ななの変化 23

犬を飼っている人は皆そうだと思いますが

「犬」なんですけど大事な家族なんですよね

単なる「犬」という言葉では足りない

言い表せない大切な存在

17年も一緒に生活をして

ななは誰よりも私のことをわかっていたと思うし

理解しようとしていたと思う

私の行動を見て、時には音で判断をして

何をしているのか

この音がしたら次は何をするのか

を判断していた

例えば

私がお風呂に入る時に

最初のうちは寝ているけれども

湯船から出て、体を洗う時の水の音を聞くと

もうすぐ出てくると判断して

お風呂のドアの前で待っていた

17年という時間ってすごいと思う

私とななの17年は

他のものでは補うことはできなくて

私は「犬」が好きなのではなく

「なな」が好きだったんだなぁ

と改めて思った

🌸🌸🌸🌸🌸

ななを病院に連れて行った

担当の先生はとても優しい人で

いつも話をする時は

ななの事を撫でながら話をしてくれていた

この日も最後の様子を話している間中

ずっと、ななを撫でていてくれた

そして

ななちゃんをを綺麗にするので

少しお預かりしますね

という事で、私達は待合室で待っていた

３ヶ月弱、よく通った病院

ななはこの病院はちっとも嫌がらなくて

先生に連れて行かれる時でも

いつも後ろを振り返る事なく行ってしまっていた

そして診察室に呼ばれた

ななは棺に入れられて

オヤツも持たせてもらっていた

先生に

ななちゃんは17才とは思えないくらい

毛艶が良くて、体もしっかりしてましたね

って褒めてもらった

我慢していたけど

堪えきれずに泣いてしまった

先生やスタッフの方々の優しさが嬉しくて

なな、良かったね

って、泣いてしまった

ななの棺を先生とスタッフの方が

車まで運んでくださり

お見送りしてくれた

あーーー

この病院に来るのも今日で最後だね

いい先生でいい病院だったね

帰りに花をたくさん買い込んだ

ネリと私でそれぞれ好きな花を選ぼう

という事で選んだけど

それぞれ趣味が全く違ったのが笑えた

ネリと2人で

ななをお花で飾りつけた

花を入れすぎちゃって

ななが隠れちゃったよ

家の庭でも



お花の中にいるのが好きだったよね

いい子だね

ありがとね

ななと会えて人生変わったよ

沢山お友達ができたよ

なながいたからブログも始めたんだよ

なな大好きだよ
本当にありがとう

指輪を買った

これからは

ななの代わりに指輪を付けるよ

ずっと一緒だね

３人で写ってる写真がほとんどなくて

もっと沢山撮ればよかった

と少し後悔（笑）

でも毎日、写真を撮っていたから

私のスマホはななの写真だらけ

動画も沢山撮ってある

ネリと写真を見ながら

こんな事があったね

あんな事したよね

って話してるよ

ななとの17年はとても幸せな時間でした

最高のパートナー

なな、ありがとう

また会う日まで

ななの変化 22

家に帰って最初に聞く事は

ななは❓

だった

これは元気な時からそうだったけど

元気な時は

ななは❓お散歩行った❓

調子が悪くなってきてからは

ななは❓ご飯食べた❓

そのうち

ななは❓大丈夫❓

に変わっていったなぁ

🌸🌸🌸🌸🌸

木曜日

今まではなかった反応

顔の前に手を出すと驚いたような感じで

ビクッと顔を動かした

この時も目を開けたりはしなくて

この反応以外は寝てるだけだった

木曜日の夜から金曜日の朝までの間に

うんPを３回したのでその都度

ネリが起きてオムツを交換した

その他にもチッコを数回した

金曜日の朝

てんかんのような発作が起きた

手足をピーンと伸ばして

目を見開いて痙攣した

たぶん１分も続いてないと思うけど

とてつもなく長く感じた

大声でネリを呼んで2人でななを撫でて

大きな声で名前を呼んだら収まった

しばらくしたら治まって

何事もなかったかのように寝てしまった

心配だったけどネリがいるから大丈夫

後ろ髪を引かれながら仕事に行った

仕事から帰ってネリに昼間の状況を聞くと

あの後、3回痙攣があったと言った

昼間はシリンジで水を口に垂らすと

口を動かして飲んでくれたらしい

仕事から帰っても

ここ数日の感じと変わらず

ひたすら寝ていた

夜8時頃

ななを抱っこしたら

うんPとチッコが出てしまった

どうやら力が入らず緩んでしまっているらしく

立つ姿勢にすると自然に出てしまったようだった

最近無かったが腕のイボからも

