ピストンエンジンは永遠か!な?

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エボオイル洩れ、そして・・・・②

2007年08月24日 | オイル洩れ

人気blogランキングへ まだまだ暑さは続きそうです。

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この画像は前回も紹介いたしましたが、拙ブログの愛読者でもあるS氏から情報をいただきました。

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ワタシもこの件については内心予期したものがあったのか、クローズアップの写真を撮っておきました。

ガスケットの破損とロッカーカバーの形状は偶然ではなく、矢印で示す窪みが故障の原因になっているというのがS氏の解析です。

最近S氏が手掛けた作業の車両は再発を繰り返し、S氏のところに辿りつく前には多大な費用が掛かったそうです。

このガスケットはエボエンジン初期にはコルク製であったため、途中でゴムに変更になり不具合が出てきたとワタシも思います。

ブリーザーの取り出しがシリンダーヘッドに変更になったと共にこの窪みもなくなり、同様のトラブルはソウ多く見かけませんが、初期型エボでは注意が必要だと思います。

S氏の施した対処は溝の両脇に3mmの穴を開け、柔らかいアルミの溶接棒をコの字に曲げて差し込んでから整形するという方法です。メタルパテで埋めても良さそうな気がします。

このトラブルはバイクの走り方によっても、 このトラブルは出る出ないがあるともS氏は指摘しています。ブリーザー圧力が関係しますから、ゆっくり走っているだけではトラブルは起きず、高速で走らなければ起きないのも根本的な解明が遅れた原因かもしれません。

S氏に感謝申し上げます。

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