OSTRICH FEATHER BOA

お前の意見は求めん。

Poem29

2016-01-31 19:31:22 | Poem

狂った果実
イカれた世界
どれもこれも
お前の傍に溢れてる

咽てる蒸せるその中で生きろ

そこにいるだろ
ここにいるんだろ
小さけりゃ叫んじまえ
禁断なんぞ踏み荒らせ

狂った果実
イカれた世界
死ぬ気で生きても
報われる未来はない

ありとあらゆるどうでもいい事ばかりが喚きやがる

落ちぶれて
呑まれてしまう
どこにもない怒り
追放されたココで吐き出せ

延々と繰り返されるゴキブリ並の悪意の群衆
ガサガサ動きやがって俺の周りを這いずり回る
鬱陶しい
消えてくれ
消えないなら
叩き壊す

終わりたくても
終わりたくないだろ
終わるわけいかねえだろ

声と汗と息がある
絶頂と苦痛の中で
見つけろレゾンデートル
どうせ誰も見てられない
孤独で狂った果実
鮮やかに爆ぜろ


Poem28

2016-01-20 23:35:48 | Poem

崩壊寸前の狂喜
私は引きつった笑みを浮かべる

怖いそう怖いのよ何もかも
黒い狂信めいた集団が無表情に迫る

死んでなお地獄というなら今ここは監獄

禁断の果実を分け合った貴方
幹から腐っていたことに気付いていたの

私はそう狩人に刺された雫を垂らし彷徨う迷宮

崩壊寸前の狂喜
私の笑みは笑みでなくなる

階段に佇む場所が異なるだけで錯覚する愚者
何もない君を支えているのはその階段
崩れて無になる時
君を支えるものは何?

僕は今日も見下している


Poem27

2016-01-18 22:40:26 | Poem

些細なすれ違いから生まれる
黒い感情が生み出されて行く
僕を埋め尽くして漆黒に染める
純白な心は悪意に揉まれている

上りつめる泥臭い蔦が群がる穴
底から這いあがる貴方を見ている
体に生まれていく黒と赤の斑
とてもとても滑稽だね

狂った眼孔剥き出しの歯肉
欲のままありのままの醜さは
あの時の笑顔が偽りでなくても
何もかもを虚無に変えてかき消していく

上り詰める貴方に食い込むソレを見ていた

何もかも黒の泥水に塗れていく
体中に群がる🐛の感触確かめながら
微睡んだ視界くぐもった空気の中
糸で繋がれた絡繰り人形と化していた

僕らは誤魔化し合って生きている
糸と糸が解れないように上手く棲み分ける
けれども雁字搦めになってしまうと
余りに窮屈すぎて押しつぶされる

抜け出せないのに糸と黒は付き纏う
あの人が落ちてくるのを放っていた
所詮傷つき騙し合うことが業ならば
踏みつけ沈めてしまうことさえごく当たり前で..

悲しいね
光は黒の中に存在する影
僕は掌でほくそ笑みを隠す

上り詰めた先に広がる絶海の孤独
貴方は恐怖に耐えきれず絶叫さえできず泣いている


Poem26

2016-01-17 19:36:52 | Poem

僕は不思議な夢を見た
誰もいない世界
僕はとても気持ちが良い
だけど何処か寂しい

目が覚めると普通の風景が
知らない天井ではない
時を刻んでいる感触
何もないこの部屋から出よう

ああ澄み切った空ではない
スモッグとフォックス溢れてる

何もないことだけが幸せなのかい
変わらないことが無常なのかい
僕にはわからない
繰り返す日々の中で何を残せるだろう

僕はとても不思議な心地に誘われて
群がりの中で吸い込まれて行く
目を併せぬ物言わぬはざまにいても
どことなく心地よさを感じていた

ネオンナイトが光続けて
暗く澄んだ空を照らしているのを見ていた

何もない僕には映ることが出来ない
ああ見下してたんだ取り巻く全てを
ただ誤魔化して気付かないフリして
流れてきたのにまだ何を望んでいるの?

