ちょうど25年前の今日、1997年3月17日セントパトリックスデイにアメリカに移住しました。 あっという間といえばそうだし、それでもいろいろなことがあったな、体験したな、といえばそうだし、の25年でした。
写真はこっちに来てすぐ走ったRoute66です。
まあ、年齢を重ねると時間の流れがとっても早くなりますね。 やはりアインシュタインは正しかったんですね。
2020年に始まったCovid-19という未知のVirusとの人類の戦い、今年になってロシアがウクライナに攻め入って本格的な戦争に発展、世界中がとんでもないことになっていっています。 自分の人生の中で体験する大きな世界情勢の変化です。
個人的な意見として長年 そうじゃない人にとっては極端なタカ派保守とも取れるようなことをここでも書いてきましたが、今回のロシアVSウクライナの戦いを見ていて自分の中に大きな変化が出てきました。
以前の自分だったら、そら見たか?だから言っただろう? 一日も早く防衛力を強化して強い軍備を持とうと、そして事と次第によっては核武装も必要かもしれないぞ? 憲法は即効新しいものでも作ったほうが良い。
などと以前は思っていました。 ところが今回のことでなんかが自分の中で変わっていくのを感じています。
新たな思いは、、、、どうも人間は本当に好戦的でバカな生き物なのかもしれないぞ? 長い長い人類の歴史の中で洋の東西と人種を問わずずっと戦い続けてきたように思えてきた。そうだ、もしかして人間は平和なんて望んでいないのかもしれないぞ?
もちろん 悲惨な目にあっている市民、罪の無い子どもたちが苦しんでいる姿を見て同情したり そうしている相手に憎しみすら持ってしまう感情も人間の姿でもあります。 でも 実に単純にTVやネットや他人の言うことを信じてしまう一般庶民(自分も入るのですが) ここぞとばかり感情の高ぶりを発露して正義の鉄拳を振り上げる人たち、だって正しいことをしているのだからね、という状態に今なってきているように思えます。
戦争になると人々は生き生きとすると昔から言われています。 ハイになるんですね。 勇ましくなる、戦いですからね。 でも 人間はだから馬鹿なのかもしれませんね。 学ばない、変わらない、何千年も、それでいて大義名分、主義主張、守る家族がいるんだよ、国が無くなっちゃうんだよ?と戦いに行く。
なんか違うんじゃないかと思い始めています。 誤解を恐れず書くなら子供や一般市民はもちろん両国の兵士たちの命、これらすべての尊い命を一人でもよいから失わない方法があるとすれば それはウクライナによる即効の無条件降伏だと思うわけです。 アンコンディショナル サレンダー といいますが、、、
これを少しでも良い条件、コンディショナルサレンダーに持ち込みたくて、そう自分を納得させて、ゼロ戦の露と消えたのが学徒出陣の特攻兵だったという話もあります。 2600年の日本民族の存亡をかけて尊い自分の命を捧げた若者たちの気持ちだったと(なんとアメリカでは)説明されています。
結果は我々の知っている歴史が語ります。 一晩にして10万人の市民が焼け死んだ3月10日の東京大空襲、沖縄での民間人を含んだ地上戦。とどめは2発の非人道的な核爆弾の投下! それでも降伏はしないぞと、まだ本土には無傷の疾風が300機あるじゃないか? 1億総火の玉、本土決戦だ! 竹槍を使うんだ! と、、、その状態を今のウクライナに重ねてしまいます。 まあ、ウクライナは世界中がバックアップ、日本帝国はロンリーバトルでしたけど。
大東亜戦争開戦時の文言が本気だとすると ミッドウエイで負けて その後 山本五十六がラバウルに散って国葬、、このあたりでコンディショナル サレンダーに持ち込めたのではと思います。 どれだけの命が救えたかは計り知れないですね。じゃあ、なぜあそこまで傷を深くしていったのか? 誰がそうしたのか?
日本人は戦後長い間このことに関しては思考停止しているようにも思えます。
ふとそういうことを考えたとき、じゃあ、今回のゼレンスキーの18歳以上の男は国外へ退去禁止、半ば強制的にも思える、市民よ立ち上がって戦おう、外国人も戦いに来てくれ、武器はある(ドイツのパンツアーファスト3、アメリカのスティンガー、提供されてありますね)
これ1億総火の玉、本土決戦、なんにも変わらないです。 ウクライナの人たちの総意はロシア人を殺すことなんですかね? それとも平和に暮らすことなんですかね?
現在の米英を中心としたプロパガンダの酷さは常軌を逸しているとおもいます。ほぼ 大本営発表と同じレベルです。 もちろんロシアも負けずに対抗しますが こういうメデイア戦は圧倒的に西側の勝ちです。 もう最初から旧共産国は独裁国ですべてが嘘で固めれているから全部ウソだ、とインプットされていますから。 もちろんどっちもどっちです。 ただ、その西側の一方的な集中砲火を我々日本人は浴びているわけです。
この件で僕は黙っていようとずっと思っていました。 こういうセンシティヴなことは誤解され安いですし、しかし 昨日のニュースでゼレンスキーがアメリカに向けて 911とパールハーバーを例に出してロシアをなじった演説があったと聞きました、今日すでに一部のメデイアではパールハーバーのところは消されて911だけになってました、恐ろしいスピードです、その事自体がメデイアの公平性を疑うに値する歴然とした事実と思いました。
オイオイオイ、、ちょっと待てよ!
冗談じゃない、何が真珠湾だ。
Part 2 に続く、、、