都心の一角、緑でいっぱいの、爽やかでピリっと澄んだ空気の中で。
象牙の鍵盤に、脱力仕切った上体の体重をどっしりとかけて、
2000人の方々とシンクロすること。
私には、生まれたときから、ひとつひとつの活動を、共に見つめ、喜んでくれる肉親がいません。
それは、誰のせいでもない、静かな事実です。
でも、長年家族のように信頼させていただいている女性に、笑顔でご報告をしたら、
はらはらと涙を流して喜んで下さって。
いろいろなことに、気づかせて頂いた、心よりありがたい貴重な機会でした。
私は、まだまだ、本当にまだまだ。
でも、いつでもどんな時でも、感謝の気持ちを忘れずに。