日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

ジョン・F・ドノヴァンの死と生

2020年05月31日 | 映画
あれよという間に
5月も最終日

少し前に
町の小さな映画館が再開し
先月観るはずだった映画を
1か月遅れで観た


こんな所にあったのね的な
窓が開いてたし

もちろん
モギリの人は
ビニールカーテンの向こう


人気俳優×俳優志望の少年


密かに続けられた文通


グザヴィエ・ドラン監督といえば
母×息子

今回は2組

どちらの母子も
愛情が空回り


母サム
(ナタリー・ポートマン)
息子ルパート11歳
(ジェイコブ・トレンブレイ)

ひとりロンドンへ向かったルパート
自分は会議があって
探しに行けないと言いながら
ロンドンの駅に降り立ったサム

誰カバーかわからないけど
「スタンド・バイ・ミー」流れる
雨の中のシーンに感動



母グレース
(スーザン・サランドン)
息子ジョン29歳
(キット・ハリントン)

何もかも上手くいかなくなり
どん詰まりのような状況に
追い込まれたジョン

でっかい花束持って
母の前に現れる
ちょっとはにかみながら



ドラン監督の前作
『たかが世界の終わり』では
「Home Is Where It Hurts」に
心揺さぶられた

今回も
冒頭で流れる
アデルの
「Rolling in the Deep」に
ぐっと引き込まれた



この映画
子供の頃
『タイタニック』に感動して
レオナルド・ディカプリオに
ファンレターを送った
というドラン監督自身の体験が
元になってるという


そのファンレターには
返事は来たのかな?


一度はジョンに裏切られる
ルパート少年
よく乗り越えられたなあと感心

あの状況
私ならきっと
立ち直れない

ジェイコブ・トレンブレイが
8歳の時に出演した
『ルーム』
また観たくなりました


ちょっと怖いけど


話は戻りますが
このタイトル
ちょっと違和感あった

"生と死"
の方がしっくりくる
言葉の順番として


薬物の過剰摂取で
スターが急に亡くなること
海外ではけっこうある

そんな時たいがい
事故なのか
自殺なのかが取り沙汰される

ジョンの場合も
しかり

劇中でも誰かが言ってたけど
ジョンがルパートに書いた
最後の手紙には
暗さはなく
希望が感じられた

そしてその希望は
ルパートに継がれた

それが真実なのかなと思った

だから
"死と生"でいいのだ



最後ムリクリ落としました
堪忍〜

・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。... 

今年は特に
月日過ぎるの早い気がします

コロナマジック?



憧れの布マスク

2020年05月30日 | 日記
使い捨てマスクが
あちらこちらの店頭に
カムバックする頃になって
私の手元にも
布マスクがやって来た

時間ができたら
自分も作ってみようと
思いながら
全然時間できぬまま
使い捨てマスク
洗って使うパターンで
しのいできた



奥さんが作ったと見える
職場の人の布マスクを
幸せの象徴のように
羨望のまなざしで
見たりして…

布マスク作り
はまると
止まらなくなって
量産してしまうみたいですね

まわりまわって
私のところへも
舞い込んできました


アベノマスクは
まだ届かないし
10万円給付も
音沙汰なし

そんななか
散歩道の門が
ついに開かれることを知った
5月30日



久しぶりに
友達とカフェ
行きました

隣り合って座って
遠慮しいしいマスク外し
飲むコーヒー
お会計のレジには
ビニールカーテン

コロナの時代の
新しい生活様式

朝陽の向こう(歌劇団×花壇)

2020年05月29日 | Memories of ZUKA
3年前の5月29日は
宝塚大劇場 雪組公演
『幕末太陽傳/Dramatic“S”!』の
千秋楽の日だった



歌劇団も花壇も
見られない日が続く中の
2020年5月29日

歌劇団×花壇

『幕末太陽傳』挿入歌
「朝陽の向こう」に
2017年5月27・28日の
散歩道写真を添えて
お送りします



きらめく星が消えてゆき


静かに夜が明ける


かわした言葉も


笑顔も


全て遠い夢の跡


きらめく海のあの果てに


何かが待っている


はるかな未来は輝き


今 目覚めを待つ


数えきれない


思い出をこの胸に


抱きしめたら


あの空へ飛び立とう


遠く遠く


はるか遠く


空の彼方


何かが待つ


まだ見ぬ冒険が


軽く軽く



どこまでも



今 走り出す



新しい夜明けの道を


遠く遠く



はるか遠くへ







































あの朝陽の向こうへ






今 旅立とう


プログラム
宝塚大劇場公演と
東京宝塚劇場の裏表紙

どちらが朝焼けで
どちらが夕焼けなのかな








・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。... 

楽しみにしてた
アメリカのドラマ
『サバヨミ大作戦』最終回

中途半端すぎる〜



・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。... 

