なんだか、間にちょこちょこと違う記事が入っているため
(アルフィーの話題ばかりが続くと人によっては辟易するかもなぁーという配慮だけではなく、事情があり次の記事をUPするまでの間が空くなぁというときに、 「ツナギ」 で入れておく、という意味もあるのだが、姉が来たり、店の仕事が忙しかったりで、思うように進まないこと、多々あり)
このシリーズの文章、どこまで書いたか、何が書いてあったか、書いた本人でも忘れていて、また読み直したりして、さらに遅くなっているのですが・・・ こーゆーのを “悪循環” という・笑。
さて、アルフィーの名誉卒業式ご招待に当たらなかった私だが、
当たらなかったけど、当日同じ時間に明治学院に行ってしまおうかな~、と思いつき、
大学サークルの後輩、コムに相談してみたところ、もうちょっと考えてみてね、と言われて、即刻思いとどまった、
という話を前回書いた。
その時のコムのメールに実はもう一つ書いてあったことがあって、それは
「 私たちの出た和光と違って、普通の大学は門のところに守衛さんがいて、部外者が自由に出入りしたりできないと思うの。 」
ということだった。
( と、ここでいきなり大学名がW大からほんとの名前に変わったのだが(笑)HPにははっきりと出身大学名を書いてあるし、アルファベットと漢字の混ざった伏字にするのが、だんだん面倒になってきたからで、これからはわかり易くほんとの名前で行きます。宣伝も兼ねて。 ← なんの!?・笑 )
そうだ 忘れていた
和光大学というところは、ちょっと変わった大学だと以前書いたが、その中でも特に面白いのは
・入学式、卒業式などの 式典はやらない。
・「地域に開かれた大学」 を目指しているため、校門がない。 など・・・ ※(注:後述)
そう、つまり、普通、大学 (とは限らず学校という所) には校門がある。
そして、校門には守衛さんがいて、外部の人間が簡単に学内に出入りできないようになっている。( 特に女子大などは厳しいと思う )
というのを、あまりにも和光の方針に慣れていたため、すっかり忘れていたのである。
前回、名誉卒業式ご招待には当たらなかったけど、当日同じ時間にこっそり行っちゃおうかな、と思いたった時、
でも、「中に入れなくても外で待っているだけでもいいから、同じ時間を共有したい」 といくら自分では思っていても、
当たってもいないのに行くのは、 当選した人やスタッフに、ずうずうしい人だと白い目で見られるかも。
それよりも、当選してないんだからこんなとこにいられても困りますと、きびしく追い返されちゃったらどうしよう。
都内とか、近場の人ならいいけど、 遠く信州のKくんだりから4時間もかけて行って追い返されたりでもしたら、時間とお金がもったいなさすぎるし、何より、悲しすぎる・・・。
と、自分でも迷ったのだが、コムの言うのは、
そんなことより以前に、大学の敷地自体に外部の人間がそう簡単に入れないのではないか、ということであった。
「もし、学外 (校門の外) でもいいなら話は別だけど。」
うーむ、どのくらいの広さのキャンパスかはわからないけど、せっかく行くんだから、チャペル内はあきらめても、校門の外ではちょっと悲しいよな。
せめて、学内の、チャペルのそばの外、くらいにはいたいものである。
まあ、そんなことも考えてはみたものの、結局、
大学に迷惑がかかったり、何より、もしもそのせいでアルフィーが悪く思われたりしたら嫌じゃない?
