nauhts の山歩き記

【アルバム代わりの写真がメインです。】
オンマウスでコメント表示、クリックでオリジナル画像が開きます。

谷川岳 (1963m) ②  -西黒尾根~天神尾根-

2014年10月29日 | 上信越
2014年10月29日(水)
ここ数日、日毎に今秋一番の冷え込み記録を更新しているが、今朝は1℃と11月の陽気。
好天気になるという予報に、昨年の登山の帰りに苦い思い出がある谷川岳だが、
今回は右回りで馬蹄形縦走を試みる。 この縦走は左周りでされる方が多いようだが、
登りが大変になるが、昨年下った西黒尾根を今年は登ってみたい。
右回りでも11時間ぐらいで何とかなりそうなので、日が暮れる前には戻れるだろう。
念の為、ヘッドライト持参。 天気は良さそうなので雨具はなしの軽荷で歩く。

   (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

    

 

6時には登山スタートしないと厳しいので、自宅を3時40分出発。
144号長野原手前の道路標示は-3℃。145号高山から月夜野へ抜け土合橋駐車場へ。
もう夜は明けているが、谷川岳周辺の上空のみ雲が掛かっておりちょっと不安。
最悪、途中の蓬峠か清水峠から下山することも可能なので、取り敢えず登ることに。

準備を済ませ、5時55分スタート。西黒尾根登山口まで車道を歩く。
辺りの紅葉はもう完全に終わっている。 葉の落ちた木々の間から見える縦走路は雲の中。
尾根に出ると眺望が開けるが、見えるのは下界のみ、上方は相変わらず雲の中。
ラクダの背を越え、岩場の登りに入ると、雪と氷が登山道を覆う。

おまけに気温が0℃のところへ、強風が吹き付け、完全に冬山状態。
アイゼンを持って来なかったので、引き返すより登って、天神尾根へ下りた方が良さそう。
ガスの中、3時間10分ほど掛けて、双耳峰のトマの耳(1963m)へ到達。
標柱も結氷で見えない。少し削って読めるようにして記念撮影。周りの景色は何もない。

 

もう一峰、オキの耳(1977m)へも行こうと向かったが、悪天候に下山を決意。
10mほどで引き返し、肩の小屋へ向かう。小屋は閉まっていると思ったがまだ開いていた。
これまでに誰にも会わなかったが、小屋の中にも誰もいない。休憩なしで天神尾根を下る。
下り始めると時々ガスが晴れ、少しづつ視界が開けて来る。

やがて登って来る何人かとすれ違う。ロープウェイを使って登って来ると今頃になるようだ。
熊穴沢避難小屋の辺まで下りると、頂上付近も見えて来た。 小屋の中に入り10分ほど休憩。
更にガスが晴れて縦走路も見え始め、縦走を強行すれば良かったかなと少し悔やまれる。
登山道の雪や氷は少なくなったが、直接天神平へは下りず、観光リフトの天神峠の展望台へ向かう。

 

展望台には大勢の観光客。 この頃には素晴らしい眺望に恵まれるが、相変わらず風は強い。
売店前の椅子に腰掛け、昼食を済ませる。 30分ほど休憩後、10分ほど散策して下山へ。
この後、強風の為に観光リフトは運転停止するとのこと。 歩いて下りるので関係ないが・・・
スキー場のゲレンデを下り天神平へ。ここから正規登山道か分からないが、スキーの下山路を下りる。
13時05分、7時間10分ほどで、無事駐車場へ戻る。 白毛門への登山道を確認し、帰宅へ。

 

 

03:40 自宅出発    1℃   途中 群馬大津付近-3℃
05:45 土合橋駐車場  約118km
05:55 準備を済ませスタート

06:12 西黒尾根登山口より入山
07:40 ラクダの背      (6540歩) 7分ほど休憩
09:05 谷川岳(トマの耳) (10120歩)       【登り:約3時間10分】
09:20 縦走を諦め下山へ         15分ほど休憩

09:25 肩の小屋
10:30 熊穴沢避難小屋          10分ほど休憩
11:15 天神峠  観光リフト 展望台  (17120歩)     【1時間55分】
11:55 昼食休憩約30分後、天神山周辺を散策、ゲレンデから歩いて下山

12:10 天神平 ゲレンデリフト脇から下山道へ
12:53 西黒沢橋へ下山
13:05 土合駐車場   (24250歩)【下り:約1時間10分】【7時間10分】

13:20 白毛門登山道の確認を済ませ 帰宅へ
14:25 途中でコンビニに寄り コーヒータイム 約10分休憩
16:15 無事帰宅                    【トータル:12時間35分】



コメントを投稿