ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

映画『トゥーマスト』~ギターとカラシニコフの狭間で

2015-03-12 07:30:47 | アフリカ映画
マリ・トゥアレグ族を巡る音楽と主張。いま、渋谷、大阪で『トゥーマスト~ギターとカラシニコフの狭間で』が上映中だ。



先日来、このブログでも話題としてきたマリ情勢。そのカギを握るのがトゥアレグの処遇だ。この映画は、銃をギターに持ち替えた、トゥアレグのミュージシャンを巡るストーリー。

映画は2010年の作品。といえば、アラブの春、リビア・カダフィ体制崩壊の前夜。サヘル地域にはイスラム武装勢力が徐々に侵入し、活動を活発化させ始めた頃。しかしまだ、マリに危機は訪れていない。


トゥアレグ×音楽の映画といえば、『トンブクトゥのウッドストック』が知られているが、そちらは2013年の作品、撮影は「最後の音楽祭」となった2011年だった。『トゥーマスト』はその前の時代を描いた作品ということになる。


上映に先立ち、日本でこの映画を配給するアップリンクさんより、プロモーションに協力して欲しい、とのお話をいただいた。アップリンクさんといえば、以前、ザイール伝説の音楽祭の舞台裏を描いた『ソウルパワー』のプロモーションでもお世話になった。またこのブログで『パリ・ただよう花』という映画についてご紹介したこともある。


さて、そんなことで先日、渋谷・神山町のアップリンク・ファクトリーで行われた先行上映会においてトークをさせていただいた。

映画の時代背景のみならず、西アフリカの歴史とトゥアレグ、彼らの置かれた立場や主張について、ンボテの見立てをお話しした。そのポイントが下記リンク先の記事にまとめられている。ご関心の方は是非ご覧あれ!

「トゥアレグはイスラム過激派ではない!」と訴える、トゥーマストはなぜ銃をギターに持ち替えたのか?~映画『トゥーマスト』公開、ンボテ★飯村さんによるトゥアレグとアフリカを知るためのキーワード


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