のコムのひと言で、即刻行くのを断念した私なのだが、
そのとき、名誉卒業式当日には行かれないとしても、
ずっといつか行きたいものだと思いながら、なかなかその機会がなかった(思い立てなかった)、
アルフィーと島崎藤村のふるさと 「明治学院大学への聖地巡礼」 には、
いい機会だから、 近いうちにゼッタイに行こう
と、固くココロに誓ったのである。
そうだ 名誉卒業式という、素晴らしい行事には行けなくて本当に残念だけど、
もしも 「聖地巡礼」 という目的のためだけについて考えたなら、名誉卒業式のように、時間や場所、行動範囲が限定されている (おまけに他のファンの方も大勢いる) 時よりも、
自分の好きな時に 1人(または二人) で行って、好きなだけ見たい場所を見て、好きなだけ感慨にふけってくるほうが、どんなにいいかしれない。
それだけ自分にとって思い入れの強い場所なので、
訪問するというだけで考えたら、そのほうがむしろ、いいではないか
( そうだわ、神様は私に、単独の 「聖地巡礼」 をさせるために、私を名誉卒業式に当ててくれなかったのかもしれない。
思い込みの激しい自分は、ついには、そんなことまで思って、この秘かな計画に燃えた・笑。 )
そして、 「学校」 というところは、
なぜか外部の人間が行くのにけっこう勇気のいる場所であると自分では思っているので、
そんな風に 「ゼッタイに聖地巡礼に行くワ 」 きらん…
と決意したものの、やっぱりちょっと勇気が出なかったので、
名誉卒業式ご招待には落選したけど、当日同じ時間に明学に行っちゃおうかなぁー、
・・・でも、やっぱしやめる。
その代り別の日に明学を訪ねて 「聖地巡礼するわ」 と落選した3月17日、その日のうちに決めて、
「ついてはコム、学校ってところに一人で行く勇気がないので、その時にはよかったら付き合ってね?」
と、予約まで入れた。
さすがは長年の付き合い、心得たものかコムは、 「はいはい…(^^;)」 のタイトルで、
行くときには、学内に入れるかどうか、せっかく遠くから出かけて、行ってみたら中に入れなかった、というのでは悲しいから、事前によく調べておいてね?
ちなみに、外部の人間が確実に自由に学内に入れるのは、 「学園祭」 の時と 「オープンキャンパス」 の時です。
と、昨年、一人娘が大学受験するにあたって、何校かのオープンキャンパスに付き添ったという経験のあるコムは言った。
さすが物知りである。
さんざん経験者コムに脅され? すっかりピビリまくった自分であるが、
いくら自由に、簡単に大学に入れるとはいっても、目的が違うので、学園祭の時だけはなんとなく嫌だと思ったので、
とりあえず今年度の 「オープンキャンパス」 の日程を明学のサイトで調べてみたが、日程的に行けそうになかったうえに、
やはり、明学を受験する人のために設けられている、説明や体験を兼ねた受験生のための行事に、自分が行くのは変だろう、と思った。
やはりここは大学の窓口に、事前に目的をきちんと伝え、学内を見学できるか聞いてみた方がいいだろう、と思った。
それで、できるだけ早いほうがいいと思ったのと、自分の場合は “上京したついで” の時になるから、
聖地巡礼の日は、タカミー・バースディコンサートの翌日、4月18日にしよう、と決めた。
それで勇気を出して明治学院大学に電話をしてみる。
そちらの大学に入学を希望する者でも、その保護者でもなくて普通の一般の人間だが、大学の見学などはできるのかというのを、まず総務課に聞いてみたところ、
明治学院には、礼拝堂 (チャペル)、 明治学院記念館、インプリ―館などといった歴史的建造物 (文化財) があり、それを見学したいということであれば、
都の東京文化財ウィーク期間 (毎年11月上旬) の3日間、文化財内部を一般公開 (建物内部に入れる) しているので、その時はどうか、とおっしゃってくださったので、