君に歌えるのは数知れた言葉だけ
何を伝えたいんだろう
言葉ではなくただ寂しがりの
僕は温もりが欲しいだけだね

誰もいない世界を時に臨んで
取り返しのつかない過ちに縋るだけの
気付いてまた離れたくないと引き返す
繰り返して何か大切なものを見つけるのさ

失ってしまったとしても

何もないことだけが幸せなのかい
変わらないことが無常なのかい
僕にはわからないけど少しだけ分かる気がする
繰り返す日々の中で何を残せるだろう


the GazettE LIVE TOUR 15-16 DOGMATIC -DUE- @福岡市民会館

2016-01-17 15:37:31 | LIVE

 バックドロップシンデレラ×打首獄門同好会のWレコ発ツアーの濃厚なライブで幕開けた2016年。
 2本目のライブ参戦は1/16の福岡市民会館で行われたthe GazettEのライブに行ってきました。彼らのライブは2014年のGROAN OF VENOMOUS CELL以来なので約1年ぶりになります。DOGMAのツアー、何本か行きたかったんですけど日程と都合の関係で折り合いがつかず今回のライブが初めてのDOGMA体感となりました。会場の市民会館とかそれこそ2012年のDIVISIONのライブ以来です。
漆黒の集団が天神から会場まで一直線に向かう光景ってなかなか無いと思うんで面白いですね。いつも後方席に縁のある僕なのですが、今回は細かく地域を回るためか福岡は1次予約率が低かったからか最前から2列目というとんでもないポジションでの参加でした。いつも後方ばっかりだったので全く期待してなかったのですが、1年近く前から予約してたんだからこの席で良かったなと、そんなこと思いながら客席見てました。ガゼットのライブって客層もそうだけど、僕の思う「ビジュアル系」のライブの雰囲気だと思います。ちゃっかりTシャツも買ったし。定刻開演と言いつつ10分押し位で始まりました。
ステージ上にはDOGMAのシンボルマークが掲げられた黒のバックドロップ。

SE:NIHIL
1.DOGMA
2.RAGE
3.DAWN
4.DEPRAVITY
5.UGLY
6.DERANGEMENT
7.BIZZARE
8.DERACINE
9.GRUDGE
10.GODDESS
11.WASTELAND
12.PARALYSIS
13.LUCY
14.INCUBUS
15.ATTITUDE
16.BLEMISH
17.DEUX
18.OMNIMOUS

