おかげで 普通音資料を聞いたりしながら進むリハーサルもそのような事に時間を使う事もなく、快調に進んだ、、

ただ、一度ブレイクになるとそこから昔話に花が咲き、、延々と族いていくのだった、、、
リハのほぼ半分は話で終わった、、それはそうだ何といってもこうして皆集まる事すら奇跡的にちかいわけだし、、

全員元気で本当に良かった、、、
今日はVOXの新しいギターを中心にプレーした、、、まあ、なんと弾きやすいギターだろうか、、勿論音もグレイト、、
ヴァーサタイルな音色はこれから弾きこめば弾きこむだけ、プレイヤーの要望に応えてくれる、、といった印象だ。

さあ、今日はこれからリハ2日目、、そしてロスコー大沢の歓迎パーテイだ、、。盛り上がるに違いない、、
御殿場のハンデ4も目黒のハンデ5もくるそうだって、何の話だ、、、。

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東京は寒かった、、、。

2008年05月14日 | ギター&音楽 
いつもの便で成田に着いた、、、。 Tシャツしか着ていなかった私はその寒さに驚いた、、。

折りから台風が来ていたそうで、その寒さと言ったら真冬の寒さ、、、
あせった、、、

翌日、、今日ね、、朝一で震えながら街にでてうわっぱりを買った、、。 その他寒さ防ぎに3,4枚シャツも購入、、。
おお、あったかい、、。

雑用を済ませ、軽くすし屋に、、、え、まだ開いていない、、そりゃそうだ、、朝の5時半に起きたのだった、、
まあ、いつもの事だ、、、

いまいちの中華を食い、、うううむ、、本屋さんに、、、桜井よしこさんの本を購入、、
さあ、、リハーサルだ、、ロスコーも着いたかな、、コールしてみるか、、、
♪、、、
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パックアップ終了!

2008年05月10日 | ギター&音楽 
さあ、これで日本行きの準備が終わった。 パターに貼る鉛も入れたし、、プロV1もワンスリーヴ、、あ、違う違う、、、ギターのクリーニング用のDr Ducksも、、、(汗、、)

天気は熱からず寒からずとのこと、、上着は要らないとの事、、、Tシャツだけだと夜は寒いかな、、、 

今回は新しいギターを使う予定だ、、これも謎、、68年のリヴィエラではないが、、、見てのお楽しみとさせていただく。 今年話題のあのギターだ、、、といえばピンと来た方もいるかもしれない。
勿論PRSもスタンバイ、、  

と思ったやさき、、カナダからの電話、、、ロスコー大沢だった、、。
なんと歌詞をこの場に及んでいろいろ変えてみたとの事、、なるほど18,9歳当時の英語力と、そして現在は日本語を話す環境にいない彼の英語力の違いを考えれば、、立て板に水のごとく新しいフレーズが沸いてくるのかもしれない、、

この部分もこうご期待、、、

日比谷野音は最後にプレイしたのはもういつだか覚えていない、、多分野獣のようなバデイガイに幻滅したあのGIG以来かもしれない、、、

まあ、それはともかく懐かしい場所だ、、あっと驚く為五郎のような格好をしたお客さんが屋台のあたりをうろついていないか?これだけはチェックに言ってみようと思っている。

個人的には今回のハイライトだ、 絞り染めのシャツにパンタロン、、70年代ルックのお客さんを写真に取るのだ、女性は髪に花を挿す、、、、ウッドストックファッションのお客さんいないかなあ、、、

自分? いやいや、、私はせめてイアン ポルターくらいなら、、、って親父ギタリストの皆さん
イアンポーターって知らないよね、、(笑、、)今一番売れているロンドンのデザイナーだ、、って、そんなことないですね、、うそうそ

というわけで、、どちら様もHava Nice Week End!
ニイタカヤマノボレ、、、


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エコロジーしない国 アメリカ

2008年05月09日 | ロスアンジェルスから
アメリカ国内だけで、毎年1000億枚のプラステイックバッグが作られて捨てられているという。 一枚作るのにおちょこいっぱいの原油が必要との事、 