実は、そちらの学校を出られたアルフィーのファンだが、先日の名誉卒業式に当たらなかったので、せめてメンバーの方が出た大学がどんなところか、前々から一度訪ねてみたかったので、
いい機会なので思い切って見学に行けたらいいと思っただけなので、文化財の建物は特に中に入れなくても、外から眺めるだけでいいので、
自分の予定する日に大学を訪ねて、キャンパス内を歩いたり、建物を見たり、写真に撮ったりなどできないでしょうか、と聞いてみる。
総務課でも二人の職員の方に代わったのでその都度同じようなことを説明しなくてはならなかったのだが、
そういうことならと、最終的に 「学院長室」 につないでくれ、そちらの女性の職員の方が色々と親切に対応してくださった。
( そうか、最初からアルフィーのファンだっていえば話が早かったのかな、と今これを書いていて思ったのだが )、
その方がおっしゃるのには、明治学院では毎日12:35 ~ 12:55の時間で 「大学礼拝」 というのを行っていて、地元住民の方など一般の人間も参加でき、しかもチャペル内にも入れるので、
もし時間内にいらっしゃれるのであれば、そちらに参加されるというのもいいかと思います、とまで言ってくださった。
( 門の守衛には 「大学礼拝に来た」 と告げれば中に入れるとのことだった。 )
文化財ウィークの一般公開日ではなくて、タカミーが大好きだったという憧れの明学チャペル内にまさか入れて、
しかも 「礼拝」 も体験できる などという、こんなチャンスを逃す手はないと思ったので、
キリスト教の 「礼拝」 って過去に一度も参加したことがないので、どんなことをするのかなぁーと、ちょっとドキドキものではあったが、
その時間帯に合わせてキャンパス見学に行こうと決め、その日を心待ちにした。
( 学長室の職員の方には、他に当学院を卒業された小説家の島崎藤村のファンでもあるので、藤村ゆかりのものがないかも聞き、キャンパス内を写真に撮ってもいいかというのも確かめておいた。
写真は、どこかに公開するということではなく、スナップ程度のものを自分で見て楽しむ程度であれば、在校生を撮ったりしない限りは撮影してもよい (詳細は後述) とのことであった。
また平日の授業のある時間帯にお邪魔するということで、大学にご迷惑がかからないように少人数でひっそり見学させていただくということや、何日に、どのくらいの人数 (自分一人か友人との二人) で見学に行く予定であるということも、誠意をもってお伝えしたつもりです。
他に、大学礼拝時にチャペル内に入れるだけでなく、明治学院記念館の中にある 「歴史資料館」 は常時一般公開されているとのことだったので、そちらの見学も楽しみにした。
もちろん、事前に大学のサイトに行って下調べをし準備も万端、
キャンパス内のどこに何があるかの 「キャンパスマップ」 と、大学にどうやっていくかの 「アクセス方法のページ」 をプリントアウトして、聖地巡礼の際に持っていくのも忘れなかった。
※ 一緒に見学に行ってくれるはずだったコムは、少し前からご実家のお父さんの検査などで病院通いに付き添っていたので、無理しないでねと言っていたのだが、私が上京する前日に緊急入院されることになり、なおのこと行けないことが確定したので、けっきょく自分一人で行きました。 )
* * * * * * * * * * * * * * *
さてさて、そのように
4月17日に、タカミー生誕60周年記念バースディ・コンサートと、翌日にはいよいよ明治学院大学への聖地巡礼という、 二大ビッグ・イベント にドキドキしながら上京した私ですが・・・
タカミー・バースディコンサートは、先にも書いたように素晴らしく感動的にお祝いすることができました。
次の日、