ENCOLE1
19.INSIDE BEAST
20.VORTEX
21.SLUDGY CULT
22.COCKROACH
23.TOMORROW NEVER DIES

ENCOLE2
24.LINDA~candydive pinky heaven~

 物々しく不吉な感じがありながらもどこか神々しささえ感じるSEの「NIHIL」。バックドロップの後ろで照明が赤や白、青に切り替わりながら音源よりも長く拡張されたバージョンで流れつつ、DOGMAの世界へ誘っていきます。そして幕があけると既に定位置に着いたメンバーの姿がいました。客席の歓声が凄かった。
 アルバム通り「DOGMA」で幕を開けた本編。RUKIは漆黒の和の袴のような衣装で、エナメルで異国的な感じのこれまでとはまた違うどこぞの教主のような佇まいでした。しかも最初仮面をつけていましたが、曲が激しく転調する場面で下に取り捨てました。「DOGMA」という曲はこの世界感の核の一つであり始まりと全体を包括するような曲。RUKIが客を扇動し、会場全体が曲調に合わせて体を前後に動かすその様はまさに漆黒と教義の世界。そこから「RAGE」「DAWN」「DEPRAVITY」と冒頭からハードな楽曲へ突入。ヘドバンとコーラスの応酬。メンバーもヘッドバンギングするなど激しくパフォーマンスしていきます。飢餓感からか客席の歓声は凄かったと思います。RUKIも「今日はいつもより福岡少し熱いんじゃない!?もっともっと熱いの見せてよ!!」とやや興奮気味に煽っていたように見えました。ブレイク中によく霧が出てたんですけど物凄く汗臭かった。
 そのテンションの高い流れから新曲の「UGLY」へ。DOGMAの流れを引き継きつつも、憎悪みたいなものを吐き出したくて堪らないような、客席全体がヘドバンせずにはいられないのを想定して作ってるような曲です。そこから懐かしの「DERANGEMENT」というレアな楽曲。でも違和感なくピースの一つとして成り立ち、そこから「BIZZARE」へ。ミディアムテンポながらヘヴィなリフで攻めたてるこの暴れ曲は、どの曲とも雰囲気が異なる不思議な立ち位置を確立しているように感じました。
 ブレイクを挟んだのち「DERACINE」へ。赤い照明の中でメンバーが激しくヘッドバンギングしながら演奏しRUKIの響き渡る絶叫。彼のシャウトはこの曲に関して言うとシャウトでなく醜いものを吐き出す絶叫という方が正しいかもしれません。崩壊寸前でかろうじてバランスを保っていると言いますか。体ではなく心の方突き刺さってくる激しさです。それが失意や無気力にまで行ってしまったかのような退廃的空気の中でメロディの美しさが個人的に一番際立っていると思う「GRUDGE」を経て、失意の沼に深く深くズブズブと入っていくような、一方で今までのガゼットの雰囲気に近い曲と感じさせる「GODDESS」。戒氏のドラムソロが冒頭追加されていました。あの人の髪が金髪で少しピンクを入れてるように見えました。葵氏作曲の曲は、ギターの音色が凄く綺麗な曲が多いと改めて思いました。そして「WASTELAND」と続くわけなんですが、「BIZZARE」から「GODDESS」までの流れのエンドロールに聞こえました。DIR EN GREYの「滴る朦朧」とかにもあるリズムパターンですが、この変拍子的なアプローチで淡々と紡がれていく感じが斬新でしたね。ただ集中力を要求されるので個人的には見ててしんどい曲でもありました。
 ブレイクを挟んでお決まりの煽りから後半戦のスタート。「PARALYSIS」「LUCY」「INCUBUS」と激しい曲の連打であっという間に会場に熱気が充満してました。「LUCY」が音源では余り感じませんでしたが、ライブで体感して印象変わりました。飛んだり暴れたり叫んだりできる曲。秒「」深とほぼ同じギターフレーズの箇所があるのでそれも楽しみだったりするんですけど。そしてこの流れで「ATTITUDE」が来るとは思いませんでした。RUKIが「今までももう最高だけど、もっともっと激しいのを見せてくれー!!」といって「BLEMISH」で一つの絶頂を迎えた後、「DEUX」と連なっていきます。個人的にこの曲がこのアルバムの核と思っています。タイトルが「DEUX」な理由がずっと分からないままなんですが、歌詞の中で何かが終わってしまったということしか歌われてない気がするんですよね。いずれも俺たちも終わるからっていう。We will dieという言葉まで使ってまで。その先でまた君はどうする?ってところかと...。メロディと激しさの融合が一番完成されてる曲。歌詞も実は一番好きな曲です。僕も一度終わってる人間なので。そんなことを思いながらパフォーマンスを見ている内にSEが流れ「OMNIMOUS」へ。この曲「DIM SCENE」や「TO DAZZLING DARKNESS」と同じ雰囲気がしますが、あれら以上に暗くて染み渡ります。でも押しつぶされるのではなく、ただそこに存在しているモノを我々が俯瞰して視ているという印象です。DOGMAの濃厚な世界を締めくくってくれました。
最後は霧の中で歩くのもおぼつかないままステージ袖を消えていき、終了しました。アンコール以降はもう記載不要でしょう。

 こんな形で今回の福岡公演は終了しました。アルバムツアーの終盤戦ということもあって、かなり完成されたものを見ることができたと思います。新曲群ももう溶け込んでいました。DOGMAを初めて聞いたときはそのビジュアルなどから、初期衝動みたいな激しさに振り切った印象しかなかったのですが、実際入ってみると奥行きが深くて広い、これまでのガゼット以上に多彩な世界を構築している印象に変わりました。むしろ数多くのライブを経てきて、表現していくその枠みたいなものが過去最高に膨れ上がっているとさえ感じました。一昨年の「PULSE WRIGGLING TO DIM SCENE」を彷彿とさせる映像演出も過剰な照明演出もないシンプルに近いステージングでしたが、メンバーの佇まいと楽曲だけで成せれるというのは逆にバンドと楽曲がより強固になっていることの証と思います。代々木でいったんツアーを締めくくる訳なのですが、シングルのUNDYING、そしてTROISのツアーとDOGMAはまだまだ続いていきます。過去最長のアルバムツアーになると思うので、最終的にどう完成されるのか楽しみにしています。


