なぞの旅人スーのブログ

鉄道、旅行、花祭り、その他日記にしたい事を書いていきます。実際の面識が無い方からのコメント、歓迎。荒らしや誹謗中傷は×。

恋愛が名曲を語る 作曲家のラブレター(碧南市芸術文化ホール・エメラルドホール)

2016-06-25 23:10:03 | 日記

 僕は昔、ピアノを独学で弾いていた。「似合わない」と言わないで(苦笑) もちろん、難易度の高い曲は弾けなかったし、下手だったけど。小さい頃は学校や近所の家のピアノを借りて弾いていた。妹がピアノを習うことになり、ウチがピアノを買ってからはそれを弾いた。中学生までは音楽の教科書の合唱曲の伴奏を弾いた。高校生になってからは妹の教則本や楽譜を買って弾いた。
 そんなことから、当然クラシック、特にピアノの曲が好きになった。妹は2人いて、下の妹が結婚してピアノを持っていってしまい、しばらくは市の「(元)勤労青少年ホーム」のピアノを借りて弾いていたけど、いつしか弾くことはなくなった。ピアノを弾いていないと、ピアノリサイタルに行きたいと思うこともめっきり減り、周りでピアノリサイタルが多く開かれるわけではないので、「生ピアノ聴きたいな」と思った時に開催日が離れてたりする。
 今年5月、「生ピアノ聴きたいな」と思って碧南市芸術文化ホールのHPを開いたら、ちょうどチケットが販売開始された当ピアノリサイタルの開催を知り、行くことにした。上の妹が結婚して碧南市に住んでいるのでチケット購入を頼み、今度ウチに来る時に 持ってきてもらった。
 碧南市芸術文化ホールの「エメラルドホール」でピアノリサイタルを聴くのは3回目である。初めての時は梯剛之さんのリサイタルで、ベートーベンのピアノソナタ「熱情」を生で聴き、感激して目がうるっと来たなあ。なんか、梯さんは後に行方不明事件があったみたいだけど。久し振りに行ったら道がだいぶ変わっていて、最後道を間違って明石公園へ行ってしまった(汗) 恥ずかしながら、車にナビは無く、道路地図も古い。新しい地図を買おうと思う。「えっナビじゃないの?」と突っ込まないで(苦笑)


 「館内での写真撮影禁止」とあり、リサイタル中でなければ問題ないと思うけど、ロビーにホール内のモニター画面が写っていたのでそれをブログ用に撮った。言葉通り捉えればロビーも館内であるが、常識的に考えてまず問題ないと思ったので。


