今回の旅のきっかけとなったのは、「きたぐに」に乗ってみたいと思ったからである。1ヶ月前の日記の通り、今回乗車した「きたぐに」は、北陸新幹線建設に伴う富山駅線路切換工事で、いつもより3時間余分に乗れた。乗るなら今だと思った。
「鉄道ジャーナル 5月号」のレポでは、入線が22:21となっていたが、22:30頃入線した。自分と同じく、変則運行を狙って乗車する鉄道ファンが何人かいて、撮影をしていた。方向幕がずれていたので調整があり、面白い幕が見れた。他にどんなのが入ってるんだろう?
外での撮影後、車内へ。やはり、B寝台3段式は空間狭くてキツそうだなあ。でも、パンタ下は2段になっていて、そこを狙うファンもいるそうである。それにして、このカーテンの色は艶めかしくて、好きじゃないなあ(苦笑)
419系のボックスと同じで、普通車自由席は広々としてるなあ。グリーン車は長距離乗るんだったらB寝台の方がいいと思うが、中にはグリーン車を好む人もいるであろう。そして、自分のA寝台下段。奮発して、初めてA寝台を予約した。ゆったりした幅で、線路沿いの寝台配置なのがいい。スリッパは持ち帰り自由で、もちろん貰ってきた。再び外に出て、発車時刻まで撮影したり、各車両を眺めた。
列車は定刻通りに発車。電車なので、車内チャイムは「鉄道唱歌」である。今回の時刻変更が案内されたが、「ご迷惑をお掛けしますが、ご協力をお願いします」という内容が変だった。深夜の帰宅客を運ぶ役目で、疾走した。やはり電車だから発停車時の揺れは少ない。会津若松で買った駅弁をつまみに、お酒を飲んだ。そして、すぐに眠りについた。
金沢前で目が覚め、金沢では少し停車時間があるので、降りて撮影する事にした。金沢手前の車両基地には、489系が2本いた。「しらさぎ」が10分遅れ、それを待ってから発車した。ホームで見た、車内検札を受けた人とは別の車掌さんって、「鉄道ジャーナル」のグリーン車担当の人ではなかろうか。名札見れば分かったんだけど。
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席は山側だった。日本海が窓から見れる訳ではないので、それで良かった。白い山々、水の張られた田んぼそして桜と、北陸の車窓を楽しんだ。頭を当てる部分の下に枕を入れ、そこに背中を当て、脚を投げると、ものすごくつろげたんだよねえ♪
ちらほらと撮り鉄の姿が見えた。九頭竜川の橋には、大勢のカメラマンがいた。出勤、通学前の撮影であろうか。新疋田も多かったなあ。撮り鉄の今回の変則運行への関心の高さがうかがえた。
金沢を10分遅れで発車したが、予定通りの運転時刻に戻り、列車はゆっくりと東海道本線に入るために米原へと入った。東海道本線に入ったら、全然速度を出さなかった。複々線に入っても。京都からはある程度出したけど。ホームで待っている乗客の中には、普段見る事の無い列車を珍しがる人がいただろうなあ。
「きたぐに」の旅も間もなく終わり。定番の淀川にも、撮り鉄がたくさんいた。席をポンと叩き、心の中で「楽しかったよ~」って言ってから、下車した。回送をビデオ撮影した。 「鉄道ジャーナル」には、塚本方面に行き、北方貨物線を通って向日町の車両基地へ向かうとあった。夜仕事なんで無理だったけど、京都方面へ回送を撮りに向かう人もいただろうね。
次に来た「雷鳥」を撮ってから、新幹線で帰路に就いた。その後の「日本海」が見たかったけどね。それにしても、大阪から2時間で帰宅でき、のんびり旅したこれまでとは対照的であった。
「きたぐに」もじきに廃止となるであろう。乗客の中にはお年寄りもいた。お年寄りにとっては、夜行バスの利用は辛いものとなろう。是非、老朽化で使えなくなるのなら、新車で存続させて欲しい。
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「また」という事は、寝台列車に乗った事あるんですよね?何乗りましたか?
>セントレアライナー君
夏休みとか、まだまだ寝台列車の需要がありますけど、これが満遍なく需要があればなあ。「あけぼの」も新幹線延伸でどうなることやら。寝台車が付いている列車は全部乗りたいです(笑) まずは「日本海」に乗ってみたいですね。