コ○○○○○○・オーシャンビュー なお部屋から眺める、たゆとう春の海と、
左の眼下に見下ろせるパシフィコ前広場の、あそこに何時間も並んでタオルをGetしたんだなぁー、コンサート素敵だったなぁー、などと思いながら、昨日の喧騒の幻影 (祭りのあとの静けさ) とに別れを告げ、
いざ、 「聖地巡礼」へとしゅっぱぁ~~~つ
まず、最寄りのみなとみらい駅から横浜まで出て、あとは東海道本線に乗れば学校のある品川までは1本、電車での所要時間は約30分だが、途中の移動も入れて約一時間、
品川駅からバスに乗ってもいいが、もし歩いて大学まで行くとしたら徒歩17分、とあるので30分くらい余裕をみて約一時間として、合計で約2時間もみれば余裕だろうと、
12時少し過ぎに大学に着く見当で、10時ちょい過ぎにはホテルを出たと思う。
横浜駅で東海道本線に乗り換えるとき、反対の藤沢や茅ヶ崎方面行きに乗らないようにと気を付けて、ちゃんと品川、新橋、東京行き、という方に乗ったつもりであった。
運よく座れたので 、そのうちに眠ったりしてしまったが、目が明くたびに駅名を確認しながら注意深く乗っていたつもりである。
そのうちに、相模原、橋本、という駅名を見たときは、ちょっと変だなとは思った。
八王子みなみ野を目にしたとき、さすがにヤパイっ と思って隣りの男性に 「この電車はどこ行ですか?」 と聞いてみると、「八王子行ですよ」 という。
え゛ーーー、やっぱし ガーーーン
つまり、東海道本線だと思って、横浜線に乗っていたのだ。
自分、大学の3,4年のころ大学 (小田急線鶴川駅) 近くの相模大野に住んでいたので、
実家に帰省する時には、それまではいつも “新宿から” 中央本線特急 「あずさ」 に乗っていたが、
隣りの町田駅から横浜線で八王子に行き、そこから 「あずさ」 に乗った方が近かったので、いわば通いなれた電車だったのだ。
途中の駅名にあれ!?変だなと思ったのはよく知っている名前だったから。
今、東海道本線と横浜線の路線図を見比べてみても、横浜駅から直通で八王子まで行く電車はないはずだが (横浜線の最寄駅は「新横浜」なので)、
乗り換えもしないで、どう間違ったら横浜線になど乗れるのか。
それとも、たまに直通電車があるのかな。
これを書いてて思うのは、途中の駅で八王子近くなんかじゃなくて、もっと早くに気づけよってカンジ?
でも、利用していたのは30年も前のことだからね、かなり忘れちゃってるよ~。(途中寝てたし)
まあ、そんなことはともかく、その時は考える余裕など、もちろんなく、
「自分では横浜から東海道本線に乗ったつもりで、遅くとも12時半少し前までに品川に着かないとならないのだ」 というと、
とにかく八王子まで出てしまって中央線で新宿まで戻り、山手線で品川まで行くしかない、と隣の人も言うので (自分より少し年配の、とても親切でジェントルマンな方だった。そして、よく眠っていたから、それもいいんじゃないですか? とも言われたが・・・ じょぉーだんぢゃぁ、ないよぉー )
そーだよなぁ、それしかないよな、 とほっ
せっかく、余裕で着くハズだったのにぃーーー
エーン、自分、なぁーんでいつも、こーなるかなぁ。
ってカンジで、あとはもぉ、ひたすら アセリ 、乗り継ぎの構内を走り 、間に合うようにと祈り
品川駅についてみたら、なんだ、来たことあったじゃん (おととしの夏、新横浜でフレンズ・オン・アイスを見た後に品川プリンス・新館に泊まって、翌日新幹線で静岡まで行ってタカミー・ソロコンに参加したのだ。何かとタカミーがらみの品川) と思いながらタクシーを飛ばし、
乗りながら、ここ、歩いたら相当遠いじゃん 、と思いながら、
あ゛あ゛あ゛ーーー、もう、完全まにあわにゃい・・・ とココロの中で泣き、
門のとこにいた守衛さんに大急ぎで 「大学礼拝」に参加しに来ました と告げ、
