宙組 博多座公演
『黒い瞳』
『VIVA!FESTA! in HAKATA』
感想に
過去の殿堂写真などを添えて
お送りします
まず一言で表すなら
台湾公演かと思った〜!
だって
お芝居の拍手の大きさもさることながら
ショーは歓声が飛び交ってた
千秋楽はさすがに熱いなあと
思ってたら
パレードの後は
ストンと幕が下りて
それきりEND
千秋楽は25日(月)なんだった
千秋楽でもないのに
あの熱さ
でも わかる
お芝居もショーも
本当におもしろかった
身を乗り出したくなるくらい
引き込まれた
『黒い瞳』
ロシアが舞台ということで
朝夏まなとの退団公演
『神々の土地』を思い出し
プーシキンの小説をもとにした作品なんて
どんなに重々しいかと身構えてたら
これがけっこうそこかしこに
コミカルな場面が散りばめられてて
笑えたんである
主にお笑いパートを担当したのは
寿つかさ演じる
ニコライの従僕サヴェーリィチ
そして
真風涼帆演じる
地方貴族の少尉ニコライの
若々しく凛々しかったこと
可憐で勇気ある
大尉の娘マーシャは
星風まどかにぴったりだった
さらに
帝政に刃向かう反乱軍の大将
プガチョフを演じた愛月ひかるは
間違いなく
この作品のもう1人の主役だった
敵対する関係にありながら
ニコライとプガチョフの間に
確かに通う友情が
1期違いの2人の友情そのもののように感じられて
キュンとなった中年の乙女心
それにしても
愛ちゃんて
黒装束の役がはまるなあ
『神々の土地』の
ラスプーチンとか
『天は赤い河のほとり』
マッティワザとか
『WEST SIDE STORY』の
ベルナルドも
概ね黒のイメージ
そうそう
カラフルな役もあった
『王妃の館』の金沢さん!
女帝エカテリーナ(純矢ちとせ)は
気高く美しかったし
和希そらたち
ストーリーテラーの3人組も
すべてのキャラクターが
生き生きとして魅力的だった
そんな中で
ニコライとマーシャの
運命の行方を
ドキドキハラハラしながら見守った
お願い!
ハッピーエンドになって〜!
『VIVA!FESTA! in HAKATA』
真風涼帆が赤い衣装着て
フェスタの男Sに
愛月ひかるが青い衣装の
フェスタの男Aに
再演に際しての
マイナーチェンジは
プロローグの最後に歌うのが
桜木みなと→真風涼帆
静かな曲だったのが
アップテンポな曲に変わって
盛り上がった
「ヴァルプルギスの夜」の青年が
真風涼帆→桜木みなと
エン・シエロ(牛追いの祭り)
→サン・ホセの火祭り
「Be Mine」で
メインになって歌うのが
和希そらだったのは
期待した通りだった
大盛り上がりの
「YOSAKOIソーラン」
ソーラン 宙組〜♪
そこから一転して静かにはじまる
「誇りと野心の大地」
真風涼帆が
朝夏まなとの演じた誇りの男Sを
演じるものとばかり思ってたら
ひとつひとつこぼれ落ちる命の雫♪と
歌い出したのは愛ちゃんだった
それを
先買いしてたプログラムを
数日前に見て知って
意外なうまい配役に
膝を打ったわけだけど
ちゃんと野心の男S(真風涼帆)が
主役になるように
振付も変えられていて
それがまたさらによかった
ロケットも群舞も
人数の多い本公演に
引けを取らないぐらい
素晴らしかった
息ぴったりの
デュエット・ダンスに
いいコンビになったなあと
つくづく思うとともに
そう感じると
終わりに一歩近づいた気がして
寂しくなったりもした
『VIVA! FESTA!』が
実咲凜音の退団公演だったせいも
あるのかも
パレード
最後に階段を降りてきた
真風涼帆が歌うのは
「誇りと野心の大地」
♪潤すのは一粒の涙と愛
♪命の鼓動強く響かせ
♪大地に祈れ
♪アー
今からこんなに熱くて
千秋楽はいったい
どうなってしまうのか
観たかった〜!
・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。...
当ブログ
下手の長ブログを少しでも簡潔にするため
敬称略となっております
上から目線チックで堪忍!