森林鉄道遺産巡りモニターツアー

10月の森林鉄道遺産のシンポジウムと見学会は大好評でしたが、今月28日、JR四国の企画旅行で、「千本山&森林鉄道遺産巡りウオーク」というモニターツアーが催されます。
見学会の時は紅葉が始まったばかりでしたが、このころになると紅葉も見ごろだと思います。
現地の案内人がガイドしてくださるそうで、豊かな自然の中、重要文化財に浸る癒しの旅になりそうです。
お天気に恵まれて大勢の方が参加・楽しんでいただけることを願っています。

ユズの収穫

穏やかなお天気に恵まれた11月。奈半利町のお隣・北川村では、今ユズ収穫の最盛期を迎えています。
昨日、知人に無理にお願いして、宗の上の山中にあるユズ畑にお邪魔をして、収穫のお手伝いをさせていただきました。
ほかのミカンと違って、ユズはとげだらけ。革の手袋をはめて、黄色く色づいた実を1個、1個取っていきます。結構大変、でも面白がって取らせていただきました。

村に出来た“ユズ王国”という会社に納入するには、傷のない実の状態で、しかも15日までという期限付きとか。作業にも自然と気合が入ります。
玉出しできないものは、使い込んだ搾り機を使って畑でギューと搾ります。あたり一面いい香りが漂って、何とも心地のいいこと！

農作業の大変さと、楽しさを体験できた一日でした。

ヤッコソウ

昨日テレビのニュースで室戸にヤッコソウが出てきだしたと伝えていたので、それっとばかりに見に行ってきました。
八十八か所のうちの26番札所・西寺の鎮守の森にうっそうと茂るシイの木の根元に、名の通り奴さんの形をして、ひっそり姿を現していました。
天然記念物だけあって、本当に珍しくてかわいらし姿に見入ってしまいました。

私たちの身近なところでも、天然記念物や、重要文化財、登録文化財など、実に多彩な貴重な資源があることに驚いてしまいます。

こうしたものをきちんと評価して、知識も持ちたいし、広く知ってほしいなと思います。

今頃見に行ったら、あたり一面にシイの実が落ちていて、あっという間に手のひらいっぱいになります。こちらも楽しみの一つです。