骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

小岩井農場の一本桜を骨で聴く

2011-05-16 11:03:36 | 骨で聴く復興支援

 2011年3月11日に発生した巨大地震は、東日本一帯、特に東北地方を甚大な被害を齎しました。津波の被害による沿岸部の悲惨さは、連日報道されるとおりです。一方、内陸部では、インフラの復旧が行われ、大動脈である東北新幹線や東北自動車道も既に再開されています。常磐線や常磐自動車道は原発の問題で、未だ全線復旧の目処はたちませんが、東北は新しい展開を迎えたといえます。
 そこで単にボランティアだけでなく、経済的に困窮しつつある内陸部への観光資源を活かすため、知られざる東北の魅力を発信し、人の流れを新たに形成することで、復興支援をしたいと思います。骨伝導と旅する地域として、今まで東北地方はそれほど取り上げられえませんでしたが、この機会に骨伝導とともに東北の経済復興支援を行うことは、十分い意義あることだと考えます。

 最初に紹介するのが、小岩井農場の一本桜です。

 NHKの朝ドラマ「どんど晴れ」の場面にも取り入れられたことで、今まで知られざる桜スポットがメジャーな存在へとなりました。東京では桜の時期は、1ヶ月以上も前に終わっていますが、ここでは昨日の5月15日現在で、まさに見ごろでした。ゴールデンウィークの時には駐車場が順番待ちになったと言います。

 まだ雪化粧のままの雄大な岩手山を背景にして、麓の牧草地には菜の花の黄色い絨毯がひかれています。そこに絢爛たる桜の花をつけた樹木が、どっしりと立っている姿は、まさにお見事としかいいようがありません。
 一本桜はエドヒガンサクラで、この色のコントラストと雄大さを目にすると、それだけで癒しの効果が得られそうです。

 樹齢は不明とのことですが、おそら100年くらい前の明治40年代に植えられたのではないかと推定されています。周囲の草地は、小岩井農場の牧草を収穫する畑です。かつては牛の放牧地だったため、牛の暑さ対策として「日陰樹」の役目を担う樹木だったと考えられます。

 この見事な光景に見入り、骨伝導ヘッドセットによって雄大な音を脳へと伝えます。これは感動的です。特許技術の最先端骨伝導技術が、岩手の名画的風景に溶け込んでいくのを実感します。

          ⇒ 特許技術の骨伝導製品

 岩手県でもこの地域は地震による「揺れ」の被害はありましたが、大きな被害に至っていません。沿岸部と異なり津波とは無縁です。全国の方がこのエリアを旅するにの、何の問題もありません。桜の花が散ったとしても、このスポットは絶対にお勧めですので、ぜひ骨伝導とともに訪れてみてください。

 


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