おおっーーー
目の前には写真やテレビなどで何度も見た 憧れの明治学院のチャペル が、
どっ・どっ・どぉーーーん と厳かに建っていたのでした・・・
と、感慨にふけるマもなく、石段を駆け上り・・・
・・・えっと、チャペルの 入り口ってどこだ アセ、アセ・・・
THE ALFEE 名誉卒業と聖地巡礼の旅 ~ 本編2. いよいよ聖地巡礼・その2(最終章) ~ へと続きます。
(アルフィーの話題ばかりが続くと人によっては辟易するかもなぁーという配慮だけではなく、事情があり次の記事をUPするまでの間が空くなぁというときに、 「ツナギ」 で入れておく、という意味もあるのだが、姉が来たり、店の仕事が忙しかったりで、思うように進まないこと、多々あり)
このシリーズの文章、どこまで書いたか、何が書いてあったか、書いた本人でも忘れていて、また読み直したりして、さらに遅くなっているのですが・・・ こーゆーのを “悪循環” という・笑。
さて、アルフィーの名誉卒業式ご招待に当たらなかった私だが、
当たらなかったけど、当日同じ時間に明治学院に行ってしまおうかな~、と思いつき、
大学サークルの後輩、コムに相談してみたところ、もうちょっと考えてみてね、と言われて、即刻思いとどまった、
という話を前回書いた。
その時のコムのメールに実はもう一つ書いてあったことがあって、それは
「 私たちの出た和光と違って、普通の大学は門のところに守衛さんがいて、部外者が自由に出入りしたりできないと思うの。 」
ということだった。
( と、ここでいきなり大学名がW大からほんとの名前に変わったのだが(笑)HPにははっきりと出身大学名を書いてあるし、アルファベットと漢字の混ざった伏字にするのが、だんだん面倒になってきたからで、これからはわかり易くほんとの名前で行きます。宣伝も兼ねて。 ← なんの!?・笑 )
そうだ 忘れていた
和光大学というところは、ちょっと変わった大学だと以前書いたが、その中でも特に面白いのは
・入学式、卒業式などの 式典はやらない。
・「地域に開かれた大学」 を目指しているため、校門がない。 など・・・ ※(注:後述)
そう、つまり、普通、大学 (とは限らず学校という所) には校門がある。
そして、校門には守衛さんがいて、外部の人間が簡単に学内に出入りできないようになっている。( 特に女子大などは厳しいと思う )
というのを、あまりにも和光の方針に慣れていたため、すっかり忘れていたのである。
前回、名誉卒業式ご招待には当たらなかったけど、当日同じ時間にこっそり行っちゃおうかな、と思いたった時、
でも、「中に入れなくても外で待っているだけでもいいから、同じ時間を共有したい」 といくら自分では思っていても、
当たってもいないのに行くのは、 当選した人やスタッフに、ずうずうしい人だと白い目で見られるかも。
それよりも、当選してないんだからこんなとこにいられても困りますと、きびしく追い返されちゃったらどうしよう。
都内とか、近場の人ならいいけど、 遠く信州のKくんだりから4時間もかけて行って追い返されたりでもしたら、時間とお金がもったいなさすぎるし、何より、悲しすぎる・・・。
と、自分でも迷ったのだが、コムの言うのは、
そんなことより以前に、大学の敷地自体に外部の人間がそう簡単に入れないのではないか、ということであった。
「もし、学外 (校門の外) でもいいなら話は別だけど。」
うーむ、どのくらいの広さのキャンパスかはわからないけど、せっかく行くんだから、チャペル内はあきらめても、校門の外ではちょっと悲しいよな。
せめて、学内の、チャペルのそばの外、くらいにはいたいものである。
まあ、そんなことも考えてはみたものの、結局、
大学に迷惑がかかったり、何より、もしもそのせいでアルフィーが悪く思われたりしたら嫌じゃない?
