骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

高野倉大師堂を骨で聴く

2007-05-06 12:52:46 | 骨で聴く巡礼旅

 謎のピラミッド(謎のピラミッドを骨で聴く)と、五大尊のつつじ(五大尊を骨で聴く)のある埼玉県越生町(夜の越生を骨で聴く)から遠くない場所に、鳩山町があります。その町の役場から西へ約4キロ、三方を山に囲まれた小さな集落があります。戸数はわずかに20戸足らずです。

 集落の名は高野倉。都心からそう離れていない地ですが、そこはまさにのどかな山村の風景が広がっています。
 谷間のような集落ですが、突き出たようの山がひとつあります。それほど高くはありません。標高100メートル程度ですが、この集落自体の標高が50メートルくらいありますから、小高い丘のようでもあります。
 地元の人々はこの山を「お堂山」と呼んでいます。

 頂上部分は平らになっていて、開運大黒天、開運百大黒天が祀られています。
 東南側からこの山を登ると、四国八十八ヵ所霊場の石塔が建っています。北東の場所には阿弥陀堂があり、さらに頂上へ至る道筋には百地蔵、百観音まであります。

 上の写真に写っているのは、山腹にあった大師堂です。廃墟と化しています。今は取り壊され、跡地だけが残っています。

 実はこの地を知ったのは「高野倉そぞろ歩き」というホームページを見つけたことがきっかけでした。特別な観光地でもない場所ですが、なぜか心をひきつけられるものがあったのです。
 以来、何度か心の洗濯をするために訪れ、周囲を散策しています。

 もちろん、骨で聴くことも重要ですから忘れてはいません。(骨で聴くドットコム)

 どうしてもリピートしてしまう場所の代表格と言えるでしょう。例えば茨城県の笠間市にある温泉(秘湯ぶんぶくの湯を骨で聴く)や、相川温泉(謎の霊泉を骨で聴く)などのように、知る人ぞ知る穴場だからということも理由かもしれません。

 また骨で聴きながら高野倉については紹介することもあるでしょう。

                                               


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