【バックドロップシンデレラ打首獄門同好会Wレコ発ツアー「収穫祭でウンザウンザを踊る」】@福岡Queblick

2016-01-17 11:18:44 | LIVE

 2016年1発目のライブでバックドロップシンデレラと打首獄門同好会主催のレコ発ツアーに行ってきました。
バックドロップシンデレラを何かのきっかけで知って、それで行ってみようというところです。事前にほかのバンドも全て視聴したうえで行きました。会場のQueblickも初めての会場だったしバンドも全て初めて見るのでお初尽くしのライブになりました。
定刻通り行くつもりだったのですが職場で何と飛沫感染した職員がいて急きょ周囲の職員の対応ということで処方箋が出され、それが手元に来るまで職場待機を強いられてしまい結局スタートして30分位しての入場となってしまいました。こんなことも初めてです。なんでライブハウスにはあんなにパンクな服装で美人な女性が多いんでしょうかね。こんなことを思ったのも初めてです。

【ビレッジマンズストア】
 入場したら超満員で後方列でしか見ることができませんでした。実は本命のバックドロップシンデレラの次にライブで聞いてみたいと思っていたので、まさかのトップバッターだったというショック。「逃げてくあの娘にゃ聞こえない」という曲で僕はノックアウトされたのですが、赤に統一されたスーツという姿も歌い方、メロディ、サウンドの雰囲気も含めて昭和のブルースとか歌謡曲とかの、良い意味で少し古臭い雰囲気が魅力だと思っていて。完成されてますよね。スタイルが。汗だくの中で「ロックンロールをありがとう!!」みたいなことをずっと言ってました。礼儀正しいバンドだなあと。「地獄のメロディー」と最後2曲ほどで終了されましたが、熱いライブを相当こなしているんだなと思うくらいの熱気の入った演奏でした。ボーカルの人は羽毛の羽織をずっとつけて歌ってましたがこれが後々最後まで突っ込みに繋がっていくとは思わなかったでしょうね笑

【SHIMA】
 北九州出身の福岡県産のバンドでした。華奢で短く刈り込まれたイケメン兄ちゃん達の中でのボーカルの方のインパクトが凄かったバンドです。どうだったかというのは余計な誤解を招きたくないので書きませんが...。北九州から見に来る人もいたりと熱心なファンもいて、バンド自体も10年くらいやっていてレコードも出してて激ロックまで出ているというしっかりとメジャーで活躍しているバンドでした。なんかバンド好きな悪ガキ達がそのまま大人になってるという印象がしました。良い意味で、ですけどね。ライブは全員でZMAのジャンプから始まる「PARISLOTTE」から始まりました。この曲が一番好きでした。ほかに「REWARD」とか「STORY」とかはやったんじゃないですかね。英語と日本語を織り交ぜた歌詞にラウド~ヘビーな要素を取り入れていて、BEAT CRAUSERSのようなポップパンク、メロコアのような印象を受けました。音楽の嗜好に素直な分突出した何かを感じることは正直無かったのですが、MCで鹿児島の片田舎から都会を求めて北九州の折尾に住んだけどそんなに変わらなかった話や福岡県は全部天神だと思っていたみたいな話は個性的でした。バンド全体で煽ったりと凄く盛り上げるぞってアティチュードは感じました。客席ではモッシュピットが出来ていたりと盛り上がっていましたし、今日のお客さんは暖かいとも言ってたのも印象的でした。ビレッジマンズストアの羽がまだステージに残っていてそれをネタにしていました笑