のコムのひと言で、即刻行くのを断念した私なのだが、
そのとき、名誉卒業式当日には行かれないとしても、
ずっといつか行きたいものだと思いながら、なかなかその機会がなかった(思い立てなかった)、
アルフィーと島崎藤村のふるさと 「明治学院大学への聖地巡礼」 には、
いい機会だから、 近いうちにゼッタイに行こう
と、固くココロに誓ったのである。
そうだ 名誉卒業式という、素晴らしい行事には行けなくて本当に残念だけど、
もしも 「聖地巡礼」 という目的のためだけについて考えたなら、名誉卒業式のように、時間や場所、行動範囲が限定されている (おまけに他のファンの方も大勢いる) 時よりも、
自分の好きな時に 1人(または二人) で行って、好きなだけ見たい場所を見て、好きなだけ感慨にふけってくるほうが、どんなにいいかしれない。
それだけ自分にとって思い入れの強い場所なので、
訪問するというだけで考えたら、そのほうがむしろ、いいではないか
( そうだわ、神様は私に、単独の 「聖地巡礼」 をさせるために、私を名誉卒業式に当ててくれなかったのかもしれない。
思い込みの激しい自分は、ついには、そんなことまで思って、この秘かな計画に燃えた・笑。 )
そして、 「学校」 というところは、
なぜか外部の人間が行くのにけっこう勇気のいる場所であると自分では思っているので、
そんな風に 「ゼッタイに聖地巡礼に行くワ 」 きらん…
と決意したものの、やっぱりちょっと勇気が出なかったので、
名誉卒業式ご招待には落選したけど、当日同じ時間に明学に行っちゃおうかなぁー、
・・・でも、やっぱしやめる。
その代り別の日に明学を訪ねて 「聖地巡礼するわ」 と落選した3月17日、その日のうちに決めて、
「ついてはコム、学校ってところに一人で行く勇気がないので、その時にはよかったら付き合ってね?」
と、予約まで入れた。
さすがは長年の付き合い、心得たものかコムは、 「はいはい…(^^;)」 のタイトルで、
行くときには、学内に入れるかどうか、せっかく遠くから出かけて、行ってみたら中に入れなかった、というのでは悲しいから、事前によく調べておいてね?
ちなみに、外部の人間が確実に自由に学内に入れるのは、 「学園祭」 の時と 「オープンキャンパス」 の時です。
と、昨年、一人娘が大学受験するにあたって、何校かのオープンキャンパスに付き添ったという経験のあるコムは言った。
さすが物知りである。
さんざん経験者コムに脅され? すっかりピビリまくった自分であるが、
いくら自由に、簡単に大学に入れるとはいっても、目的が違うので、学園祭の時だけはなんとなく嫌だと思ったので、
とりあえず今年度の 「オープンキャンパス」 の日程を明学のサイトで調べてみたが、日程的に行けそうになかったうえに、
やはり、明学を受験する人のために設けられている、説明や体験を兼ねた受験生のための行事に、自分が行くのは変だろう、と思った。
やはりここは大学の窓口に、事前に目的をきちんと伝え、学内を見学できるか聞いてみた方がいいだろう、と思った。
それで、できるだけ早いほうがいいと思ったのと、自分の場合は “上京したついで” の時になるから、
聖地巡礼の日は、タカミー・バースディコンサートの翌日、4月18日にしよう、と決めた。
それで勇気を出して明治学院大学に電話をしてみる。
そちらの大学に入学を希望する者でも、その保護者でもなくて普通の一般の人間だが、大学の見学などはできるのかというのを、まず総務課に聞いてみたところ、
明治学院には、礼拝堂 (チャペル)、 明治学院記念館、インプリ―館などといった歴史的建造物 (文化財) があり、それを見学したいということであれば、
都の東京文化財ウィーク期間 (毎年11月上旬) の3日間、文化財内部を一般公開 (建物内部に入れる) しているので、その時はどうか、とおっしゃってくださったので、
