日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

SUPER VOYAGER! −希望の海へ−

2017年11月18日 | Memories of ZUKA
新生雪組の門出にふさわしい
海と航海をテーマにしたショー



海がテーマというと
『La Esmeralda』を思い出すけど
今回のテーマカラーは青

『ひかりふる路』の三色旗の青と
リンクする感じ



とびきりかっこいいキャプテン
SUPER VOYAGER!が現れて
希望の海へといざ船出!



プロローグに
観客参加の場面がある

花組公演『Sante‼︎』の時もあって
グッズなしで参加したし
切り詰めヅカ中だから
なしで行っちゃえとなったんだけど
今回はあるとよかったなと思う


(ピンボケで堪忍)

客席降りが始まって
どこまで来るかなとドキドキしながら
待っていたら
前方の通路に永遠輝せあと朝美絢が来て
一気にテンションが上がった
ポンポン振りたかった

バッグは後々使えそうだし
ポンポンは記念になるから
きばって買えばよかったなと後悔してる
中年の乙女心





見どころ満載のショーの中でも
1番気に入ったのは
黄色い衣装の彩風咲奈を中心に踊る場面

ジブリのアニメで流れる音楽が使われてた
魔法使いのアニメ
何て言ったっけ?
魔女のキキと猫のジジの出てくる…
『魔女の宅急便』!

調べてみたら
場面のタイトルと同じ
「海の見える街」という曲だった
ジャズ調にアレンジした曲に乗せて
カラフルな衣装のダンサーたちが軽快に踊る



その次はガラリと変わって
緊張感あふれる場面になる

スーツ姿の男2人が
1人の女をめぐって争うという
ショーではわりとおなじみの場面だけど
女を演じるのは男役の朝美絢だし
『ひかりふる路』で女性を演じた彩凪翔が
本領発揮のバリバリの男役を演じて
ギャップがおもしろい

争いの末に撃たれるのは
いつも男だけど…



今回の公演は
新トップコンビ望海風斗と真彩希帆の
お披露目公演であるとともに
月組から雪組へ組替えになった朝美絢の
お披露目公演でもあるような印象を受けた

芝居でもショーでもかなり目立ってた
笑顔がすごくいいし躍動感にあふれてる

もともとファンの人も含めて
きっと落とされた人がたくさんいると思う



ロケットのセンターを務めたのは
星組から組替えで来た綾凰華だった
見間違いでなければ
永遠輝せあも脚を出して踊る場面があったと思う
男役はふだんは脚を見せないけど
背が高いぶん脚もとびきり長くて
脚線美そのもの



ショーの終盤近くに
"Neige Blanche"という文字が
大きく映し出された

Blancheは白だと思うけど
Neigeは何だっけ?と思い出せないまま
後でプログラムを見たら


Neige Blanche号
というのが船の名前だった





赤いバラの出てくる場面もあったし
トリコロールが散りばめられてたような
気がする

場面の意味をばっちり確認した上で
もう1度観たい〜
と思うのはいつものこと



スノードロップ(待雪草)は
冬に出会うおなじみの花だけど
その花言葉が"希望"だって初めて知った



真彩希帆✳︎✳︎✳︎
✳︎✳︎✳︎望海風斗

2人合わせて"希望"の新トップコンビ率いる
雪組にぴったりの花



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ひかりふる路 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜

2017年11月18日 | Memories of ZUKA
PRINT@HOMEしてあったチケットの
出番が来た

雪組新トップコンビお披露目公演



プレお披露目の全国ツアーで
既に観てるはずなのに



うわー
スーパー歌の上手いコンビ誕生!!





と思ったのは
フランク・ワイルドホーン氏の楽曲
という要素が加わったからか
宝塚歌劇はやはり宝塚大劇場で観るに限る
ということか



『スカーレット・ピンパーネル』では
完全に悪役として描かれてる
マクシミリアン・ロベスピエール

アンチヒーローと呼ぶべきか
はたまたダークヒーローか
いやいやもともとはヒーローだった

いずれにしろ
わかりやすいヒーローではない
難しい役どころを
望海風斗は見事に演じてた



正統派と違うヒーローを演じこなすのは
先代譲り?



真彩希帆は
『幕末太陽傳』のおひさに比べると
ずいぶんほっそりしてきれいになった
最初は別人かと思ったくらいに
そしてのっけから美しい歌声を披露した



今年2つ目の
ギロチンが落ちに落ちる作品
『スカーレット・ピンパーネル』の後で
ロベスピエール役なんて!と思ったけど
ロベスピエールをただの悪役と見て
終わらせずに済んでよかった



『スカーレット・ピンパーネル』と
『ひかりふる路』は
コインの表と裏みたいだなと思う



革命さえ貫徹すれば
人民が幸せに暮らせる理想の世界にたどり着ける
そう信じてロベスピエールは突き進んだ

恐怖政治を始めたあたりから
ロベスピエールの衣装が黒に変わったり

この斜めの線が
衣装にも生かされてたりして
おもしろいなと思った



斜めの線は何を意味してるのかな
最初に見た時は
ギロチンをイメージしてるのかなと思った
でも"ひかりふる路"の路かなとも思う



ところで今回も
ほとんど予習なしで観劇に臨んだ

冒頭シーンで
夏美ようとチェスを指すドレス姿の女性が
彩凪翔だってすぐには確信が持てなかった

容姿の変わりようはもちろん
声がすっかり女性なのに驚く
あのちょっとハスキーな声が聞けなくて
残念な気もしたけど
かなりはまってた



専科の沙央くらまはこの公演で退団
カールした黒い髪がちょっと
『All for One』のモンパンシエ公爵夫人を
思い出させる
最後は革命に身を投じたジャーナリストを
さわやかに情熱的に演じる



2番手になった彩風咲奈は
ロベスピエールの同士ジョルジュ・ダントンを
大胆に演じる
恐怖政治を断行し続けるロベスピエールを
説得するために
自邸に招いて2人きりで食事をするシーンが
印象的だった
(ああ ごちそうが〜)



歌唱力抜群のトップと
長身でダンスの上手い2番手

10年前に見続けなかったその先が
はじまった



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