久しぶりに出血があった

お尻が汚れたので

洗ってドライヤーで乾かして

イボからの出血で汚れた服も

きれいな服に着替えさせた

21時30分頃

また痙攣が起きた

朝よりももっと激しい痙攣だった

ネリが覆い被さって

ななの名前を呼んだ

痙攣が収まって

また眠ってしまった

本当にもうそろそろなのかな

って話しをした

ななを真ん中にして

３人で川の字になって寝た

夜中にネリに起こされた

ななが息をしていない

ななが旅立ってしまったと、

そんなことを聞いても実感が湧かなかった

ななを触っても温かいし

いつも通りにモフモフで柔らかった

眠っているのと何も変わらないよ

スマホを見たら2時34分だった

眠ってるみたいでしょ

抱っこをした

本当に息をしていなかった

ああ、とうとう逝ってしまったんだね

朝まで寝た時のまま

３人で川の字で横になっていた

ネリも私も眠れなかった

ななの体が硬くなるのが嫌で

朝までずっと手を握っていた

朝が来た

ななをベッドに移動させた

病院が始まる時間に電話をして

ななが旅立ったことを話したら

10時ごろに連れてこれますか

と言われたので行くことにした

兼ねてから決めてあったお寺に電話をして

日曜日にななを送り出す予約をした

ここ最近は、ずっと寝てばかりだったから

静かな朝に慣れていて

普段と何も変わらなかった

こういう感じに慣れさせるための

準備期間だったんだね

ネリは寝ている時に

ななに体を付けて寝ていたけど

いつ、どのタイミングで旅立ったのか分からなかったって

何か変化があったから目が覚めたのか

自然に目が覚めて気が付いたのかはわからないけれども

ほぼ、眠ったまま穏やかに旅立てたのだと思う

お友達ワンコが眠ったまま旅立った　

という話しを聞いて理想の亡くなり方だな

って思っていたけど

ななも同じように旅立つ事ができて

本当に良かったと思う

続くよ

ななの変化 21

海に行った翌日から

ななは寝たきりになってしまった

ジャーキーすら食べない

お水も飲まなくなってしまった

もし、自力で食べることができなくなっても

流動食を与える事はしないでおこうと決めていた

シリンジで水を口元に垂らすと

口を動かして飲んでくれた

沢山の量は飲めなかったね

チッコもうんPも寝たままでしていた

この頃のうんPは下痢だったから

お尻周りが汚れしまったら

お尻拭きシートで拭いたり

拭き取れないような汚れの時は

お尻周りだけ洗ってドライヤーで乾かした

お風呂が大嫌いだったけど

お尻を洗ってドライヤーで乾かされるのは

満更でもないように見えた

春みたいに暖かい日があると思ったら

雪の日もあった

もう、目も開けることもなくなってしまったけど

抱っこしてお外の匂いを嗅ぐと

条件反射なのかチッコやうんPが出たね

お庭でチッコしてる夢でも見たのかな❓

もう、いつ行ってもおかしくないと

思っていたから

ひとりで逝かせないように

在宅勤務だったネリには

ななから目を離さないようにお願いをして

仕事に出かけた

この頃に

犬が死ぬ前に見せる行動

犬が死ぬ前兆

などを検索して見てみたけど

もう、そんな行動はとっくにしてる

と言うことばかり書いてあって

あまり参加にならなかった

参考になったのは

やっぱり個人のブログだった

経験談がリアルに書いてあって

よっぽど参考になった

水曜日がななの病院の日だった

私は仕事でネリが病院に連れて行く係だったから

先生にいいお寺があるか聞いておいて

とお願いした

とりあえず次の予約を土曜日に取った

先生に

土曜日までに何かあったら連絡してください

と言われて帰ってきた。ネリが

あと、遺骨入れも探した

なながこれだけ準備期間を用意してくれているから

最高の送り出しをしてあげたかった

ちなみに遺骨入れは

これにしたよ

ななの写真を入れて飾ってるよ

この時間がいちばん苦しかった

ななが旅立つのを待っているみたいで

すごくイヤだった

ずっと我慢していたけど

一度だけななに

もう一度目を開けて

ごはんを食べて欲しい

まだ旅立だないで欲しい

と泣きながらお願いしてしまった

困らせちゃってごめんね

ななの変化 20

12月にななの調子が悪くなってから

今まで買ってあったのに使わなかった物達が

活躍した

ドライビングベッド

これは買って大正解だった

元気な時はこんな所にじっとしてなかったけど