 午後2時に開演。演奏者の熊本マリさんが舞台に現れ、すっとピアノに向かい、「ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9-2」(ショパン)を弾いた。
軽やかな演奏だった。
 この曲が終わってから語り手の石田純一さんが舞台に現れ、2人がトークしながら聴衆に向かって話してくれた。あんまり芸能界に興味はないけど、テーマにふさわしい語り手ってことかな?(笑) 
 引き続いてショパンの曲他、あと3人の作曲家の恋愛の話を、彼らが愛した女性への想いを綴った日記、手紙を石田さんが朗読し、エピソードを紹介しながら、その作曲家の曲が何曲か演奏されていった。ショパンは作家ジョルジュ・サンドという女性に恋していたことは知っている。ショパンの日記が朗読されたけど、当たり前だろうが本名の「オーロール」で記していた様で、ジョルジュ・サンドは作家名であることを今更知った。HPには演奏予定の曲名がちょっとしか出ていなかった。「梅雨だし『雨だれ』を聴きたいな」と思っていたら、プログラムに入っていて良かった。
 ショパンとジョルジュ・サンドとの恋愛も終わりの時が来た。彼女の子どもがショパンを嫌っていたことが起因したそうである。別れてからショパンは心身ともに衰弱していき、やがて死を迎えたそうである。そして、「ノクターン 第20番 嬰ハ短調『遺作』」が演奏された。
 他の作曲家で恋愛をイメージする人が思い浮かばなかったけど、やはり1人の男であり、恋愛のエピソードを持つ作曲家が他にもいたわけで、そんな作曲家の曲が続いた。次はリストであった。なんと、彼は不倫の恋愛だったそうである。2人の女性が登場したが、帰宅して調べたらもっとたくさんの夫人と恋愛沙汰を起こしていたそうである。また、リストはモテモテだったそうで、彼の演奏を聴いて気絶する女性もいたそうである。
 さて、ここでピアノリサイタルを聴く機会がある人に質問。どこの席に座りますか?僕は舞台から少し離れ、向かって左側に座ることを好む。鍵盤、演奏者の手指の動きが見れるから。今回は前から8列目の左寄りにした。縦で中央に座る人が多かったなあ。時折光るイヤリングが素敵だった。リストの曲は指の使い方が技巧的とのことで、指使いが見れて良かった。「ハンガリー狂詩曲 第13番 イ短調」では指を揃えて鍵盤を滑らせる弾き方が見られた。なんか、リストの曲を生で聴いたことがこれまであまりなかった。 
 小休憩を挟み、今度はシューマンの曲。 シューマンは師事したピアノ教師の娘・クララに恋をし、出会った時にクララはまだ少女だったそうである。父親が結婚を許さず、法的手段に出たそう。念願叶って法的に結婚が認められて2人は結ばれ、8人の子どもに恵まれたそう。帰宅後に調べたことも含め、「献呈 『ミルテの花』作品15より」は結婚前夜にクララに捧げられたそうである。「献呈」って固い言葉だから、王様に捧げる曲かと思っていた。よく聴くリスト編曲のものが演奏された。これはHPに曲名が載っていて、生で聴くのを楽しみにしていた。また、その前に演奏された「トロイメライ」も結婚できない間にクララへ向けて作曲されたものだそう。ただ、その後シューマンは精神病を患い、入水自殺を図ったそうである。助かったけど、ほどなくしてこの世を去ったそうである。
 最後はブラームスだったが、なんと愛した女性はクララだそうである。シューマンの話からいつの間にかブラームスの話に移っていた。ブラームスはシューマン家と関わる様になり、シューマンもブラームスを絶賛したそう。シューマンの死後、クララを支える様なプラトニック的な恋愛であったみたい。クララの死後もブラームスは生涯を閉じるまで独身であったそう。ブラームスのピアノ曲ってあんまり聴いたことがないけど、しっとりとした曲ばかりだったなあ。全体にも落ち着いた感じの曲が多かった。
 本演奏が終わり、「こういうタイプのリサイタルってアンコールあるんだろうか?」と思いながら、他の聴衆と共に拍手を続けた。ちゃんとまた2人が出てきてくれた。確か「恋が訪れた時」という曲名を言ったと思うんだけど、帰宅後に調べたらその様な名前の曲は見つからなかった。アンコールはこの1曲だけだった。これまで聴いたピアノリサイタルでは何曲かあった。こういう形式だとしょうがないのかもね。
 熊本さんは始めと終わりに「エメラルドホール」の魅力を語り、始めには「ピアノの保有台数が凄い」と言い、終わりには「皆さんの顔を見ながら演奏できる」と言った。僕も「エメラルドホール」は素晴らしいと思う。人口数万人である碧南市の小規模なホールだが、しっかりした造り、設備で、演奏者と聴衆が一体となれるアットホームみたいな雰囲気がある。今回空席が目立った。ピアノに興味がある人達に当ホールのことをもっと知ってもらいたい。やっぱり、聴衆が多い方が演奏者は嬉しいだろうし。ギャラって聴衆が多い程、上がるものなのだろうか?
 ロビーでアンケートを書いていたら、なんと熊本さんが現れ、サイン会が始まった。「エメラルドホール」だからこそのサービスであったであろう。「プログラムは折りたたんでしまったし、書いてもらう紙どうしよう?」と困っていたら、ホールスタッフがサイン用にもう1つプログラムをくれた。実は数年前に熊本さんは蒲郡にも来てくれ、演奏を聴いた。書いてもらっている間にそのことを話そうと思ったけど、その間熊本さんは付き人と話していたので、無理だった。僕の名前も入れてくれた。最後に握手をしてくれた。確か、蒲郡の時も熊本さんは話を交えながら演奏をしたと思う。温かい感じのピアニストである。


 近郊でピアノリサイタルが行われないか、これから気にしていきたい。
 
 

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グルメと逸品フェスティバル(ものづくり博in東三河)

