潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

深海に青色の海水噴出を撮影

2007年01月24日 | 

2007/01/24(水)NHK
深海に青色の海水噴出を撮影

 今朝のNHKニュースで深海底下において、青い色の高温の海水が噴出している様子を撮影した、と報じていました。途中からですが収録・編集しましたので掲載します。
http://nawa.cocolog-nifty.com/blog/2007/mpeg/NHK_jamstec_shinkai_2007012400.wmv

 『青い色の高温の海水が噴出していたのは、沖縄県石垣島の北西およそ50キロ、水深およそ1400メートルの深海です。海洋研究開発機構によりますと、この場所では透明や白い色の高温の海水が噴き出していましたが、去年8月の調査で初めて直径10センチほどの穴から青い色の海水が噴き出しているのを確認しました。』

 『これまで世界のおよそ50の海底で白や黒などの高温の海水は観察されていますが、青い色が確認されたのは初めてだということです。噴き出している海水の温度は220度で、すぐに冷えて白い色に変わっていることなどから海洋研究開発機構ではマグマの活動によって金属の銅などの成分が溶け出したためではないかとみて詳しく調べることにしています。』

2007/01/24(水)海洋研究開発機構 
沖縄トラフ深海底下において新たな熱水噴出現象
~世界で初めて「ブルースモーカー」を発見~

 海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)極限環境生物圏研究センター(センター長 掘越弘毅)地殻内微生物研究プログラムの高井研プログラムディレクターらは、有人潜水調査船「しんかい6500」を用いた、石垣島の北西約50km付近の沖縄トラフ鳩間(はとま)海丘(別添、海域図参照)の調査の映像を解析した結果、熱水噴出孔(チムニー:写真1)から青色の熱水噴出物(ブルースモーカー:写真2)を発見しました。青色の熱水噴出物発見の報告はこれまでになく、世界で初めての発見であると考えられます。

また、同海域においてこれまで観察されたことがない白色の熱水噴出物(ホワイトスモーカー)も同時に見つかり、鳩間海丘の海底下でのマグマの活動が活発化していることが予想されます。
http://www.jamstec.go.jp/jamstec-j/PR/0701/0123/index.html


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