リサイクルは形だけで実質上皆無、、、一トンのレジ袋を処理するのに1000ドルかかり、処理後の物質は30ドルくらいでしか売れないそう。だから処理はしないで、こういった問題に規制が少ない中国とインドにそのほとんどを売っちゃうらしい。 

紙袋は作るのにその7倍のエネルギーがかかるとの事。 つまりもっと悪い。

サンフランシスコで初めてエコバッグが登場したとき、レジ袋(アメリカではプラステイックバッグと言います)製造会社から訴訟が起こり、結果エコどころじゃ無くなった。 

訴訟が好きな国、、というか弁護士がたくさんいてお金になる訴訟のネタを捜し歩いているような国、、、

日本でも話には聞いたことがあると思うけど、アンビュランス チェイサーと呼ばれる最低レベルの弁護士達がいる、、要するに救急車を追っかけて交通事故の裁判沙汰に首を突っ込み飯の種にするという話。 

私は見た! 誇張された例え話だとばかり思っていたこのアンビュランスチェイサーは実存した! 

というか、、そんな昔の話ではない、、ここ2,3年前のこと、、おもいっきり本気で救急車を追っかける車、車、、運転手の顔はやはりイチキュウのようだった。

注(初期の日系移民の間でユダヤ人との間でトラブルが多く、彼らのことをさすジュウという発音は日本語の会話の中でジュウと言っても彼らにわかってしまうので、悪口を言ったりしているのではなくても波風が立ちやすかったらしい。

そのため、イチキュウ つまり1+9=10、、というスラングが出来たということだった、、私たちもこれを使う、、悪口ではなく、、余計な誤解を避ける為と言えばわかっていただけるか。)


 日本のエコロジーに対する徹底振りは見事だといつも日本に行くたびに思っていた。 ちょっと調べてみると、日本だけではなく驚いたことにイギリス以外のヨーロッパは勿論、アフリカやアジアの国々も少なからず歩調をあわせ、この地球の限られた資源について考え始めている。

世界のリーダーだったはずのアメリカは世界中でもっともエコロジーの意識が薄い、というかほとんど無い、、。、もっと言うと世界で一番この地球の資源を食い荒らし、そのつけを発展途上の経済的に豊かでない国々に回しているわけだ。

こんなに恥ずかしい話はどこにもない。 もっと恥ずかしくも恐ろしいのは、当事者のアメリカ国民はそのことを全くと言って良いほど知らないし気にしていない。 つまり自分さえ良ければ良いのだ。

 その発想の行き着く先は、自分の会社の利益だけ考えればよい、自分の国だけが平和で幸せで豊かなら他の国のことなど全くかまわない。

雨が降る日も大量のスプリングクラーから、きれいな水がぶちまかれている。
これを見ると、アフリカでまともに水が飲めない国があり、そのために私財をなげうって10年以上井戸を掘り続け、奇麗な水と教育環境を子供達に提供しようとボランテイアを続けてきている、大阪の友人の下川牧師さんの活動を思い出す。 なんと立派な人だろうか、、そして それに比べてのアメリカ人、、、まったく恥ずかしいばかりだ。

LAはパームツリーが有名だ、、ところがああいった木は全てオーストラリアとハワイから切って持ってきて人工的に植えたもの。 つまり砂漠の上に人工的に人間が住めるように作られた街なのだ。

 電車が走っていないので一人一台車が必要、、
大きなピックアップトラックが男の象徴、、5000ccV8だ、、 垂れ流しのガソリン、、、いまどきV8はないだろう、、 自分達のガソリンが高いので中東を侵略しても誰も文句は言わない。

911をTVで見たとき、なんと打たれ弱い国民なのかと驚いた。(犠牲者のかたがたとそのご家族には本当に悲劇だったと同情しますが、、)

