ロイヤル・エンフィールド(ブリット)のトランスミッションにはベアリングはメインドライブギアとメインシャフトの右端の2個しか使っていませんが、いずれも純正部品はインド製です。
よく見ると左側の大きい方(メインドライブギア側)のインナーレースが座屈しているのが判明しました。普通はあり得ませんね。
350ブリットはミッションの潤滑がグリスとオイルの半々の混合が指定されています。
本題ですが、ベアリングがケースにインストールされている時には(つまり抜く前)回転がスムースではなくゴリゴリした感じで”要交換”という判断になります。ところがベアリングを抜いて単体で回すとスムースに回るではないですか!
こういう事はベアリングの入る穴の締め代が大きい(穴が小さすぎる)時の状況にもありますが、ベアリングを抜くときにはそんな事はありませんでした。
結論として、座屈するほどベアリングの材質が柔らかい。アウターレースの材質も当然柔らかいと考えられますので締め代が適切でもケースにインストールすると変形する。ということと思われます。
そこで日本製のベアリングを挿入すると見事にスムースに回りました。
ちなみにケース内がグリス潤滑ということで、ベアリングは両面シール付きにしました。
それとエンフィールド初心者でも交換可能でしょうか?
御教授の程よろしくお願い申し上げます。