これがあったから

病院への道のりも楽に過ごせたと思う

ベッドも買った時は使っていたけど

場所だけとるから片付けてあったけど

この絶妙な硬さのマットが寝やすかったみたいで

よく使ってくれた

その他にも

以前サイズを間違えて買ったオムツ

足腰が衰えて筋肉が落ちたからなのか

以前はパツパツで履けなかったけど

ジャストサイズになった

他にもドライブで使おうと思っていた

低反発の座布団とか

捨てないで取っておいてよかったよ

最後のお散歩になった日

食欲がないから　

外に出たら食べる気がおきるかもと思って

お散歩しながらジャーキーをあげた

ひと口は食べるけど

ふた口めからは咥えるけど

噛んで飲み込むことはしなかった

日曜は暖かくなるから海に行った

なな、海が大好きだったよね

私達が海に行く支度をすると

クルクル回って喜んでた

海を眺めながら風の匂いを嗅いで

ぼーーっとするのが大好きだった

お友達が何かを食べ始めると

くれるまで離れなかったよね

みんな、ななの事を心配して

見に来てくれたね

沢山ナデナデしてもらったね

なな、赤ちゃんみたいだね

って言われたけど

本当に赤ちゃんみたいで可愛かった

一回だけ地面に降りて

自力でチッコできました

なな、海楽しかったかい❓

ななの変化 19

ここから先のブログはちょっと書くのが辛い

ななの調子が悪くなり始めた頃から

病院の先生にわかりやすく伝える為ち

何をどれだけ食べたか

便の具合など記録に取っていた

それを読み返しながら

ななの最後の時を綴っている

最後の10日間は思い出すと

あの時の感情が戻ってきて

ななのことが恋しくて恋しくて

涙が止まらない

足洗い場に落ちてしまった翌日

ステロイドを飲めなかったら

病院に連れて来るように言われていたけど

食欲は無かったけど

ジャーキーを数本食べたから

何とか薬を飲ますことができた

「薬を飲ます」

と、ずっと書いていたけど

ななはフードに混ぜても

薬が入っていると気づいて

食事をやめてしまうので

口を開けて喉の奥に薬を突っ込んで

無理やり飲ませていた

この日の夜、うんPをしたら血便だった

というより出血に近かった

この時はヨロヨロだけど歩いてトイレに行き

うんPができていた

翌日は

午前中はずっと寝ていた

チッコも横になったままでしてしまう

食欲もない

午後から１週間前に予約した鍼治療の日だった

鍼を刺すのに服を脱いだ

久しぶりに裸のななを見た気がする

痩せたなぁ
体重も8.4キロまで落ちていた

１週間でかなり弱った感じがする

ただ、足洗い場に落ちて負傷した前足は

治ったのか普通に手をついて

踏ん張れていて先生も驚いていた

病院の帰りに

ジャーキーとフードを買いに行った

食べて欲しいから

色んな種類のフードをカゴに入れたけど

これだけ買っても全部食べられるのだろうか

と思いながら買い物をした

家に帰って

また、ななの底力を見せられた

ここ最近でいちばんいい顔

久しぶりにこんな顔を見た気がした


ごはんも少し食べて

お水も飲んだ

鍼治療が聞いたのかな

少しだけ希望が持てた

ななの変化 18

今でもふとした時に

涙が出てくる時がある

何で涙が出てくるのだろうと考える

自己分析してみた

会いたい

抱っこしたい

ナデナデしたい

一緒に寝たい

要するににさみしい

ななとのお別れは年齢のことを考えると

当然のことで

病気で苦しんだわけでもなく

少しずつ変化があって

私たちに心の準備をさせてくれて

後悔することは何も無いと思っているけど

ひとつだけ心残りがある

2月に入ってから

みるみるうちに食欲が落ちて来た

歩くことはできても

後ろ足に力があまり入らないようで

座り込んでしまうこともあった

病院に行って点滴をしてもらった晩は

鶏モモ肉をグリルで焼いたのを1/3

豚しゃぶ肉を2枚

手で小さく千切って口元まで持って行くと食べる

カリカリを1/4カップ食べて

私を安心させてくれた

その日の夜中もカリカリを1/4食べた

翌2月4日もカリカリを数回に分けながら

1カップ

鶏モモ肉1/3

豚しゃぶ肉　3枚

大根を焼いたのを少し食べた

カートに乗せてお散歩もして

お外でうんPとチッコもした

寝る前にごはんを食べると

夜中に徘徊しなかったね

6日の土曜日に病院に行き

鍼治療の話をしたら

たまたま鍼をやっているダックスくんがいたので見学させてもらった

