~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

スヴャトスラフ・リヒテルさんのラフマニノフ/第2番

2013-01-19 07:32:57 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

最近、ラフマニノフ漬けになってることを書きました。(こちら)
ウラディミール・ホロヴィッツさんの第3番のCDを聴いて、感動して、第2番も聴いているという状況です。
ところが、ウラディミール・ホロヴィッツさんは、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を録音していないのです。

何故なのでしょうか。。

 
さて、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番といえば、私はウラディーミル・アシュケナージさんの演奏を一番愛聴しています。

クラシックが好きになったとき、最初に購入したチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番のLPのB面にアシュケナージさん(p)とキリル・コンドラシンさん(指揮)のラフマニノフのこの第2番がカップリングされていたのです。

その演奏が気に入って、今でもアシュケナージさんのラフマニノフを愛聴しているという訳です。(こちら)
ですが、今日紹介するのは、スヴャトスラフ・リヒテルさんがピアノを弾き、スタニスラフ・ヴィスロツキさんの指揮、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団が協演した演奏です。
 

私が最初にアシュケナージさんを買ったころには、当然ながらこのリヒテルさんのLPは名盤と言われていて、その後もずっとこの曲の最高の演奏として誉れ高い地位を築いています。

私は当初アシュケナージさんの演奏を聴いていたので、評判のリヒテルさんのLPはしばらく経ってから購入しました。

さすが名盤と言われる演奏でした。

ゆっくりとした冒頭から、ダイナミックで劇的な厳しい演奏です。

でも、アシュケナージさんのほのぼのとした感じの演奏と比べると、かなり暗い感じも受けます。
これがラフマニノフの世界かも知れませんが。。

この2人の演奏を聴くだけでも、ラフマニノフにも色々な演奏があり、そして、それぞれに素敵な演奏があるのだと改めて思いました。

もちろん今はリヒテルさんのCDを購入して聴いています。

チャイコフスキー&ラフマニノフ:ピアノ協奏曲、他
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調op18

  独奏:スヴャトスラフ・リヒテル(p)
  指揮:スタニスラフ・ヴィスロツキ
  管弦楽:ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団


少し暗いとはいっても、やはり、いいですね!

アシュケナージさんとは少し違ったラフマニノフの第2番。
これからもよく聴いていくだろうなと思う名演です。


でも、こうやって調べてみると、私はこの2番のCDについては、アシュケナージさんとリヒテルさん、そしてラフマニノフさん自身の演奏を好んで聴いているようです。

ビデオに録画したアンスネスさんの演奏もよかったから、アンスネスさんを含めいろいろなピアニストのCDも聴いていきたいなあと思っています。。
 


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