毘沙門堂(京都・山科) 高橋 満
鶴仙峡(山中温泉) F6 田中義三
桜並木(海津大崎)部分 変形 内藤哲哉
静けさ(長野・御射鹿池) F8 中村忠治
夏姿のU子さん F10 長井房枝
牛尾神社 F8 伯耆惟之
浮見堂 F6 町田源二
回想(京都・美山)部分 F4 山崎 清
モダンⅡ F6 山中真由美
毘沙門堂(京都・山科) 高橋 満
鶴仙峡(山中温泉) F6 田中義三
桜並木(海津大崎)部分 変形 内藤哲哉
静けさ(長野・御射鹿池) F8 中村忠治
夏姿のU子さん F10 長井房枝
牛尾神社 F8 伯耆惟之
浮見堂 F6 町田源二
回想(京都・美山)部分 F4 山崎 清
モダンⅡ F6 山中真由美
白樺林(上高地) 6F 大蔵美耶子
第10湖水会作品展がおわりました。今年が第10回の記念作品展。結成されて丁度10年。指導いただいていた石原誠治先生はすでに故人となられ、若かったメンバーも歳を重ねました。最年長は卒寿のNさんですが、毎回意欲的な作品に挑まれています。全員の作品を1点ずつ掲載しました。
伊吹 F6 飯沼正明
夏の思い出(倉敷) F6 太田厚子
島の狭い裏路地(クロアチア・コルチェラ島) F6 北川清房
初夏の大内宿 M9 相根満誼
舟屋(三方五胡) F6 佐藤 武
もうすぐ雨が(大山崎) F6 清水ちよ
帰帆島秋色(草津市・矢橋) F6 杉本幸男
夕焼け(有馬温泉) F6 高橋忠英
第10回湖水会水彩画展を下記のとおりご案内申し上げます。ご高覧いただきますようお願いいたします。
日時:2014年10月21日(火)~26日(日) 10:00~16:00
場所:大津市生涯学習センター・ギャラリー1階
大津市本丸町6-50 TEL:077-527-0026
作品:会員19名による風景画、静物、人物など41点
棚田 6F 北川清房 (2014年9月 熟年トリオ展より)
棚田は田植えのころが一番好まれて描かれる。この作品は水田に映っている雲がきれい。こんな棚田を描きたい。ついつい色をかさねてしまう。筆の置きどころがむつかしい。
一田づつ ゆきめぐりてや 水の音 北枝
暑き日の 水音ばかりの 棚田かな 惟之
霊仙山頂近くのカルスト
鈴鹿山系北端の霊仙山に行ってきました。JR醒ヶ井駅発7:48のバスで養鱒場へ向かう。バス停から登山口まで林道を谷川の川音を聞きながら、約70分。野葡萄、鬼灯、柿など眺め、ナナフシ(竹節虫)にも出合う。登山口で届けを済ませ、念願の霊仙山へ。苔生した石垣の沢をのぼり山小屋を経て、やっと2合目の汗拭き峠。次の目標、見晴台(五合目)までは約50分。ここでは名古屋からの2人と一緒に絶景を観る。眼前には伊吹山、津田山、八幡山、沖ノ島。遠望は三上山、比叡山、比良山など。台風19号がせまっているのに幸運であった。虎ヶ池(霊仙神社)七合目へは、一面に白い綿帽子をつけた花野がつづく。景色は一変して、カルストの岩があちこちに見られる。経塚山から最高点(1098m)に向かう。最高につかれきっているが、周りの景色に魅せられ勝手に足が動くのだろうか。12:30目標の霊仙山に登り着く。南には、藤原岳、御池岳などの鈴鹿山系が幾重にも影絵のごとく見られた(写真撮り洩れ)。昼食をすませ13:00に下山準備。下山コースは二本松経由の柏原登山口のルート。途中でルートを間違いJR柏原駅には17:00に着く。帰りの車窓から見た夕焼雲が見事でした。お疲れさまでした。
JR醒ヶ井駅ー養鱒場ーくれヶ畑登山口ー汗拭き峠ー見晴台ーお虎ヶ池ー経塚山ー霊仙山最高点ー経塚山ー避難小屋ー二本杉ー柏原登山口ー養鶏場ーJR柏原駅
霊仙山のカルスト原の枯木立 惟之
蟻のごと往けりカルスト秋の山
霊仙の花野に漂ふ棉帽子
秋天や風に舞ひをり白き棉
秋の山影絵のごとく幾重にも
熊除けの鈴響かせて霊仙山
ひと休み腑と足元に鳥兜
お
JR醒ヶ井駅
養鱒場バス停
養鱒場入口
林道の鬼灯
野葡萄
ナナフシ(竹節虫)
登山口へ林道をゆく
登山口
山小屋
峠までもくもくと
汗拭き峠(二合目)
見晴台(五合目)
白い草の穂
7合目へ
びわ湖のようなお虎ヶ池(霊仙神社)
七合目付近からの伊吹山
最高点はあそこだよ
霊仙山最高点(1098m)にて
霊仙山山頂
色づいた蝮草
鳥兜ひそと咲きをり下山道
二本杉(二合目)
延々続く下山道
柏原登山口
夕焼(車窓より)
こはるちゃんポストカードありがとう。地球儀じょうずに描けたね。けいすけくんのかみの毛くるくるのてんねんパーマになってる。クスクスくすくす。おもしろいよー。
こはるちゃん かわいいふくきているね。えがおが素敵だよ。けいすけくんそっくりさんだよ。また、あそびに来てね。しがのおじいちゃんとかずまあより。
可憐に咲くコスモス
白川にあそぶ子の声炎暑の日 惟之
薄暑光東寺の金堂まなかひに
夏つばめ九輪の塔を掠めとぶ
雲垂れて湖は鈍色梅雨に入る
田植済む無事の知らせに笹団子
金魚掬ふ妻と子のいる古写真
大海を知らずに逝きし金魚かな 洋子
掬ひ来し小さな金魚よく育ち 初枝
新聞を読むかに鉢の金魚寄る 美枝
七十路の夫の日課や金魚飼ふ 秀子
俳誌嵯峨野 平成26年10月号より転載