ttp://www.suzuki-classic.de/1_1.htm
スズキがコレダとして発売した2番目のTT250は、国内で当時の最高の16psとして売り出していた。当時としては相当斬新なデザインで、他社の250ccモデルの多くはリアキャリアが標準装備であったのに対しタンデムシートが付いている。
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その相当斬新なデザインは(フォグランプ?付き)ヘッドライトナセルと、この現代ならグラブバーとして通用するようなテールライト埋め込み・ウインカー一体型のフィン。
ttp://www.chilidave.com/Cadillacs.html
これは有名なハリウッドスターのタイロン・パワーが所有していたという1948年Cadillac Model 62だが、1950年代を中心にアメリカ車に広く取り入れられたテールフィンのデザインとして初めてのモデルだといわれている。
そのテールフィンのデザインの基となったと言われるP-38とツーショット。
コレダ TT250はスズキ自身が”オートバイのキャディラック”を目指していたというが、戦後10年を経ってやっと実用だけではないモデルが出てきて、デザイン上も”遊び”を加える余裕が見られるようになった。