土曜授業から帰宅した息子と世間話をしていて、小生が勤務する会社の業績が今年度は大幅な赤字だと話すと、「やっぱり」といって思いのほか暗い顔をしました。子供にも今日本が不況に直面していることが感じられるものなのでしょうか。実を言うと、小生の勤務する会社は8年ほど前に潰れる寸前までその業績が悪化し、その後様々な経緯や施策でなんとか蘇りました。なので、私としては少々の赤字では驚かない、というつもりで話したのですが。もちろん景気循環というにはあまりな世界的な金融不況ですし、本来あまり傷んでいないはずの日本経済が大きく落ち込むという状況であります。国家財政の不健全さ、対応策の不十分さ、迷走する政治など、様々な要因が影響していると思います。ただ、報道のあり方が、不況の一辺倒であることも気になります。報道・マスメディアも、民主社会の中では一大権力であることを自覚して欲しいものです。一般庶民は、すべからく頑張っているのですから、元気が出る報道もバランスするほうが良いですよね。
だから、明るいニュースを取上げるのも良いかと思った次第。一昨日の報道で、転覆して乗組員8人が行方不明になっていた第一幸福丸から3日ぶりに3名が救出されたというニュースがありました。船長が死亡、なお4人が行方不明で心配されるところですが、遭難後漂流する船内に3日間も取り残され、船内の空気だけで生き延びたのはまさしく奇跡です。もちろん奇跡には僥倖がつきものですが、特筆すべき点が3つあります。一つは遭難者の冷静沈着さ、知的判断、そしてそれに苦難への忍耐です。もう一つは、救助者の使命感と熱意です。そして何よりも、遭難者・救助者双方の諦めない強い意志だと思います。
家族との再会を果たした生還した方々の笑顔と家族・仲間の喜びをみると、出来ることから始めよう、諦めることなく強い意志と希望が持てるのではないでしょうか。
だから、明るいニュースを取上げるのも良いかと思った次第。一昨日の報道で、転覆して乗組員8人が行方不明になっていた第一幸福丸から3日ぶりに3名が救出されたというニュースがありました。船長が死亡、なお4人が行方不明で心配されるところですが、遭難後漂流する船内に3日間も取り残され、船内の空気だけで生き延びたのはまさしく奇跡です。もちろん奇跡には僥倖がつきものですが、特筆すべき点が3つあります。一つは遭難者の冷静沈着さ、知的判断、そしてそれに苦難への忍耐です。もう一つは、救助者の使命感と熱意です。そして何よりも、遭難者・救助者双方の諦めない強い意志だと思います。
家族との再会を果たした生還した方々の笑顔と家族・仲間の喜びをみると、出来ることから始めよう、諦めることなく強い意志と希望が持てるのではないでしょうか。