大型連休も終わり世間がやっと静かになって来たので、そろそろお出掛けモードへ。
今年の山は雪が多かったが、春先の暖かさで雪融けは例年以上に早いようだ。
台風6号の接近により、火~水は天気が崩れるというので、春山スキーを計画。
夏~秋の乗鞍岳へは行ったことがあるが、春の山はまだ登ったことがない。
三本滝の駐車場までは入れるようになったので、ツアーコースに雪がある内に行きたい。
ショートスキーと革靴でも何とかなるだろうと、準備を済ませる。
前夜、天気予報を確認すると、季節外れの冷え込みになりそう。
麓でも氷点下の予想で、山はガリガリになり、今の技術と装備ではちょっと厳しいだろう。
急遽、前から気になっていた標高の低い、大渚山へ向かうことに。
朝食を済ませ、5時45分自宅出発。 地蔵峠越えで道路標示は1℃。
白馬を過ぎ、148号線から小谷温泉へ向かう。 雨飾荘の先からはまだ通行止め。
山田旅館まで戻り、ここからショートカットコースを鎌池~湯峠で向かうことに。
しかしコース入口が分からない。 旅館の庭に数人いたので聞いてやっとわかった。
何と旅館の間を通り抜け裏山へ入って行くとのこと。まるで他人の敷地へ侵入するような感じ。
正式には公道とのことで、これでは初めての人には絶対に分からないだろう。
旅館下の道路脇のスペースへ駐車。 雪が少なそうなのでフットスキーは置いて身軽で。
準備を済ませ、8時45分スタート。 旅館の建物の間を抜け、裏の畑道を登る。
やがて登山道らしくなるが、残雪がところどころに現れる。
崩落場所を過ぎる辺から、登山道がわからなくなり、適当に上を目指して登る。
数ヶ所、標があったが、間隔が空き過ぎており、全くルートは不明。
何時の間にか鎌池を通り過ぎ、車道へ到着。 ここで一休み、アイゼン装着。
湯峠までは雪に覆われた車道を歩き、そこから本格的な登山が始まる。
一部に夏道が現れているが、まだ雪が多く、フットスキーを置いて来たことを悔やむ。
予想していたよりは本格的な登山。しかし距離が短いので、11時10分に頂上到達。
ローカルな山の中途半端の平日、当然誰とも会うことなく、1日中一人占めの山歩き。
頂上で早めの昼食を済ませ、展望台へ向かう。スキー滑走を想像しながら12時下山へ。
登って来た道を下り、湯峠から車道を戻る。 途中で出たところを過ぎ、鎌池へ向かう。
池への下りは結構キツイ。 登りでは避けた方が良く、登ったコースで正解だっただろう。
池はまだ雪融けが始まったばかりで殆ど覆われており、一部のみ水面が覗いていた。
再び広い雪面を下るが、登った時と違う方向へ行ってしまい、急斜面を藪漕ぎすることに。
何とか見覚えのある崩落場所に辿り着きホッと一休み、後は車まで戻るだけ。
少し下ってアイゼンを外し、山田旅館の手前の小川でアイゼンと靴を洗い綺麗にする。
14時15分、無事下山。 往復5時間30分。 コーヒーで一服後、帰宅へ。
(右下のボタンで全面表示のスライドショー)
05:45 自宅出発
08:45 準備を済ませスタート
14:40 片付けを済ませ、コーヒーで一服後、帰宅へ
おまけ <大渚山 展望台方位盤>
06:15 オリンピック道路、青具通過。 約66.6km
08:10 小谷温泉 雨飾荘、 この先通行止め
08:30 小谷温泉 山田旅館下へ駐車。 約105.6km
09:15 崩落場所通過
09:50 車道へ到達 一休みアイゼン装着
10:15 湯峠
11:10 大渚山 頂上 (2時間25分)
11:40 昼食を済ませ、展望台へ向け出発
12:00 展望台から下山へ
12:40 湯峠 車道歩き
13:00 鎌池
13:25 ルート不明 藪漕ぎ、急斜面をトラバース
13:45 崩落箇所発見、ルートへ戻る
14:00 アイゼン外し
14:15 無事下山 【5時間30分】
17:05 無事帰宅 【11時間20分】
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