eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

LMSになにが求められるか?

2009-10-26 21:23:42 | SaaS+型LMS
eラーニングが多様化し、ネットのライブの集合研修や企業の各部署が手軽に自分たちでコースを制作するシーンもふえてきました。動画や音声、携帯電話、SNSなどもうまく組み合わせて活用されています。

このeラーニングのプラットフォームであるLMS(ラーニング・マネージメント・システム)も当然多様化し、さまざまなeラーニングを統合してサポートするものになってきました。その日々の技術的な発展もめざましく、もはや、企業が自社用にLMSを購入してイントラネットでつかう時代はおわりつつあります。

イントラネット型のLMSでは、つぎつぎに登場する新しい機能や技術的な発展についていくことができません。

もともと、LMSは、受講生の管理の機能や、LCMSとして、コースウエアの運用管理、コースウエア制作機能などをそなえていました。さらに、学習プロセスを管理するLPMS(ラーニング・プロセス・マネージメント・システム)もきわめて重要ですが、一般的にはこの機能は装備されていません。最近は、課金機能をはじめ、eラーニング・ビジネスをサポートするLBMS(ラーニング・ビジネス・マネージメント・システム)も機能が充実してきています。

ネットをもちいたライブの集合研修、携帯をつかったmラーニング、学習者どうしのコミュニケーションを実現するSNSやストリーミングの活用などを単一のLMSで管理できることも重要です。多様化がばらばらにすすめられたのでは、有効な企業研修を実施することができません。単一のデータベースで学習履歴が統合管理されることが必要です。

eラーニングの多様化によって、LMSの違いが際立ってきました。その新しい流れについていけないLMSや、ばらばらな対応しかできないLMSがほとんどです。

LMSは、購入するのではなく、利用料だけはらって活用する時代です。それによって、のぞましいLMSを低価格で利用することができます。

運用サポートがついているLMSであれば、さらに理想的でしょう。





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