成瀬たかこブログ

まちづくりや日々のあれこれ、不定期発信しています。

3月議会終わり。29年度予算には討論し、賛成。

2017-03-21 | 日記

3月2日から始まった3月議会が終わりました。
最終日は各議案への賛否を決定する日です。
29年度の一般会計に対しては成瀬は賛成し、議会としても賛成多数で可決しました。
賛成反対を表明する前に、希望する議員は「討論」として、賛否の理由や一言添えたいことがあれば発言し、本会議の記録に残すことができます。
学校で習ってきた(ん?習ったっけ…?)「討論」というと何往復も議論を戦わせるイメージですが、議会の「討論」は一議案につき一人1回のみと決められていて、言いっぱなしとなります(おもしろいですね)。
今回わたしが行った「討論」は、次のとおりです。

 

 

議案第8号 平成29年度東浦町一般会計予算について、賛成の立場から討論します。

全体として、28年度とほぼ同額同規模の中に、メリハリの利いた予算編成となっています。

歳入については、税収見込みは厳しく、起債、基金繰り入れもありますが、一方で普通債、臨時財政対策債を含むその他の地方債は償還も順調になされる見込みで財政状況は維持されると判断できます。国の交付金等も積極的に活用するよう今後とも情報収集につとめられたいところです。

歳出については、地域づくり人づくりに、ハード面ソフト面バランスのとれた予算配分となっています。数ある新しい取り組みの中で上げるとすれば、コミュニティソーシャルワーカー配置事業、ひとり親家庭支援事業、地域支えあいセンター事業はわかりやすいハード整備の事業と違って、ゴールをどこに設定するのかによって成果が見えてくるまで一定の時間が必要です。職員みなさん、時には町民とともにチームで、ブレることなくめざす町の姿に向かって進めていただきたいと思います。

 また、第6次総合計画策定のために1466万8000円を計上されています。 2年 前倒しでとりかかる目的については高齢化、人口減少社会に対応したまちづくりの指針が必要であるという点は、私も同意見です。ここ数年での「景観計画」や「コンパクトなまちづくり計画」策定における住民参画のあり方の経験から得た教訓を生かし、町民による町民のための総合計画が策定されるよう注視してまいります。

一方、29年度予算が組まれなかったものとして、東日本大震災被災地職員派遣事業があります。本年度をもって、職員派遣は終了ということです。平成25年度から28年度にかけて大船渡市に派遣され復興支援に当たられた延べ5名の職員のお一人お一人には敬意と感謝を表します。派遣職員のかの地での貴重な経験は本町の住民福祉の向上にとって間違いなくプラスとなっていくことでしょう。職員派遣は終了となっても、町として被災地へ寄り添う気持ちは忘れずにいたいと思います。

 以上をもって、議案第8号平成29年度一般会計予算についての賛成討論とします。


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