2007/01/31(水)産経新聞
日本郵船、来年春に氷川丸をリニューアル公開
横浜港のシンボル「氷川丸」。手前は「マリンタワー」=06年12月、横浜市中区
日本郵船は31日、横浜港のシンボルとして親しまれ、昨年12月に営業を一時終了した「氷川丸」を、来年春にリニューアルオープンすると発表した。3月に所有者の企業から船体や桟橋の譲渡を受け、約10億円をかけて補修する。
同社は昨年末から専門家らと協議、「歴史の生き証人の氷川丸を末永く保存することは社会的使命」として、これまでと同じ横浜港の山下公園で営業を再開することを決めた。
氷川丸は昭和5年、同社の最新鋭客船として横浜-北米航路に就航。戦時中は海軍の病院船となり、戦後は再び北米航路を往復して36年に引退。その後は同港に係留され、市民に親しまれたが、新たな観光スポットの誕生で客足が落ち込んでいた。
氷川丸とともに営業を休止したマリンタワーは横浜市に譲渡され、横浜開港150周年の平成21年に再オープンする。
(2007/01/31 11:27)
http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/070131/wdi070131001.htm
ヨコハマ経済新聞 http://www.hamakei.com/headline/2151/index.html