【バックドロップシンデレラ】
 普通楽器転換が終了した後一度捌けて→SE長し→メンバー入場というのが一般なのですがメンバー全員セッティングが終わるとそのまま暗転してギターの人が「泳げたいやき君」の替え歌を披露するという意表を突いた、一方で潔い演出で始まりました。

SET LIST
1.およげたいやきくん
2.台湾フォーチュン
3.さらば青春のパンク
4.アラスカアバンチュール
5.ベルリントロンボーン
6.COOLです
7.一週間
8.池袋のマニア化を防がNIGHT
9.激情とウンザウンザを踊る
10.月明りでウンザウンザを踊る
11.池袋でウンザウンザを踊る

 バンド名もそうですが曲名にしろメンバーの名前にしろ佇まいにしろいちいちインパクトの強いバンドです。僕はそういう濃いバンドが大好きで、そんなインパクトのあるバンドだからこそライブを見てみたいと思いました。台湾フォーチュンから始まったライブは、いきなりでんでけさんがダイブをかまし、上昇気流を描くように客席を巻き込んでライブ会場全体が揺れるほどの盛り上がりを見せていました。客席はダイブ、ヘドバン、モッシュピットの嵐で、台湾や青春で荒れ狂い、アラスカで酔いしれ、ベルリンでは1,2のサインが掲げられ、COOLでは客が左右にムーブしたりとウンザウンザしてました。メンバーもパワフルなドラミングを見せる鬼ヶ島さん、クールながらも凄まじい指弾きを披露するキャナコさん、アフロを振り乱しながらかきむしるように弾くペリーさん、そして自由奔放にステージ上で動き回り変幻自在のパフォーマンスを魅せるでんでけさんと曲をプレイする度にアクティブ感を増していました。それでいてMCの時に魅せ佇まいは凄く繊細な印象を持ちましたね。YouTubeとかでアップされてる代表曲の殆どを演奏してくれましたが、たぶんこのバンドの魅力は予測がつかない自由な盛り上がりが出きることだと思います。サウンドもメタルが主軸だけど急にテンポチェンジしたり、展開が早いのもあれば遅いのもあるし、パンクスみたいなのもあればムーディーなものあるしで個性を無理くり凝縮してまとめたような、でも良い意味でまとまってないような歌詞と音の世界とかですね。意味のないことでも思わせぶりに感じることもあります。マニア化とはプチ社会風刺なのかなと思ったりするんですけど。   
 その予測のつかないハラハラ感とスリリングが魅力だと思います。特に終盤のマニア化~激情~月明り~池袋のカオス具合は凄かった。大人しく見ていたかったのに僕も何故かサークルに交じって何かの曲でスキップをやる羽目になりました..。でんでけさんは最後天井に捕まって逆上がりをしてました。メリーのガラも昔やってたやつですね。尋常でない盛り上がりを見せて終演となりました。

【打首獄門同好会】
 なんだろう...単純に面白かった。

SET LIST
SE
1.DON-GARA
2.だいたいOKです
3.TAVEMONO NO URAMI
4.ヤキトリズム
5.New Gingeration
6.デリシャスティック
7.私を二郎に連れてって
8.日本の米は世界一

