使用には専用のベストが必要だ。ユニットは簡単に着脱できるが、最初からビルトインしたバイクもそのうちにでてくるだろうか。
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筑波サーキットは首都圏内の手軽なサーキットとして1970年に開場した。
開場当初に見に行って印象に残っているのは、FL500クラスのフロンテ3気筒だ。当時は騒音規制もなく、サイレンサー無しのトリプルチャンバーは強烈な音だった。動画には残念ながらサウンド入りはないが。
似て非なるものかもしれないが。
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2ストエンジンはシンプルな構造でしかも軽量、毎回転に燃焼するのでパワフルだから、軽自動車やバイクには向いていて、排ガス規制が厳しくなるまでは数々の名車もあったが、いよいよ難関を乗り越えて復活するのだろうか。
現在では会社組織が複雑になりプロトンの傘下にある、あのロータスが最近発表したのはOMNIVOREという2ストエンジンだ。その詳細はコチラのサイトで見ることができる。
トップページのENGINE STARTボタンを押すとこのアニメーションが開く。
*画像内の矢印は説明のために加筆した。
赤矢印を押すとTrappingの説明文がでる。白矢印を押すとTrappingvalveの部分がズームアップされ、水色矢印のAみたいなボタンを左右に動かすと黄色矢印のプランジャーが伸び縮みTrappingvalveの支点が動く。
赤矢印のボタンを押すとVariableCompression Ratioの説明文が開く。白矢印の部分を押すとズームアップし、水色矢印のAみたいなボタンを左右に動かすと黄色矢印のアクチエーターが回転し、VariableCompression Ratioのピストンが上下に動き燃焼室の容積を変化させ、圧縮比が変わる。
その他にもAみたいなボタンを動かすと回転数や負荷、それに燃料の混合率が変わり、それにつれてシステムが動き対応する変化を見ることができる。
特筆すべきはイグニッション・システムで、基本的にはコンプレッション・イグニッションであり、コールドスタート時と高負荷/低圧縮運転ではスパーク・イグニッションになる。
気になる潤滑方式は特に説明はないが、想像するにオイルの燃焼は最低限にする必要があることを考えれば完全分離給油だろう。それにはクランクケースで1次圧縮はできないからユニフローディーゼルのようなコンプレッサーを使うだろう。
しかし、何ということだろう。この情報は昨晩入手したものであり、ロータスがこのような研究を進めていたことは知る由もなかったが、大西エンジン(大西エンジン、続・大西エンジン、続・続・大西エンジン)の研究成果がイギリスで実現することになるとは。
追記 Omnivoreは雑食を意味するようだ。
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