 もっと驚いた話は911のすぐ後、TVではパールハーバーのフィルムをどこでも流しっぱなしだった、、アメリカ本土が攻撃されたということを強調する為だったのだけど、あれではまるで日本人が神風アタックをニューヨークでやったみたいな扱いだった。

古い話にもうなってしまうけど、その夜ライヴのあった私はセヴンイレヴンによってアメリカ国旗を買って、ステージの上に一本、そしてドラムのバスドラの前に一本飾った、、

要するに我々は合衆国に対して忠誠心があるということをアッピールする為だった。 実際 私がどう思っているかなどは問題ではなく、、こうしないと身の危険があったからだ。

心配して仲間のギタリストが駆けつけてくれて(この話自体、良く考えると凄く変な話なわけだが、、、)

 He Said,,, おお、これは良いアイデアだ!
何が良いアイデアだ、、(笑、)

しかし 本当に良くあのタイミングでどのTV局も真珠湾のフィルムを流すものだ、、まるで話が出来ていて、、打ち合わせ済みで、フィルムも編集して待っていたような手際のよさだった、、、

話をマーケットに戻すと、買い物を終えて、一つのレジ袋に入れる品物はたったの2,3個、、挙句の果てに Paper  or plastic? この決まり文句に、” Both” なんて答えるおばさんがたくさんいる。

 良くわからない人に詳しく説明すると、(アメリカのスーパーマーケットのレジでは袋詰め係りがいて、紙袋かレジ袋かをまずお客に聞く、)、大きなレジ袋の中にこれも大きな紙袋を広げ、、その中にレタス一個と牛乳一本だけを入れる、、

同じように次のBothのバッグには商品2,3個のみ、、だから店から出てくるときには多い時には10個以上のプラステイックバッグの中に入ったPaper Bagがカートの中に入っているのだ、、

(私はRalphs Bagというエコバッグを買って少しでも協力しようとしているけど、店員によってはポッカ-ンとした顔をされる、、)それ何?
へーイ、、ワッッダ? (何だお前は マリファナでもやっているのか? といいたくなってしまうような、、)

世界一醜く太った、、アメリカ人よ。 いい加減に目を覚まして欲しい!
エコバッグ使おうぜ!  スプリングクラーもうちょっと遠慮しようよ! V8 5000ccのキャデラックやFordF-150とか、、もう一人一台ずつ乗っている場合じゃないでしょう! スクーターでも乗りましょうよ。


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米大統領選の行方、、途中の山場、、。

2008年05月07日 | ロスアンジェルスから
ノースキャロライナ とインデイアナの2洲の結果が民主党の候補決定に大きく
影響を及ぼす現段階、、、

ほぼ互角のオバマとヒラリー、、この2人のうちのどちらかが民主党の候補となり共和党のマッケインと争うわけだが、、

個人的な気持ちはマッケインになったほうが良いのじゃないかと思い始めている。
おやおやリベラル派じゃなかったのか? オバマ好きそうだけど? 違うの?
といった 声が聞こえてきそうなコメントだけど、、実はこれにはようく考えた上の理由がある。

ご存知のとおりオバマの勢いは凄い、、、Change!!!を合言葉に若者の層を中心に黒人はもちろん、かなりのリベラル派の支持をえて 新しいアメリカ!に向って突き進んでいっているイメージが強い。

その反面 懸念されていることはチェンジは全く持って結構なのだけど、、何をどういう風にいつ、どこで、誰がチェンジするのか?というような具体的な政策がはっきりとしていない。 もちろん チェンジだけを言っているわけではなく、事細かにひとつずつの見解を示した上でヒラリーと争っているわけだが、、、

彼の民主党に出した最初の表明コメントの中にこういうものがあるそうだ。

アジア政策に関しては これまでのアメリカ対日本、アメリカ対韓国、、といった一対一の関係を重視するのではなく、より広い範囲を視野にいれて、ヨーロッパのようにアジアを一つの地域と言うより、国と見て外交を進める、、、

その際のリーダーは安保条約などの条約が各日本や韓国とあるにせよ、、それらを重視するのではなく新しい(チェンジ)関係のほうを重視する。

そしてわたし(オバマ)が考えるアジアのリーダーは中国とする。 これからはアメリカはアジアに関して中国を中心に、リーダーとして捉えて外交を進めていく。

こういうことらしい、、、

これは日本人なら、、ちょっと待った! じゃないだろうか?