鍼担当の先生がななのレントゲンを見てくれて

やってみてもいいかも効果がでるかも

と言うことで１週間後に鍼の予約をして帰ってきた

鍼治療で少しはヘルニアが良くなって

食欲が戻るかな？

また歩けるようになるかな？

と希望がもてた

１週間後がとても楽しみだった

豚しゃぶ肉も食べなくなり

ジャーキーと軟骨のオヤツしか食べなくなった

卵焼きを作ったら食べてくれたけど

3日目からは食べなくなった

本当に何を作れば食べてくれるのか途方に暮れた

2月21日 

食欲はなくジャーキーを2つ食べただけ

夕方ネリが仕事から帰ると

ななが足洗い場に落ちていた

ななは体調を崩す前は

家の中でフリーにしてあった

体調を崩してからは

プラスチックの板で囲いを作って

その中にトイレシートを敷き詰めて

自由に歩き回れるようにしていた

ななの足洗い場にもガードを作り

降りられないようにしてあったのに

ガードを破って落ちていた

ネリが見つけた時には

足洗い場で寝ていた

手足が冷たくなって

左前足をつけて歩けなくなっていた

後ろ足に力が入らなくて

あまり歩けなくなっていたから

前足まで痛めてしまったら

本当に寝たきりになってしまう…

病院に連絡をしたら

すぐに見てくれるというので

ダッシュで連れて行き

レントゲン検査とステロイドの注射

点滴をしてもらった

レントゲンの結果骨には異常はみられなかった

もっと頑丈にガードを作っておけば

足洗い場に落ちなかったのに

いつ落ちていつからそこで寝ていたのだろう

本当に可哀想なことをしてしまった

なな、ごめんね寒かったよね

心細かったよね

これだけが心残り

ななの変化 17

ななは元気な時はすごく動き回る子だった

良く言えば　活発

悪く言えば　落ち着きがない

友達が家に遊びに来て　

ななの事を見ると

ずーーっと動いてるね

って言われることもしばしばあったけど

体調が悪くなる半年くらい前から

寝てる時間が長くなってきた

そしてだんだん寝てる時間の方が長くなってきた

1月31日

ほとんどごはんを食べないで

一日中寝ていた

洗い替えの腹巻き買ったよ

このカラーが爽やかで好きだったな

もっと早く買ってあげれば良かったね

2月1日

前日よりは食べてくれた

朝は缶詰を2種類

半分ずつ食べた

朝起きると

今日は何を食べてくれるだろう

ごはんを作りながら

食べてくれるかな

と考える日々

自分たちの食事より

ななのごはんのメニューに悩んだ

缶詰を開けても食べない時が増えてきた

残したごはんを処分する時は

悲しかったな

偏食もハンパなく

鶏モモ肉を焼いて食べさせても

食べる部位と食べない部位があって

一度口に入れても食べたくないと

ペッと口から出した

試しに豚しゃぶのお肉を茹でたら

3枚ペロッと食べた

食べてくれるのが嬉しくて

美味しいお肉が売っているお店まで

わざわざ買いに行ったりた

2月3日

病院で体重を測ったら

9.6キロあった

うんPも硬くてしっかりしてる

踏ん張ってできるし

目力もあっていい感じ❣️

夜中に徘徊しながら

ごはんもしっかり食べてたね

食べたいな

という気持ちはあるみたいで

ごはんの器を覗き込んで

カリカリを粉末にしたものや

缶詰が入っていると

食べなかった

そのかわりジャーキーはガツガツ食べてた

ガツガツ食べる姿を見て

ホッとしていた

茹で卵をあげたら一個をペロッと食べた

ペロッと食べたと言っても

元気な頃と比べたら全然ペロッとじゃなかったけど

ひと口サイズに細かくしたものを

口元に持っていくと食べる　

少し口にすると飽きるのか

庭に出たがったり食事に集中しなかった

なな、もう少し食べよ

って呼び戻して食べさせる

の繰り返し

病院に行かない日は家で

ステロイドを飲ませていたから

少しでもいいから食事をして

薬を飲んで欲しかった

ななの変化 16

私の生活にはまだなながいるんですよ

パンやピザを食べていたら切れ端を

「取っておかなきゃ」

って思ったり

出かけていて夕方になってしまったら

「早く帰らなきゃ」

って考えたり

🌸🌸🌸🌸🌸

1月19日月曜日

朝ごはんはほとんど食べなかった

夜ごはんは缶詰ひと缶と鶏肉を食べた

この頃良く食べていた

干し芋と鶏肉を食べなくなったけど

飽きてきたのかな

って楽観してた

食感を変えたら食べるかもと思い

