骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

円満山広徳寺を骨で聴く

2016-01-13 12:47:39 | 骨で聴く巡礼旅
東京の練馬区桜台の住宅街にありながら、そこだけ異質な空気を漂わせている寺院があります。
広徳寺です。

臨済宗大徳寺派で、箱根湯本早雲寺の子院として建立されました。
元亀、天正の時代、(1570年-1592年)だといわれています。場所は現在の神奈川県小田原市でした。
天正18年(1590年)、徳川家康に招かれ、神田昌平橋の内に建立された際、広徳寺と称するようになりました。
寛永12年(1635年)、下谷へ移転し、江戸時代には「ビックリ下谷の広徳寺…」といわれるほどの隆盛を誇りました。塔頭15院を擁すほどの巨大寺院でしたが、明治維新後に衰退していきます。
関東大震災後には、区画整理の関係で現在の練馬区桜台に移転をはじめ、昭和53年に完全に移転が完了しました。
移転前の下谷には、徳雲院、宋雲院の2院が現存しています。




開山は北条氏政の子である岩槻城主・太田氏房が明叟和尚を小田原に招いたことによるもので、小田原城が落城したとき(1590年)に焼失したと伝えられています。




現在の境内は都内にあるとは思えないほどの雰囲気を持っています。
石神井川に沿った高台に位置し、まるで山奥のような雰囲気もあります。ナラやケヤキ、松の樹木のほか、竹林に見事に茂っています。
禅寺としてまさに最適な環境で、静寂そのものの環境です。



本堂の裏には広徳寺共葬墓地があります。
剣法の指南役として有名な柳生宗矩、三厳(十兵衛)父子の墓、徳川将軍家の茶道指南役で庭園築造にも事蹟のあった小堀遠州の墓の墓をはじめ、会津藩主・松平氏、柏原藩・織田氏、阿波藩・蜂須賀氏らの旧大名の墓石もあります。

その他にも、文禄・慶長の役で活躍した立花宗茂、江戸時代の詩人・菊池五山、菊池秋峯、大内熊耳などの墓所もあります。



禅の修行場でもあるからでしょうか、広徳寺境内は参詣謝絶となっています。

そんな広徳寺を骨で聴きます。
米軍採用・特許技術の骨伝導ヘッドセットを使い、禅の修行場の静寂を耳だけでなく骨からも聞きます。
都会の住宅街で異質な空間を堪能できます。

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