骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

城跡を骨で聴く(小田原城)

2007-02-02 15:28:41 | 骨で聴く癒しの世界
 北条氏5代で、100年を支えた関東の大城郭が小田原城です。

 実は、本当の小田原城とは、現在の小田原市中心部をほぼスッポリ包んでしまうほどの規模だったといいいます。
 周囲約20kmにも及ぶ総構えを持っていたというから驚きです。
 戦国時代を代表する武将・武田信玄、上杉謙信たちの攻撃にも耐え、関東では稀代の名城だったといえます。

 現在の小田原城は、徳川家康の関東入封後、大久保氏によって再建されたもので、北条氏の時代とは異なるものです。北条氏の城はこ、この数10倍の規模を持っていたのです。

 想像しただけで信じられないくらいの巨大さですが、現在では市内所々に城郭の名残が残っているだけです。

 この名城を骨で聴きます。

 箕輪城や高幡城(⇒
こちらです) と違い、復元された天守閣があります。新幹線からも見ようと思えば見ることができますが、やはり身近で見上げたいものです。骨伝導の特許技術が活かされた「きくちゃん」(⇒参照ページはこちら)を取り出して、おもむろに装着します。

  おお!

 戦火の中の北条氏、その姿が見え、その声が聴こえてきそうな迫力です。
 
 冷えた空気から伝わる音と異なり、骨から染み渡る振動音は、時間という壁を簡単に超えていきます。骨で聴く小田原城は、歴史の重みに押しつぶされず、未来までをも聴き取る空気を演出します。

 この体験は「
骨で聴くドットコム」から発信されます。


 


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