朝からずっと
出かけてました

すっかり夜になってしまって
堪忍〜

あちこちで話を聞くうちに
徐々に答えが見えてきたような…
現時点でのということだけど

八十日間世界一周

2020年05月28日 | 
4月の終わりに読みはじめた
ジュール・ヴェルヌ著
『八十日間世界一周』


1872年10月2日
午後8:45
ロンドンを出発した
フォッグ氏とパスパルトゥー

世界を一周して
12月21日 土曜日
午後8:45に
ロンドンに帰ってくる予定


『看る力』を間に挟みながら
ぼちぼちちまちまと読み進めて
先日ようやく下巻に入った



ブリンディジ 10月5日着
スエズ 10月9日着
アデン 10月14日着
ボンベイ 10月20日着
カルカッタ 10月25日着
シンガポール 10月31日着
香港 11月6日着と来て

香港から横浜行きの船に
乗らなければいけなかったのに
パスパルトゥーの失態により
最大のピンチに



謎の紳士フォッグ氏は
詩人のバイロン似の
なかなかの美男らしい

でも
同じく謎めいた人物なら
やっぱり
『海底二万里』の
ネモ船長のほうが
断然魅力的と最初は思った



フォッグ氏が
金持ちであることは
間違いないようだけど
何をして稼いでいるのか
誰も何も知らない

1日のスケジュールだけは明確で
それは
"恐ろしく機械的で"
"判で押したように決まりきったもの"
とあり

何だかつまらない人だなと思っていると
"世界じゅうあらゆる場所について、
"氏より詳しい人間はいない"
と続いて
また興味をそそられた

普段から
冷静沈着なフォッグ氏

旅に出てからも
うまくいってる時も
ピンチに陥った時も
全く感情をあらわさない様子に
最初は物足りなさを感じたけど

同行してる召使いの
パスパルトゥーが
主人の分まで
派手に一喜一憂してくれるし

何事にも動じず
どんな窮地でも
必ず道はあるとばかりに
冷静に次の一手を打っていく
フォッグ氏に
自分もこうなりたいと
思うようになった
中年の乙女心

これらの本を供に
人生という旅の途中です


ちょっと話が飛躍しました

最後に
パスパルトゥーが見た日本人を

つまり
ヴェルヌの日本人のイメージ
ということかな

人々は皆、
まっすぐな黒い髪をしていた。
背は高くなく、
胴長で、
足はひょろひょろしている。
顔は大きく、
肌の色は
くすんだ白から赤銅色まで
さまざまだ。




明けぬ夜はない〜♪

2020年05月27日 | Memories of ZUKA
先日レターパックで返品した
星組公演
『Ray −星の光線−』
ライブCDの
良品が届いた

早速開封


TCA PRESS 6月号が
同封されてて

あら
いのさん



なんてタイムリー

6月は
雪組公演
『幕末太陽傳/Dramatic“S”!』が
放送される




と言っても
スカイステージは
入れてないので
Blu-rayプレーヤーさえ
なかった頃に買った
DVDで


昨日の
梨花ますみさん(専科)からの
メッセージ
"明けない夜はない"も
きっとこの作品のことが
胸にあったのではないかと想像

たとえ苦しい時代でも〜♪
明けぬ夜はない〜♪


メッセージリレーの
バトンを受け取った
透真かずきさん(雪組)演じる
相模屋の番頭さんの善八は
中年の乙女心お気に入りキャラ
『壬生義士伝』の佐助の
コメディ版みたいな感じ

個性的なキャラがひしめき
相模屋をめぐる群像劇が
おもしろい


トップスターになると
皆さん急にシャープになるから
まだふっくらした印象の
2番手時代最後の
望海風斗さん


それは
トップ娘役さんも同じで
どんどんシャープに
ますます美しくなっていった
真彩希帆さん


この時は
こういうカップリング

彩風咲奈さん
3番手時代ならではの
伸び伸びした魅力も
見逃せない


痛快で
ほっこり心あたたまる
ラストシーン

同じく
小柳奈穂子先生演出の
『はいからさんが通る』が
ますます楽しみになった



痛快といえば
2017年に
『幕末太陽傳』と前後して上演された
星組公演
『スカーレットピンパーネル』も
痛快爽快

こちらも
6月に放送されるようです


最後は
「居残り稼業」
2番で締めくくります

猫の手よりも
借りたい人の手〜♪
天下御免の居残り稼業〜♪
歌に踊り
酒も仕込んで
あなたのもとへ駆けつける〜♪

この腕と才覚
度胸つかい
いつか来るその日まで
動いてやる〜♪

こんな苦しい時代には
頼るあてもない〜♪

沈む夕日を見つめながら
羽織ひっかけ
走り出す〜♪


・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。... 

いつも敬称略なのを
実は心苦しく思ってるので
今日は敬称つけて
行ってみました