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危機管理が理解できてない自民党役員-604

2017-09-07 15:40:09 | 日記
 政府のNO.2をもって自他ともに許す麻生副総理(副党首)がこんなことを言っております。いわく「ドイツではある日気がついたらワイマール憲法が一夜にしてナチス憲法に誰も気づかないで変わていた。あの手口に学んだらどうかね」
 戦後の日本を率いていた吉田総理が目の中に入れても痛くないといういわば猫可愛がりで育てた孫が麻生さんですが、この男しばしば舌禍事件を起こしますね。
 前国会でも討議は決して十分でなく、与党の多数に引っ張られて、国会で強引に通された1件を指して言っているのでしょうが、この男悪気はないようですが、もっと気を付けてものを言ってもらわねばなりませんね。ヒットラーが率いていたドイツ議会を一夜にして180度方針転換を成し遂げたことを指していったようですが、「これ以上時間をかけて議論しても時間の無駄だ」という意味でも放言でしょう。
  もう一人は、総務会長の竹下亘さんです。昨今話題になることが増えてきた北朝鮮が誇示する原爆について「島根に落ちても何の意味もない」と放言しました。世界中のどの国でも原爆を投下されて平気でいる国はありますまい。竹下氏は島根県に投下しても費用の割りに得るところが少ない。仮に北朝鮮が日本を狙って投下したのが島根だったとしたら費用の割に効果が少ないだろう。狙うなら別の場所だろうという意味でしょうが、どこの世界に原爆を投下されて平気でいる国がありましょう。ご自分の選挙地盤だという島根だから引き合いに出しても県民は騒がないだろうとあえて引き合いに出したのでしょうが、国会議員がいくら親しく思っている選挙地盤であっても、いい気持になるはずがありません。
 麻生さんも竹下さんにしても圧倒的に多数を擁する政党の幹部ですから、「綸言汗の如し」という故事来歴をわきまえてもらわねば、いつかはその報いがご自分に返ってくることを承知してもらわねばなりません。「言うに落ちず語るに落ちる」とはこういうことを言うのでしょうね。


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