移ろいゆく日々

移ろいゆく日々
気にとめたことを忘れぬうちに

ジョコビッチ選手の選択

2022-02-17 20:39:47 | Weblog
僕は基本的に科学に基づく行いを信じているし、支持する。科学が時には誤ったり暴走したりすることは、承知しているし、多様な考えの中に科学があるのが良いと思っている。コロナ禍の中で、その終息のための有力な手段がワクチン接種であることは、様々な弊害を考慮しても相当に確からしい。テニスのジョコビッチ選手は、全豪オープンの参加でワクチン未接種であったことから、騒動になったことは既報のとおりだ。彼がなぜ未接種か、公言してこなかったのかは、ごく最近に公開されたBBCのインタビューで知ることが出来た。関心のある向きは5分弱のYouTubeをあたって欲しい。科学と思想の間にある選択の自由を考えさせられた。こういう報道は大切だと思う。日本のテレビ局ではお目にかかれない。
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深刻なデータの不足

2022-02-08 20:50:59 | Weblog
更新が途絶えてたが、再開のネタは、残念ながらコロナウイルスです。オミクロン株は重症化しにくい一方で、重症化した人の死亡率はむしろ高いようです。二回目のワクチン接種から三回目のワクチン接種までの抗体量の減少は具体的な数字が出てきません。個人差が大きいのかもしれませんが、個人差がどのくらいあるのか、データが示されません。抗体量が全てではなく、細胞免疫も有効なのかもしれませんが、具体的な情報がありません。大阪府は、陽性者数のデータすらまともに出せません。陽性者数の最も多い大阪市のデータが遅れているからです。データがでたらめで、どうやって政策判断をするのでしょうか。ひょっとすると今までのデータも間違いだらけではと疑いが頭によぎります。経口治療薬はどのくらい使われて、効果は出ているのでしょうか。死者数の推移を見ると、効いていないかもしれません。コロナ禍が始まって2年くらい、この国からは何らのデータも成果も出てきません。専門家会議は何に基づいて議論しているのでしょうか。政策判断は何を根拠に行われているのでしょうか。この国の科学の力は衰えてしまったのでしょうか。マスコミは騒ぐだけで、真実を追求することには飽きてしまったのでしょうか。焦燥感だけが募るこの頃です。
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