実は、そちらの学校を出られたアルフィーのファンだが、先日の名誉卒業式に当たらなかったので、せめてメンバーの方が出た大学がどんなところか、前々から一度訪ねてみたかったので、
いい機会なので思い切って見学に行けたらいいと思っただけなので、文化財の建物は特に中に入れなくても、外から眺めるだけでいいので、
自分の予定する日に大学を訪ねて、キャンパス内を歩いたり、建物を見たり、写真に撮ったりなどできないでしょうか、と聞いてみる。
総務課でも二人の職員の方に代わったのでその都度同じようなことを説明しなくてはならなかったのだが、
そういうことならと、最終的に 「学院長室」 につないでくれ、そちらの女性の職員の方が色々と親切に対応してくださった。
( そうか、最初からアルフィーのファンだっていえば話が早かったのかな、と今これを書いていて思ったのだが )、
その方がおっしゃるのには、明治学院では毎日12:35 ~ 12:55の時間で 「大学礼拝」 というのを行っていて、地元住民の方など一般の人間も参加でき、しかもチャペル内にも入れるので、
もし時間内にいらっしゃれるのであれば、そちらに参加されるというのもいいかと思います、とまで言ってくださった。
( 門の守衛には 「大学礼拝に来た」 と告げれば中に入れるとのことだった。 )
文化財ウィークの一般公開日ではなくて、タカミーが大好きだったという憧れの明学チャペル内にまさか入れて、
しかも 「礼拝」 も体験できる などという、こんなチャンスを逃す手はないと思ったので、
キリスト教の 「礼拝」 って過去に一度も参加したことがないので、どんなことをするのかなぁーと、ちょっとドキドキものではあったが、
その時間帯に合わせてキャンパス見学に行こうと決め、その日を心待ちにした。
( 学長室の職員の方には、他に当学院を卒業された小説家の島崎藤村のファンでもあるので、藤村ゆかりのものがないかも聞き、キャンパス内を写真に撮ってもいいかというのも確かめておいた。
写真は、どこかに公開するということではなく、スナップ程度のものを自分で見て楽しむ程度であれば、在校生を撮ったりしない限りは撮影してもよい (詳細は後述) とのことであった。
また平日の授業のある時間帯にお邪魔するということで、大学にご迷惑がかからないように少人数でひっそり見学させていただくということや、何日に、どのくらいの人数 (自分一人か友人との二人) で見学に行く予定であるということも、誠意をもってお伝えしたつもりです。
他に、大学礼拝時にチャペル内に入れるだけでなく、明治学院記念館の中にある 「歴史資料館」 は常時一般公開されているとのことだったので、そちらの見学も楽しみにした。
もちろん、事前に大学のサイトに行って下調べをし準備も万端、
キャンパス内のどこに何があるかの 「キャンパスマップ」 と、大学にどうやっていくかの 「アクセス方法のページ」 をプリントアウトして、聖地巡礼の際に持っていくのも忘れなかった。
※ 一緒に見学に行ってくれるはずだったコムは、少し前からご実家のお父さんの検査などで病院通いに付き添っていたので、無理しないでねと言っていたのだが、私が上京する前日に緊急入院されることになり、なおのこと行けないことが確定したので、けっきょく自分一人で行きました。 )
* * * * * * * * * * * * * * *
さてさて、そのように
4月17日に、タカミー生誕60周年記念バースディ・コンサートと、翌日にはいよいよ明治学院大学への聖地巡礼という、 二大ビッグ・イベント にドキドキしながら上京した私ですが・・・
タカミー・バースディコンサートは、先にも書いたように素晴らしく感動的にお祝いすることができました。
次の日、
コ○○○○○○・オーシャンビュー なお部屋から眺める、たゆとう春の海と、
左の眼下に見下ろせるパシフィコ前広場の、あそこに何時間も並んでタオルをGetしたんだなぁー、コンサート素敵だったなぁー、などと思いながら、昨日の喧騒の幻影 (祭りのあとの静けさ) とに別れを告げ、