ENCOLE
9.フローネル

 メンバーが3人と聞いてたのですが、そして物販コーナーにいた売り子の女の子がサングラスをつけて映像出し兼煽り役みたいな形で上手にいました。格好はみんなパンクロッカーみたいな雰囲気で、演奏される曲はド直球なメタルのサウンドで歌い方もそれを彷彿とさせる歌い方なのに、ひたすら食べ物を賞賛する歌詞を載せ大真面目に演奏しているそのギャップが面白かったです。しかも10年やっているということで完成されてる印象もありました。歌詞ってセンスもあると思うんですよ。なかなか狙ってできるものじゃなくてうまーく昇華しているんだなと。ステージ上にはテレビモニターとプロジェクターを設置して、そこに演出もかねて歌詞テロップが表示されていて盛り上がりに一役買っていたと思います。設置台が揺れまくっていたので映像も揺れ揺れだったんですけど笑 途中でショウガの被り物を被って歌うというパフォーマンスもありましたがきっと機材で運ぶ時に荷物になっているんだろうなと思いました。それに客席にうまい棒を配るアーティストを僕は初めてみました。しかもそれをネタにした曲でみんなヘドバンしているという。実は「デリシャスティック」が結構好きなんですけど、上手の人はサングラスを抑えてヘドバンしていたのをよく覚えています。緊張していたのか当初は黙々と演奏していたボーカルの人が途中からラピュタの話題になり、今日金曜ロードショーでラピュタをやっているのにここに来た貴方達は偉いみたいなことを言っていました。そして客席を使って自分がやりたかったというバルスをみんなでやっていました。バルスバルスと何度もやっていたので相当思い入れがあるんだろうと思いました。凄く満足そうでした。その後もバックドロップシンデレラのアルバムタイトルをオパではなくオーピーエー良いですねと言ったところ暫くネタにされてしまったり、そのアルバムの宣伝をしていたり、ベルリンの替え歌を作って客席に歌わせたりとやりたい放題やってました。最後のフローネルでは物語風のショートムービーと連動して演奏してたのですが、お風呂最高お風呂最高お風呂最高と終演後自宅に向かう我々への手向けのような曲にも聞こえました。バックドロップシンデレラとは違った意味でインパクトのあるバンドでした。

 そんなわけで個性的なバンドばかり集まったライブで幸先の良い今年1発目のライブでした。また会いたいですね。
終演後何故か会場に入る階段口のところにでんでけさんがいて何をするでも佇んでいました。とにかく一礼だけして帰ると軽く会釈してくれました。やっぱり不思議な人だなあと思いながら、帰路につきました。お風呂最高!!


Poem25

2016-01-11 23:12:34 | Poem

逸らした視線で誤魔化す
紫煙で霞む時間を揺蕩う
気付かないフリで向けた笑顔
揺れる気持ちに素直になれない

不器用に繋がって
ただ思いやる離れなくない気持ち
約束は出来ない別れの時でも
顔が見れない分言葉を伝え合う

蒼き花束は実を熟して
溶け合わせた祈りは花束と
ぎこちなさは取れないけれど
最愛の口付けを




 


Poem24

2016-01-08 21:15:16 | Poem

Ladie's&Gentlemens
怠惰裏切り自己中エゴイズムとピュアハートの極彩色のパレードへようこそ
ほら僕はここにいるよねえ私を見てよお前などどうでもいいから消えてくれ
所詮一方向に向けられた蜘蛛の意図
スクランブルCrash Drain Your Your Your Brainwash
お前の頭をぶち壊してやりたい

Hello New Romantic World
私傷つきたくないから私にだけ優しくして欲しいそっとしておいてワンダフルワールド
模様色彩今日も傷つけられて笑ってる多大な犠牲と痛みなど私の知ったことではない
自分がよければそれでいいの究極のエゴイズム
ええそうよ所詮人間なんてそんなものでしょ

I don't mistake about that decision
私利私欲に利用した黒光りのメタラス
時により変わりゆき淘汰されただけの業火と驚嘆
もたらされたのは悲哀と憎悪 直面した時に掲げられる正義
「私は間違っていない」

Fake God? White God? FXXXin'God!? MotherfXXXXer!!!

思いやりも愛しさもすれ違う中で生まれてくる苦悩と憎しみ
もたらした時の純粋な「願い」それは妄想かつ泡沫に消える綿飴の如く
増殖していく自己愛だけ大切に誰も彼も傷つかず悲しまずああ無関心無関心
I for me All for me 取柄なのは自尊心だけだね腐ってぶら下げたソレだね

媚びるはびる遜るShit shit shit shit..........
コイツアイツ会津でも気づいてる気付いてる気付かれてること気付いてる
嘘は付けないねやり辛いね素直なんて慣れないからプライドだけは傷つけんな!!
誰も彼もどうでもいいことに拘りすぎてアイデンティティ歌うことが無様すぎる
小さいね小さいね小さいね純粋にいたいだけなのになれないね僕も君も彼も

ほらそっと今日も君の傍で悪意が囁く