2016-06-18 23:44:53 | 日記

 FACEBOOKにおいて「豊川いなり寿司で豊川市をもりあげ隊」のゆるキャラである「いなりん」が「グルメと逸品フェスティバル」に現れるという話があり、東三河のグルメが集合するということで行くことにした。ただ、メインは「ものづくり博」だった。東三河の主に製造業の優良企業が集まり、技術、魅力を披露するという。僕はグルメ狙いだけどね(笑)
 会場の豊橋市総合体育館は豊川橋を渡ってすぐで、近かった。 館内には企業の展示を見る人達の行列ができていた。昨日も行われ、中学生が校外学習で訪れたらしい。
 まずはグルメ会場を廻って品定めした。そして、売ってくれるというのなら欲しい物を買っていった。本当は午前10時から販売開始だけど、イベントによくあることでフライングで売ってくれるところがいくつかあった。「道の駅 めっくんはうす」ブースで、乾物を買った。


 田原市の「あさりの押し寿司」ブースであさりの押し寿司を買った。以前「蒲郡市農林水産まつり」で買って食べたことがあり、美味しかったので。


 ブースの写真は無いけれど、「設楽町」ブースで鹿肉の唐揚げを買った。
 東三河の各市町村の観光PRブースもあった。また、「道の駅 グリーンポート宮嶋」も来ていて、先日食べて美味しかったフランクフルトを買った。ここもブースの写真は無し。

 「菓子匠 華月」の「うずらプリン」を買った。試食もあり、優しい味で滑らかだった。うずらの卵は小さいので、たくさん使っているんだろうなあ。3種類の味を買った。


 すぐ帰宅し、昼間っからお酒(笑) 鹿肉の唐揚げは弾力があってスパイシーだった。


 食べることは楽しいね♪

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対馬 最終日

2016-06-08 23:57:48 | 日記

 時間があるので、ダメ元で「韓国展望所」に行った。やっぱり、釜山は全く見えなかった。


 「藻小屋」。肥料用に海藻を干して保管したところ。




 説明の看板に「ヤクマ祭」というものの説明書きがあった。海岸の石を積んで、男の子の健やかな成長と五穀豊穣を願う、旧暦6月初午の日に行われる行事だそう。多分、今日はこの行事の日と近いだろうな。今年はいつなんだろう?石積みは残されるという。最初、「藻小屋」の間にある石積みがそれかと思ってしまった。海岸にいくつかあった。海岸には韓国のごみが漂着していた。


 「海神神社」。本殿の屋根が弧を描いていて、風格があった。






 ここは野鳥の観察スポットにもなっている。「トトトン」という音が聞こえたので聞こえる方を見たら、鳥が木をつついていた。キツツキの仲間とか?望遠レンズを装着していなくて残念だった。


 相撲の土俵かな?


 対馬はあなご漁が盛んであるという。最後の対馬グルメとして昼食にした。「あなご亭」という店に行った。ナビに電話番号を入力したら、かまぼこ店の名前が出た。ナビに導かれてリアス式の湾をぐるっと廻っていった。昨日くぐった大鳥居が山の上に見えた。


 湾の奥の港を通り、建造物がある所を通り、「こんなところに飲食店が?」って場所にあった。


 新しく、お高い感じの座敷だった。でも、メニュー表の料金は高くなかった。「煮穴子丼」を注文した。すると、突き出しが出てきた。あなごづくし!上品で柔らかく、小骨が見えていたけど全然気にならなかった。


 そしてメイン。ホント柔らかく、口の中でほわ~っとあなごの身の風味がした。


 コーヒーとプリンまで付いてきた。これで1,450円ならまあまあ安い。でも、後でネットで調べたら最近値上げしたみたい。それでも満足。


 結構お客さんがいたので、土曜休日は行列ができるかも。うなぎ屋は全国にあるし、うなぎの有名な産地もいくつかあるし、城下町とかうなぎ屋の多い地はあるけど、あなごの産地は広島他瀬戸内海の地域しか思い浮かばないし、あなご料理専門店は珍しい。もっとあなごをPRしたらどうだろう?
 どこか穴場の観光ポイントがないか調べたら、赤島というところが海が綺麗だという。行ってみることにした。でも、赤島でどこら辺が綺麗な海を眺められるところか分からなかった。「赤島大橋」のところ。エメラルドグリーンの海が美しかった。そばで道路工事をしていて、ゆったりとしていられなかった。


 手前の「住吉大橋」も良かった。ここはスペースがあったので、駐車場にして観光ポイントにしてはどうだろう?


