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9月25日(木)のつぶやき

2014-09-26 01:33:05 | 日記

@hiroki740107 @samako0806 どよーーーん。まあとりあえず私は夕方会社から日比谷まで電車が動いてくれれば。…あ、その前に明朝無事に出勤出来るのか?…っちゅー。


うーんやはり「江戸弁=べらんめえ」で応用するのは何か違っている気がする。その言葉は恐らく「(日常に使う)現代語とは違う」という意図で指示されたのであり、言い方を変えれば時代劇(それも貴族や王族)の言葉と理解し、つまり一音一音を丁寧に強調して発声して欲しいという事ではないかと。


彼に対してだけじゃなく、この作品世界に対してだな冷静に考えて。演出すげーし、すげー人は本気ですげーけど、微妙な部分はかなり微妙で戸惑う。歌合わせでの歌の披露とか、あんなちゃちなの嫌だわ私。もっと雅でリアルであって欲しいし勿体とかケレンとかもっと多用して欲しいわ。


会社脱出。今日も日比谷の平安京へと参りまする。個人的に朱華(はねず)の主様に寄せるひたむきな想いと二人の関係が心に染み入ります。かかさまの愛も、道満の友情も。観る度、聴く度、その場に身を置く度に強く深くなる。一回一回、大切に丁寧に全てを委ねに参ります。


「eclipse」終演。演じる皆様がこなれていらした以上に自分が成長学習したのだろう一昨日より昨日、昨日より今日が数段良かった。普段から漠然と感じながらも改めて考える機会の少ない生きる為に大事な何かがはっきり見えて来た気がする。ありきたりな言葉だが愛とか情とか心とか真実とか。


何故晴明の心には鬼が棲まないのか。それは彼が彼を囲む全てのもの達から愛され慈しまれ守られていたからで、では何故晴明がそのようなものに愛され守られていたのかと考えれば彼がそれに相応しい存在だったからで。そんな晴明という存在にやはり碓井将大くんが今夜もどんぴしゃはまってた。


そしてそんな晴明との対比を奏でる道満そして守道のまさに陰と陽、陽と陰が複雑に絡み合う感情を携えた表現に、まだ不安定さをはらみながらも誠実丁寧前向きに向き合い挑む伊礼彼方さんの一回一回の変貌も見逃せない。個人的に今作は素があまり出ない口調の方が好みだけどご本人はそうでもないご様子。


そしてそろそろ作中の表現にお気に入りもいっぱい。朱華と晴明、幼少時の道満と晴明、かかさまと晴明、どれも趣のある素敵な言葉に溢れたやりとりで耳にも心にも優しい。幼い晴明と今の晴明の自問自答。涙声の結界を優しく叱る道満と晴明。かかさまの昔話。泣いて良いかと問う朱華。堪えきれず泣く。


そして今夜は目に映る光景と演者さんの語りや芝居(今夜も碓井くんの演技は素晴らしかった)と音響効果(SE)に、バンドの演奏がきちんと絡んで一体化して体に迫って来たことが自分的進化。つまり音楽がきちんと意味を持って訴えて来たこと。そのことで昨日までより飛躍的に没入感が深くなった。


狐の母の子育ては「てぶくろをかいに」をふと想い起こさせる。「畜生」に育まれた晴明こそが心に鬼を棲まわせぬ青年になれたというこの物語はとても辛辣な皮肉だし、そんな晴明さえ憎しみを宿しそうになる出来事とそれを制止出来る存在が人であるというのは皮肉と同時に優しい安堵でもある。


連日投稿しているSOUND THEATRE「eclipse」。なぜ私がここまで熱く書き込むかと言うとこれがかなりお勧めだから。七日十公演のみ29日まで。演技力溢れる朗読手妻美術照明音響音楽(こんな素晴らしいバンド滅多に聴けない)に優れた本と演出。一人でも多くの人に観て欲しい。

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でもって個人的好みでは上っ調子な語り口調は好きじゃないしゃちょーのどーまんですが、でも実はあの「うっひょー口調」はどーまんが心に闇を宿さずせーめーと過ごせた時間に限定されているということにやっと今夜気付いた鈍な私をお赦し下さい。今夜二度めの「ごんごんぢぎよぉーっ」良かったス。


あ、でも一つだけ。やっぱね、いんをむすぶ時とかけっかいを切る時はその他の台詞(語り)より太字フォント発声して欲しい(特に意図がある時を除く)。せーめー様はまあ出来てたけどどーまん様はまだ弱い。もっと「はらから声だせーっbyまるおけーさつかん(内輪ねた)」。