ただでさえ外交がもっとも苦手な日本の政治家、、、
今後もしオバマが米国大統領になったら、、

台頭する中国にますます好き勝手な外交政策を許し、色々なことで押し切られ手しまう可能性が大きい。

もともと弱腰の日本国がますますピンチに追いやられるという事ではないだろうか。

というわけで私はオバマさんにはここらへんで、Withdraw,,お疲れ様していただきたいと思い始めたわけである。

じゃあ、ヒラリーとマッケインに関してはどうか? これは世の中でいわれている通り、ヒラリーの後ろには経験豊かなクリントン旦那が付いているわけで、最悪クリントン時代を繰り返すだけかもしれない、、という事は大怪我はしないだろう。 というわけで、ヒラリーでも良いかもしれない。

しかし、、ここ最近の世界情勢をみてみると、、けっこう荒れている、、何があってもおかしくないような感じがする。

ということはもし万が一恐れている事態、、有事にはハノイヒルトンで過ごした若き日のF4ファントムのパイロットでもあった、マッケーインのほうが良いのではないかと思ったわけだ。

戦争の怖さを知っているから、戦争はどうしても、何があっても避けなければいけないと知っている元トップガンは、しかしイザと言う時にはその展開と収拾も含めて最良の判断をするのではないかと思ったわけだ。

 これは彼の伝記映画Byハリウッドを数年前に見た影響も強いことも加えておくけど、、まあ、当たらずとも遠くはない、、のではないだろうか。
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ガソリンの値段

2008年05月02日 | ロスアンジェルスから
日本で一度下がったガソリンの値段が又上がったらしい、、。
それなら下げなければ良かったのに、と考えるのは素人考えか?

しかし日本のガソリンも高くなっているけど、アメリカのそれは強力だ、、特に全米で一番高いのが私の住むカリフォルニア州との事でそれはすごいあげ率なのだ。

ちなみにこちらに移り住んだ97年の3月、1ガロン(3.79L=1ガロン)1ドル15セント(以後面倒なのでリッター何円に換算)つまりリッター約35円だった。 これが先週はリッター118円くらいになっている。 10年で3.5倍になったのだ。

記憶では97年の正月頃の日本のガソリンの値段は105円くらいだったか? ちょっと記憶があやふやだけど、、まあ、そんなくらいかな、、今150円だとして1.5倍になったというところかな、、だから倍率自体はアメリカの上がり幅よりかなり少ないのだけど、、勿論もともとの値段が違うと言うのがあるけどね。

それでもアメリカでは大きな4駆とかピックアップトラックに一人1台ずつ乗っているわけで、かなり世界のガソリンを消費していることになると思う。

聞くところによるとアメリカの会社では交通費と言うものがないのでガソリン代が給料の3分の1をしめる人とかも多いらしい、、

お金だけで言えば大変な話だけど、、あまり周りで大騒ぎしないのはどうしてだろうか? なにかもっと大きな理由でもあるのかな?

とか思っている時、タイムリー(?)にもケーブルTVの地味なチャンネルで地球温暖化と石油の消滅、食料危機と地球の将来、、これらの問題について総合的な予言とも、仮説、とも言える興味深い番組をやっていた。

驚くべき事実がそこには隠されていた、、アメリカ大統領だけが知っている真実、、、などなど、、、

この次にこの番組で言っていたことを書いてみます、、。でもTVで言っていたと言う話ですよ。

どちら様もSave Energy & Happy Week End!

Peace.
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