 「あそうベイパーク」へ。対州馬がいるという。これが対州馬?柵の中に2頭、外に2頭いた。人がいる気配がなかった。




 ツシマジカ。口を曲げて声を出し、威嚇してきた。


 ここでもデカいスズメバチが現れたよ・・・。
 もう観光する時間は無くなった。〆は「真珠の湯」で。受付で名前と 年齢書かされたけど、なんでだろう?地元のおじいさん達が長湯していた。


 ガソリンを満タンにして車を返却し、空港まで送ってもらった。対馬グルメ各種のお土産を買い、飛行機に乗った。福岡空港まであっという間だった。
 福岡空港で中部国際空港行きに乗り継いだのだが、ターミナルが異なり、普通には移動できないという。ANAにどうすればいいか問い合わせたら、「到着したら地上係員に声を掛けて下さい」という回答だった。余裕持ってすぐ接続の便の1本後にしたけど、どういう対応をしてくれるか知りたかったので、もう一度保安検査を受けることはせず、地上係員に声を掛けた。他の行先の人達と一緒に係員に付いていった。ところどころにある柵をどかしながら案内された。最終的にある搭乗口を出たところまで案内され、他の人達に搭乗口を案内した。僕はこの搭乗口だという。時間があったせいで、やっぱり福岡の土産を買ってしまった(苦笑)
 10時に家に着いた。
 天気は良くなかったけど壱岐の初日以外はそう雨が降らず、温泉、グルメ、自然、景観を楽しめた。東京、名古屋、大阪、あと広島以西くらいなら壱岐、対馬への交通アクセスはすごく良いと思うので、皆さんも訪ねてみたらどうでしょうか?





 




 

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対馬 3日目②

2016-06-07 23:59:08 | 日記

 「対馬野生生物保護センター」。手前で鹿を見た。


 ヤマネコといえばイリオモテヤマネコが有名だが、対馬にもツシマヤマネコというヤマネコが棲息している。まず館員から普通の猫との違いの説明を受けた。ツシマヤマネコは耳の先が丸く、尾は長く、耳の後ろに、「虎耳状班」という白い斑紋があるそう。
 飼育されている福馬君の元に連れて行ってもらい、「ごゆっくりどうぞ」と事務所に戻っていった。ほとんど動かなかった。


 ツシマヤマネコ以外にも対馬の動植物について知ることもでき、生態系を学べる場だと思った。


 この数字が増え続けることを願う。


 ツシマヤマネコは全国のいくつかの動物園で飼育されているそうで、なんと東山動物園にもいるという。退館する前にアンケートを提出しながら先程の館員に「東山動物園にツシマヤマネコがいるなんて知らなかった」と話したら、「だったらこれを持っていって下さい」とスタンプラリーの用紙を出してくれ、スタンプを押してくれた。こことツシマヤマネコを飼育している動物園のスタンプ1つだけで、なんとお米が貰えるそう。話題にしてよかった。イケメンゴリラと共に東山動物園のツシマヤマネコにも会いに行こうと思う。
 「異国の見える丘展望台」。韓国は見えなかった。




 でも、韓国が近いことを実感する出来事が。携帯電話が韓国にいると認識したらしく、韓国での利用案内のショートメールがいくつか届いた。
 道沿いにあじさいが植えられていて、手ぶらではなかった。


 比田勝方面に車を走らせると青くて四角の行先、号線表示の看板に「舟志(しゅうし)」という文字があった。2年半前に豊川市で開催された「B-1グランプリ」で対馬とんちゃんを食べて、美味しかった。また、観光案内もあった。それと、対馬の子ども達が観光ポイントを紹介するために書いたしおりを貰った。それも対馬に行きたいという気持ちに繋がった。貰ったしおりは舟志のもみじ街道を紹介するものだった。「じゃあ、見頃ではないけど行ってみようか」と思い、しおりも持っていった。
 地区名通り海の集落だったけど、少し奥に入ったところにもみじ街道があった。


 しおりをもみじではない木に縛って、「ちゃんと訪れましたよ」という気持ちを示した。






 「渚の湯」に入浴。スタッフの1人が「兄が豊田に住んでいて、愛知には行ったことがあります」と言った。「愛知から来ました」というと、「行ったことがある」、「親戚がいる」と返ってくることが多い。


 今日泊まる宿は多分僕1人しか宿泊客がいないからか、夕食の提供を断られた。まあ、「韓国展望所」で韓国の夜景を見る予定なので、それでも良かったけど。先程の人にとんちゃんを持ち帰りできる飲食店を「電話確認の上で」と紹介してもらった。でも、その店に電話したら「今日は休みです」と言われた。比田勝の(飲食)店のマップを見ながらその店の位置を教えてもらったけど、そばにスーパーがあるという。そのスーパーでお酒とつまみを買うことにした。ところが、スーパーが分からなかった。引き返したら見付けれたけど、駐車場が無くて、普通の商店みたいだった。港の駐車場に車を停め、歩いて行こうとしたら、すぐそばに食料品店があったので、そこで買うことにした。運が良いことにとんちゃん弁当があったので、購入した。
 今晩の宿は漁村にあった。