鶏肉とさつまいもの炊き込みご飯を

ミルでペーストにしてみた

あまり食べてないかな

って思った日が3日くらい続いたけど

土曜日に病院に行って体重を測ったら

9.6キロあって特に心配はしていなかった

食べてくれれば命に関わることはない

と思っていたから

療養食をミルで粉々にして食べさせてみたり

魚を焼いてみたり

炊き込みご飯を作ったり

スープを作ったり

できる限り工夫したけど

少しずつごはんを食べる量が少なくなってきていた

夜は相変わらずウロウログルグル徘徊していた

抱っこしてあげると

私に体を預けて眠るななが

とても可愛くて愛しいと思った

夜中でも抱っこしていると眠るから

私は座ってななを抱っこして眠ったりした

この頃から本気で覚悟しなきゃ

って思い始めていた

ななの変化 15

17才の誕生日の前あたりから

夜中にウロウロ徘徊するようになった

最初はごはんの器のところに行って

ごはんを食べていた

この頃はいつでも食べられるように

ずっとごはんを出しっぱなしにしていた

そのうち、布団の周りをグルグル歩き回ったり

壁と観葉植物の鉢の間に挟まってたりするようになった

ボケてきたんですね

徘徊が始まると私もネリも夜、眠れなくて

ななも寝たいのに寝られないようで

抱っこしたら眠るのに

布団に下ろすとしばらくしたら

起きてウロウロ。。。

昼間はすごくしっかりしていて

ボケている様子は全くないのに

夜になるとウロウロ、グルグル歩き回る

8時ごろには寝るんだけど

11時30分くらいに起きて徘徊

横にして寝かすと起きてしまうけど

顎を乗せて伏せの体勢で寝かせると

眠ることに気がついた

あとは夜中のオムツ交換

ななは夜中に2回くらいチッコをした

トイレでできる時と

床でしてしまう時と

半々くらいだったので寝る時は

常にオムツをするようになっていた

寝られないのはシンドかった

1年前にななが初めてヘルニアになってから

リビングに布団を敷いて

みんなで寝るようになったのだけれども

徘徊で寝られないので

日替わりでひとりはななと寝て

ひとりは別の部屋で寝ようか

という話しまでしていた

そのうち慣れてきて

なながウロウロしていても

寝られるようになってきたし

同じ部屋にいても

どちらかがななのお世話をしていれば

片方は寝ていられるようになった

人間、何にでも対応できるようになるんだな

手が掛かったけど

それもすごくいい思い出

「嫌だな」

なんて思ったことは一度もなかったよ

ななの変化 14

昨日はなんだか　

ななの事を思い出して泣けてきた

会えないのはわかってるのに

会いたくて仕方がない

あーーあさみしいよーーーー

なな、会いたいよ

🌸🌸🌸🌸🌸

無事に年を越せた

寒くなるとヘルニアが痛むから

腰にカイロを貼った

朝昼夜と食欲もある

　

カートに乗せて散歩に行って

途中で下ろしてニオイを嗅がせると

ひとりでテクテク歩いて行ってしまう

あまり調子に乗ると

また腰が痛くなるかもしれないから

抱っこしてカートに戻す

ななが元気だと本当に嬉しい

5日には年明けの初病院🏥

点滴とステロイドの注射して

ななのお顔がしっかりしていて

目力もあってとてもいいですね

って褒められたね

年が明けてからは調子がいい日が続いて

このまま細く長く生きられるのかな

ってネリと話してた

食べてさえくれれば

命に関わる病気を抱えている訳じゃないから

でも、食べているのは

缶詰と鶏肉を焼いたりしたもので

療養食は食べてくれなかった

9日に病院で誕生日月の定期検診したら

やっぱり腎臓の数値が上がっていた

こんな本を買って

何を食べさせたらいいのか少し勉強した

ななの場合、

クレアチニンとBUNの数値が高いけど

そこまで酷くはなく

貧血も吐き気もないし

腎臓が悪化して今の状況になっている訳ではなかった

お肉ばっかり食べているから

お米を取り入れた食事を手作りすることにした

食べてくれるか心配だったけど

とても美味しそうに食べてくれた

無事に誕生日を迎える事もできた

１ヶ月前にはこの日を迎えることはできないと

絶望していたのに

本当に嬉しかった

次の目標はひな祭りを迎えることだね

って話したな

ごはんもこんなに沢山買った

とにかくジャーキーが大好きで

ジャーキーを盗み食いしてた

前だったら怒ってたけど

盗み食いする気になってることが

嬉しくて、本当に些細なことが嬉しく感じた