水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

夏越の雨

2009年06月30日 14時56分20秒 | 夏の俳句
                        梅雨の大戸川(大津市稲津)     
朝からの夏越の雨となりにけり 惟之
里山も川も緑の梅雨間中        
困惑の蝦蛄の一皿はさみ借る  
クレーンのくるくる廻る夏みなと
元気呼ぶメイク講座や七変化
父の日やビデオレターの孫来る
通天閣ライトダウンの夏至の夜
風薫る大劇場の屋根赤き
葉桜の花の道行く六十路かな
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グズマニア

2009年06月23日 19時29分41秒 | 静物
                観葉植物グズマニア F8号
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第62回響高槻句会

2009年06月20日 08時10分11秒 | 句会・吟行
                      鈴生りの枇杷 
日時:2009年6月18日(木)
場所:高槻市総合交流会館
  梅雨晴間の午後、新型インフル騒動も一段落して、いつもの「遊の工房」で行われた。裕毅さんが紹介されて、全員集合となる。名句があふれ、珍句も登場。例に洩れず楽しい句会でした。以下、1点句以上の示します。
  
   8点句 廃線の鉄路をかくす夏の草  洋子
   7点句 五月雨の音聞ているトタン屋根 敬子
       六人を産みし母なり枇杷熟るる よう子
   6点句 彩浅き旅のはじめの四葩かな 心太
       あじさいに敗けじと開く傘の花 捨弘
   5点句 羅の女性が消え行く路地の奥 久子
       夏空にハングライダー鳶の舞 洋子
       回廊に風の涼しき永平寺 照子
   4点句 ルピナスの群生を見る一花見る 裕毅
       籐椅子や在りし日の祖父やさしくて 照子
   2点句 困惑の蝦蛄の一皿はさみ借る 惟之
       回廊に風の涼しき永平寺 照子
       元気でるメイク講座や七変化 惟之
   1点句 蔵出しの梅酒琥珀に輝けり 心太
       滔々と流れる時代や梅雨の宇治 裕毅
       ギャルみこし浪花の顔となりにけり 捨弘
       父の日やビデオレターの孫来る 惟之
       長老の紋付袴村祭り 久子
       林泉の闇を縫い行く蛍の火 心太
       籐椅子に丸く身を置く猫二匹 久子
       羅や母の形見も色褪せて 敬子
       なめくじり・手塩・割り箸・紙コップ 心太
       夏空のちゅら大海や櫂飛沫 ひろよし
       紫陽花の咲きて絵手紙書き溜める 敬子
       手毬花枝先離れてんてんと 洋子
       

    
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蛍ぶくろ

2009年06月11日 15時46分10秒 | 静物
                 蛍袋と黄色い花  6F

    蛍袋は山野に自生するキキョウ科の多年草で、高さは60センチぐらい。6-7月ごろ、茎の枝を分かち釣鐘状の白または薄紫色で、内面は紫斑のある花が咲く。子供が蛍をとって、この花に入れて遊んだということからこの花がついている。また、雑草の中にぽっかりと、堤燈をさげたように咲くから堤燈花ともいわれている。合本現代俳句歳時記 角川春樹編 1998年より

  かはるかはる蜂吐き出して釣鐘草   島村 元
  一族の蛍袋となり揺れる       鮫島すみこ 
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ハーモニー

2009年06月09日 21時52分04秒 | 写生会・展覧会
         ハーモニー 長居博司(草津市) 第13回滋賀水彩展       
      赤き裸婦黒き手のなか夏館  惟之         
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滋賀水彩展

2009年06月07日 19時39分19秒 | 写生会・展覧会
                     ハーモニー  長井博司(草津市)

 第13回滋賀水彩展が大津市歴史博物館で6月5日から10日まで開催されている。出展作品は80展。ピカソ、ロートレックごときの作品や官能的なヌードなどこれまでと違ったエネルギッシュな出展が多く見られた。
 

赤き裸婦黒き手のなか夏館  惟之  
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新緑の棚田(高島市畑)

2009年06月05日 13時25分29秒 | 風景
                   新緑に包まれた棚田(畑)F40

  高島駅9:30発の畑行きバスで30分。乗客は2人で、比良美術館で1名がおりて、バスは私ひとり。やっと終点の畑につく。先着のカメラマンが何組かいて棚田をパチリパチリ。この絵にある棚田は蛇谷ヶ岳の登山コースの棚田。あたりは新緑に包まれ見事な棚田風景だ。「日本棚田百選」に選ばれているだけはある。
滋賀水彩に出展した。

  「新緑の峪へ落ち込む棚田かな」 惟之
  「暑き日の水音ばかりの棚田かな」
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