 やはり、宿泊客は僕だけだった。大きな荷物を置いて、「韓国展望所」へ。対馬って青くて四角い道の看板が少なく、次の地区名を示すだけの看板が多かった。観光ポイントの案内看板も直前にしかなかった。壱岐ではもっと前から案内の矢印があったんだけど。ナビだけでは少し不安だった。
 入口の門。


 展望所の建物。


 沈みゆく夕日がきれいだった。


 飛行機が線を引いて飛んでいた。韓国からの飛行機?


 突然目の前に大きなスズメバチが現れて、急いで建物の中に入った。スズメバチはガラスにぶつかってから消えた。これが対馬を騒がせているという外来のツマアカスズメバチだろうか?
 スズメバチに気を付けながら暗くなるのを待った。でも、暗くなっても釜山の明りはこちらに届かなかった。自衛隊のレーダー基地のある海栗(うに)島の明りを鑑賞した。


 こんな夜景だそう。


 さあ、本場でとんちゃんを食べることが実現するぞ♪ いざ実食。冷めても美味しく、甘いタレだった。


 さあ、明日は最終日。最後まで無事対馬を楽しみたい。

 

 

  









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対馬 3日目①

2016-06-07 23:53:18 | 日記

 ホテルをチェックアウトして、車を北へ走らせた。時々自衛隊員や自衛隊の車を見掛けた。僕が住んでいる近くにも自衛隊の駐屯地があるけど、特に迷彩服の隊員は見たことがない。国境の島であることを感じさせられた。昨日は霧がかかっている所をよく通ったからか気付かなかったけど、対馬の人ってトンネルでライトを点灯しないなあ。
 まずは「姫神山砲台跡」へ。ここも「金田城跡」みたいに細い位置が続き、未舗装区間は悪路であった。草っぱらの所に車を停め、歩いて行った。門が見えた。


 うっそうとした木々の中にレンガ造りの建造物が見えた。


 5つ空間があった。「棲息掩蔽部(せいそくえんぺいぶ)」というそう。奥で隣り同士繋がっていたけど、向かって一番左は繋がっていなかった。




 土嚢はまだしも、バーベキューコンロがあるのはなんで・・・?




 「砲側弾薬庫」。中はコの字になっていた。




 ツインの穴で砲座が3つあった。


左右に観測所、その脇には指令所があったそう。穴から相互の連絡を取っていたのかなあ?






 曇ってて見晴らしはイマイチだった。


 苦労して行った甲斐があった。
 次は「万関橋」へ。途中、道路を走り回る鳥を見た。


 「万関橋」は1900年に旧日本海軍が艦船を通すために開削した、人工の水路の上に架けられた橋である。


 潮がぶつかり合っていた。反対側も景色良かったけど、歩道が無い。


 「西の漕手(こいで)」。陸が細い部分で、小さい船はそのまま人に運ばれてこの陸を渡ってもう片方の海へ、大きな船は船を乗り換えたそう。遣唐使もここを通ったそう。クサフグが泳いでいた。


 「和多都美神社」。「彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)」と「豊玉姫命(とよたまひめのみこと)」が御祭神で、「海ひこ山ひこ」の昔話の地だそう。どんな話だったか思い出せなかったので、帰宅後に確認した。


 海中にある鳥居。しばらく韓国人がたくさんいたけれど、彼らが去ったら穏やかな湾の海で心が落ち着いた。


 先に少し進んで「烏帽子岳展望所」へ。対馬のリアス式の湾と山が360°パノラマビューだった。






 この2つの観光ポイント方面へ曲がる所にあった大鳥居。


 そんなに遠くない「海神神社」、「藻小屋」に行く前に昼食をとろうとしたけど、行こうとした店に貼り紙がしてあって、もうやってないみたいだった。「海神神社」、「藻小屋」は明日にまわして、一気に北上することにした。昼食は「あがたの里」で「いりやきそば」を食べた。対馬グルメの「対州そば」と「いりやき(鍋)が一緒に楽しめるというものだった。そばは平たく、柔らかかった。具だくさんで、丸々としたしいたけが歯応えあった。出汁が優しい味わいだった。




※②に続く



 



 


 











 






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