いざ、 「聖地巡礼」へとしゅっぱぁ~~~つ
まず、最寄りのみなとみらい駅から横浜まで出て、あとは東海道本線に乗れば学校のある品川までは1本、電車での所要時間は約30分だが、途中の移動も入れて約一時間、
品川駅からバスに乗ってもいいが、もし歩いて大学まで行くとしたら徒歩17分、とあるので30分くらい余裕をみて約一時間として、合計で約2時間もみれば余裕だろうと、
12時少し過ぎに大学に着く見当で、10時ちょい過ぎにはホテルを出たと思う。
横浜駅で東海道本線に乗り換えるとき、反対の藤沢や茅ヶ崎方面行きに乗らないようにと気を付けて、ちゃんと品川、新橋、東京行き、という方に乗ったつもりであった。
運よく座れたので 、そのうちに眠ったりしてしまったが、目が明くたびに駅名を確認しながら注意深く乗っていたつもりである。
そのうちに、相模原、橋本、という駅名を見たときは、ちょっと変だなとは思った。
八王子みなみ野を目にしたとき、さすがにヤパイっ と思って隣りの男性に 「この電車はどこ行ですか?」 と聞いてみると、「八王子行ですよ」 という。
え゛ーーー、やっぱし ガーーーン
つまり、東海道本線だと思って、横浜線に乗っていたのだ。
自分、大学の3,4年のころ大学 (小田急線鶴川駅) 近くの相模大野に住んでいたので、
実家に帰省する時には、それまではいつも “新宿から” 中央本線特急 「あずさ」 に乗っていたが、
隣りの町田駅から横浜線で八王子に行き、そこから 「あずさ」 に乗った方が近かったので、いわば通いなれた電車だったのだ。
途中の駅名にあれ!?変だなと思ったのはよく知っている名前だったから。
今、東海道本線と横浜線の路線図を見比べてみても、横浜駅から直通で八王子まで行く電車はないはずだが (横浜線の最寄駅は「新横浜」なので)、
乗り換えもしないで、どう間違ったら横浜線になど乗れるのか。
それとも、たまに直通電車があるのかな。
これを書いてて思うのは、途中の駅で八王子近くなんかじゃなくて、もっと早くに気づけよってカンジ?
でも、利用していたのは30年も前のことだからね、かなり忘れちゃってるよ~。(途中寝てたし)
まあ、そんなことはともかく、その時は考える余裕など、もちろんなく、
「自分では横浜から東海道本線に乗ったつもりで、遅くとも12時半少し前までに品川に着かないとならないのだ」 というと、
とにかく八王子まで出てしまって中央線で新宿まで戻り、山手線で品川まで行くしかない、と隣の人も言うので (自分より少し年配の、とても親切でジェントルマンな方だった。そして、よく眠っていたから、それもいいんじゃないですか? とも言われたが・・・ じょぉーだんぢゃぁ、ないよぉー )
そーだよなぁ、それしかないよな、 とほっ
せっかく、余裕で着くハズだったのにぃーーー
エーン、自分、なぁーんでいつも、こーなるかなぁ。
ってカンジで、あとはもぉ、ひたすら アセリ 、乗り継ぎの構内を走り 、間に合うようにと祈り
品川駅についてみたら、なんだ、来たことあったじゃん (おととしの夏、新横浜でフレンズ・オン・アイスを見た後に品川プリンス・新館に泊まって、翌日新幹線で静岡まで行ってタカミー・ソロコンに参加したのだ。何かとタカミーがらみの品川) と思いながらタクシーを飛ばし、
乗りながら、ここ、歩いたら相当遠いじゃん 、と思いながら、
あ゛あ゛あ゛ーーー、もう、完全まにあわにゃい・・・ とココロの中で泣き、
門のとこにいた守衛さんに大急ぎで 「大学礼拝」に参加しに来ました と告げ、
おおっーーー
目の前には写真やテレビなどで何度も見た 憧れの明治学院のチャペル が、
どっ・どっ・どぉーーーん と厳かに建っていたのでした・・・
と、感慨にふけるマもなく、石段を駆け上り・・・
・・・えっと、チャペルの 入り口ってどこだ アセ、アセ・・・
THE ALFEE 名誉卒業と聖地巡礼の旅 ~ 本編2. いよいよ聖地巡礼・その2(最終章) ~ へと続きます。