12月議会には、可愛らしい傍聴者さんがみえました。
来年から保育園の年少クラスに通う予定のSくんと、ママ。
一般質問の通告一覧をネットで調べ、小松原議員の保育園保育料をはじめとする東浦の子育てについての一般質問の時間に合わせて、傍聴にきてくださったのでした。
本当は、同じ日の午後、杉下議員の質問も両方来たかったのですが、都合がつかず(お昼寝もありますし…)、小松原議員の時間のみとなりました。
わたしも会ったことのあるS君は人懐っこくて元気のいい明るい子で、傍聴席でおとなしくしていられるか、ママも大変心配していましたが、約45分ほど、もう少しで小松原議員の質問が終了するところまで傍聴席にいることができました。
東浦町議会の傍聴規則は、傍聴席へのこどもの入室を禁じていません。
大声を出したり走り回ったりして会議の妨害になると議長が判断したときは退場していただくことになりますが、それは子どもでも大人でも同じこと。今回も、傍聴申請書にSくんの分も記入して一人前に傍聴券を受けての入室でした。傍聴受付の職員もきちんと対応してくださったようでよかったです。
小学生の傍聴が認められずロビーのモニターでの視聴となったり、議員が子どもを膝に抱いて議席に座って論議を呼ぶなど、議会と子どもについてはいろいろありましたが、東浦町は傍聴に関しては規則上も運用上も大丈夫ということがこれでわかりました。
それは良かったのですが…
実際、未就園児を連れての傍聴はママにとっては、まわりの目を気にしながら、子どもの様子もみながらでは関心のあるわかりやすい内容であっても、集中できるものではありませんでした。(ママ本人談)
議会の側が、子ども連れでも傍聴できる音漏れしないキッズスペース傍聴席を設置するか、託児サービスを提供するか、これからの課題です。
議会を見たいとなったとき、今回は子どもを連れて行くという選択肢がありましたが、時間や役場までの交通手段、ほかにも様々な理由で傍聴に来られない方はあるはず。
そんな方のために、「議会がやっているときに役場に行って手続きをして傍聴席に入る」ことをせずとも議会の様子が見られるように、早く映像配信始めないとなー・・・請願採択したのは6月議会、それから9月、12月、かれこれ半年たちました。じれったい、議会の動きです。
傍聴席と議員席がこれほど近い議場も珍しいのでは?