音の世界

「ノリのいい音楽」をテーマに、CDやライブの感想を綴ります。

B.T.EXPRESS:一夜漬け

2009-11-26 00:02:36 | ソウル・ファンク

ソウル・ファンク好きをうたいつつ、まるで知識のない猫山。
B.T.EXPRESSといえばダンスマンの空耳でおなじみの
"Have Some Fun"しか知らないが(しかもダンスマンで知った
数曲視聴しただけで、絶対好みのバンドだと確信した。

ふだんはライブの予習もベスト盤でお茶を濁すのだが、
この人たちは是非アルバム単位で聴いてみたいぞ。
さっそくタワレコで漁ってみると「2-on-1」のCD2枚
(=アルバム4枚分)で3,800円弱。買いだ!

1975年の「NON STOP」と78年の「SHOUT!」、
76年の「ENERGY TO BURN」と80年の「1980」で、
4作品ともそれぞれに味わい深くてすばらしいが
「NON STOP & SHOUT」のペアが特にお気に入り。
2作ともノリがよく明るく華やかで言うことなし!

アルバム「NON STOP」は文字通り疾走感あふれ
ホーンやフルートをフィーチャーしたインスト的な曲も多い。
70年代ならではの、たたみかけるようなごりごりファンク。
アフロに白いスーツをまとい気分はソウルトレイン、
思わず派手に踊りだしてしまうこと請け合いの1枚。

「SHOUT!」は曲調がいっそうキャッチーで親しみやすく、
メロディがちょっと歌謡曲ちっくなイナタさも保ちつつも
ボーカルのエエ声が耳に残る垢ぬけたディスコファンク。
"Ride On B.T."(BTエクスプレスのテーマ?)も名曲で、
同時期のアースにも通じる洗練された作品だと思います。

ビルボードライブ東京にやってくるメンバーをみると
オリジナルメンバーはベース兼ボーカルの方だけかも。
ということは、低音のエエ声を聴けるのかな?

ごつごつファンクからメロウなディスコまで何でもござれ、
来日ライブはどんな編成と芸風で攻めてくるのか?
謎のベールに包まれたB.T.EXPRESSが楽しみです。

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